DIRFD

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前

dirfd - ディレクトリ・ストリームのファイル・ディスクリプタを取得する  

書式

#include <sys/types.h>
#include <dirent.h>

int dirfd(DIR *dir);

glibc 向けの機能検査マクロの要件 (feature_test_macros(7) 参照):

dirfd(): _BSD_SOURCE || _SVID_SOURCE  

説明

関数 dirfd() はディレクトリ・ストリーム dir に関連づけられたファイル・ディスクリプタを返す。

このディスクリプタはディレクトリ・ストリームが内部で使用するものである。 よって、ファイルの位置に依存せず、かつその位置を変更しない関数 fstat(2) や fchdir(2) などでしか役に立たない。 このディスクリプタは closedir(3) が呼ばれたときに自動的にクローズされる。  

エラー

エラーの場合は -1 が返される。  

準拠

この関数は BSD 拡張であり、 4.3BSD-Reno には存在するが、4.2BSD には存在しない。 libc5 (5.1.2 以降) と glibc2 に存在する。 POSIX.1 の将来のバージョンに含めるかの検討中である。  

注意

dirfd() のプロトタイプが使用可能なのは、 _BSD_SOURCE または _SVID_SOURCE が定義されたときのみである。  

関連項目

open(2), closedir(3), opendir(3), readdir(3), rewinddir(3), scandir(3), seekdir(3), telldir(3)


 

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エラー
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注意
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Time: 04:31:36 GMT, November 19, 2007