FFLUSH

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 1993-11-29
Index JM Home Page roff page
 

名前

fflush - ストリームの内容を強制的に出力(フラッシュ)する  

書式

#include <stdio.h>

int fflush(FILE *stream);  

説明

fflush() 関数は、ユーザー空間でバッファリングされているすべてのデータを 与えられた出力に書き出す (フラッシュする)。 あるいはストリーム stream の下位にある書き込み関数を用いてこのストリームを更新する。 ストリームは開いた状態のままであり、 この関数によって何の影響も受けない。

stream 引数が .BR NULL ならば、 fflush() は開いているすべての出力ストリームをフラッシュする。

これらの処理をロックせずに行いたいときは、 unlocked_stdio(3) を参照のこと。  

返り値

成功すると 0 が返される。 その他の場合には EOF が返され、大域変数 errno が、エラーに対応した値に設定される。  

エラー

EBADF
Stream は開いているストリームではない。 あるいはストリームは書き込み用ではない。

fflush() 関数は write(2) ルーチンで指定されているようなエラーで失敗することもある。 この場合 errno もその値に設定される。  

準拠

C89, C99.  

注意

fflush() は、 C ライブラリが与えているユーザー空間のバッファしかフラッシュしない。 データが物理的にディスクに保存されることを保証したければ、 カーネルバッファもフラッシュしなければならない。 これには例えば sync(2) や fsync(2) を用いる。  

関連項目

fsync(2), sync(2), write(2), fclose(3), fopen(3), setbuf(3), unlocked_stdio(3)


 

Index

名前
書式
説明
返り値
エラー
準拠
注意
関連項目

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:31:39 GMT, November 19, 2007