ATD

Section: Linux Programmer's Manual (8)
Updated: Mar 1997
Index JM Home Page roff page
 

名前

atd - 後で実行するためにキューに入れられたジョブを実行する  

書式

atd [-l load_avg] [-b batch_interval] [-d] [-s]  

説明

atdat(1) によってキューに入れられたジョブを実行する。

 

オプション

-l
負荷レベル (load factor) の限界値を指定する。これより大きい状態では、 batch ジョブは起動されない。コンパイル時のデフォルトの値は 0.8 である。 n 個の CPU からなる SMP システムでは、この値は n-1 より大きくすると良いだろう。
-b
バッチジョブの起動間隔の最小値を秒単位で指定する (デフォルトは 60)。
-d
デバッグモード。エラーメッセージを syslog(3) に渡すのではなく、標準エラー出力に表示する。
-s
at/batch キューを一回しか処理しない。これは主として古いバージョンの at との互換性を保つために用いられる。 atd -s は昔の atrun コマンドと等価である。以前との互換性のため、 atd -s を起動するスクリプトが /usr/sbin/atrun としてインストールされている。
 

ファイル

/var/spool/atjobs ジョブを保存するディレクトリ。このディレクトリはモードを 700、オーナーを daemon にするべきである。

/var/spool/atspool 出力を保存するディレクトリ。このディレクトリはモードを 700、オーナーを daemon にするべきである。  

関連項目

at(1), atrun(1), cron(1), crontab(1), syslog(3)  

バグ

atd の機能は cron(1) へ統合されるべきである。


 

Index

名前
書式
説明
オプション
ファイル
関連項目
バグ

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:32:14 GMT, November 19, 2007