TrueType Fonts with XFree86 4.0.x mini-HOWTO Bartek Kostrzewa, bartek@pt.lu 0.0.4, 2001-02-23 この mini-HOWTO では TrueType フォント (*.ttf) を XFree86 4.0.x で使う 方法について説明します。【訳注: この文書では xtt や TTcap について触れ ていないので、日本語環境にはそのままでは適用できないかもしれません。 at your own risk でご利用ください】 ______________________________________________________________________ 目次 1. はじめに 1.1 著作権 1.2 免責 1.3 新着情報 1.4 謝辞 1.5 翻訳 2. 手順 ______________________________________________________________________ 1. はじめに 1.1. 著作権 Download, copy and redistribute this text freely. If you do any changes, please submit them to me, and I will pass them to the LDP, of course, credit will be given. Copyright (c) 2001 by Bartek Kostrzewa (日本語訳) 複写・ダウンロード・再配布は自由に行ってください。変更を行ったら私に投 稿してください。 LDP に連絡し、もちろん謝辞に適切な追加を行います。 1.2. 免責 Use the information in this document at your own risk. I disavow any potential liability for the contents of this document. Use of the concepts, examples, and/or other content of this document is entirely at your own risk. All copyrights are owned by their owners, unless specifically noted otherwise. Use of a term in this document should not be regarded as affecting the validity of any trademark or service mark. Naming of particular products or brands should not be seen as endorsements. You are strongly recommended to take a backup of your system before major installation and backups at regular intervals. (日本語訳) この文書にある情報は、読者自身の責任の下に用いるようにしてください。こ の文書中に存在するかもしれない誤りに関して、筆者は一切責任を持ちませ ん。この文書の概念や例、その他いかなる内容に関しても、これを用いる際に は読者が判断し、責任をとってください。 各著作権は特に記述がない限り、それぞれの保有者に帰するものとします。こ の文書中における語句の引用は、その商標の範囲には抵触しないものとみなさ れます。 インストール作業をする前にはシステムのバックアップをとっておくこと、ま た定期的にバックアップをとり続けることを強く推奨します。 1.3. 新着情報 o 0.0.4: XF86Config への fontpath の追加に関し、いくつか説明を追加。 o 0.0.3: 法的な問題の可能性を避けるために少し修正。 o 0.0.2: Netscape のフォントスケーリングに関する記述の間違いを修正。 o 0.0.1: 最初のリリース。 この文書は から入 手可能です。 1.4. 謝辞 Debian TTF howto を書き、私を正しい道に導いてくれた :o) Bear Giles に 感謝します。 もちろん多大な努力を払って XFree86 を維持してくれているメンバーにも感 謝します。 ttmkfdir を書いてくれた Joerg Pommnitz にも。 LDP に対しても大きな大きな感謝の意を表したいと思います。彼らが善意の ネットワークを構築・維持してくれているおかげで、多くの人々がその善意の 手に導かれ、乗り越えがたい Linux の学習曲線を越えてきているのですか ら。 この HOWTO の 0.0.2 以前に、法的な問題の可能性がある記述があることを指 摘してくれた Joe Meadows に感謝します。 1.5. 翻訳 今のところこの mini-HOWTO の翻訳については知りません。翻訳を行いたい人 は、やってそれをご自分で投稿してください。あるいは私に連絡してくれれ ば、謝辞に入れて公開します。 コメント・提案は以下の私のアドレスまで: bartek@pt.lu 2. 手順 ttf フォントを (例えばフォントのダウンロードを許可しているたくさんのサ イトのどれかから) 入手して、以下の手続きを root 権限でコマンドラインか ら行います: o mkdir /usr/X11R6/lib/X11/fonts/Truetype o cp /home/joeuser/yourdownloaddirectory/*.ttf /usr/X11R6/lib/X11/fonts/Truetype o cd /usr/X11R6/lib/X11/fonts/Truetype o ttmkfdir > fonts.scale o mkfontdir もしどこかのパーティションに Windows が動作する状態でインストールされ ていれば、直接そこからフォントを使うこともできます。フォントを Linux パーティションへコピーするのは *不法行為* とみなされます。まず windows パーティションを Linux から検知して使えるようにして (ほとんどのディス トリビューションでは、インストールの際にこれをデフォルトで行います)、 root 権限で以下を行いましょう。 o cd /etc/X11 o 好きなエディタで XF86Config を編集します。 X のディストリビューショ ンによっては、このファイルには番号が追加されているかもしれません (例: XF86Config.4)。お使いの X11R6 がどれを使っているかを知るには、 less /var/log/XFree86*+ として、 log に書いてあるファイルを上記の ファイルの代わりに編集します。 o エディタから Files セクションを探し、次いで FontPath と言う行を探し ましょう。このリストの末尾に FontPath "/yourwinpartition/windows/fonts/" という行を追加すれば OK です。 (yourwinpartition はあなたの windows パーティションのマウントポイン トに置き換えてください。) o cd /winpartition/windows/fonts o ttmkfdir > fonts.scale o mkfontdir これで Windows パーティションにあるすべてのフォントは X で正しく動作す るはずです。 さあ、やってみましょう。TrueType フォントが使えるようになるはずです。 フォントを追加したい場合は、それらの *.ttf ファイルを上記のディレクト リに移動/コピーし、作業を繰り返してください。 Netscape にはこれらのフォントに関して問題があり、 Fonts ダイアログの "Allow Scaling" の設定をチェックしないといけません。フォントサイズとし て 0〜12 しか表示されませんが、あわてないように。Mozilla にはこのよう な問題はありません。 Opera も大丈夫です。 実行ファイル ttmkfdir は XFree86 の 4.0.x ディストリビューションに入っ ているはずです。 ttmkfdir が見付からない場合は、 から取得してください。 最新版の XFree86 (現在 4.0.2) は にあります。