なかのにっき

最新版はこちら。 突っ込みは各日付の BBS エントリのほか、 メール (nakano@st.seikei.ac.jp) や フォーム からどうぞ。 なおスパム除けのため、BBS 機能には 緩い認証を入れて います。 検索エンジンから来た方は、エンジンの方のキャッシュを見るか、 下の簡易検索を試してみてください。


hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

先月 1999年12月 来月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
Namazu for hns による簡易全文検索
詳しくは 詳細指定/ヘルプを参照して下さい
検索式:

1999年12月02日(木) [n年日記]

#1 [LDP] 11/26〜12/1 の ldp-discuss

55通.

Re: VA Linux's Spamming:

まだ続いてるけど、無視無視(笑) *1

Programming-language-mini-HOWTO?:

コメントつかないな.

IRC-channels-mini-HOWTO?:


Gjoen さんから から refer していいかのフォローがつく.

Website:

ロゴ決まる. し、渋い. 検索は準備中, バナー広告は 12/15 に消える予定らしい.

comments on website:

いろいろコメントがついたが, HOWTO の呼称に関する議論がちょいと面白い. とりあえず「Linux 関係では HOWTO, HOWTOs にしよう」 ということで落ち着いたみたい.

Comments on Website:

8 ビットカラーの端末だとうまく見えないらしい(笑). あと全体のデザインを統一しよう, との意見も.

Link needed...:

トップページに検索へのリンクを, の意見. htdig から Udmsearch に乗換え中なのでちょっとまってね, の返事.

White さんからは "to-do" ページはいらんかえ, の意見. 置く方向で検討されている.

how to insert an url:

<url と <htmlurl の使い分け. JF でもあったのでコメントしておく.

Re: Boilerplate-license:

確定したみたい.
 BOILERPLATE LICENSE

Here is a sample copyright notice and``boilerplate'' license you may
want to use for your work:

Copyright (c) 2000 by John Doe (change to your name)

Please freely copy and distribute (sell or give away) this document
in any format.  Forward any corrections and comments to the document
maintainer.  You may create a derivative work and distribute it
provided that you:

1. Send your derivative work (in the most suitable format such as
  sgml) to the LDP (Linux Documentation Project) or the like for posting
  on the Internet.  If not the LDP, then let the LDP know where it is
  available.  Except for translations, send a copy to the previous
  maintainer's url as shown in the latest version.
2. License the derivative work with this same license or use
  GPL.  Include a copyright notice and at least a pointer to the
  license used.
3. Give due credit to previous authors and major contributors.

If you're considering making a derived work other than a
translation, it's requested that you discuss your plans with the
current maintainer.

DocBook Assistance:

移行用の informal committee をつくるらしい.

Quick Note:

CVS 公開予定のおしらせ.

*1: ちなみにうちも来たけど、速攻で d.

#2 [paper] 今日読んだ論文

H. Ninomiya, et al.; JVST B 17(5) pp.1903 (1999):

SiO2 matrix に成長させた Ge nano particle を grazing incidence の XRD で評価の論文. サイズの成長温度依存性に加え, 化学状態の XPS 評価も.

H. Takei; JVST B 17(5) pp.1906 (1999):

ポリスチレンの nano particle を表面に分散させ、 その上に Au を蒸着している。分光特性のサイズ依存性、 密度依存性など。おもろい。

W. Chen, B. Abraham-Sharauner and J. R. Woodworth; JVST B 17(5) pp.2061 (1999):

プラズマイオンエッチング。表面に突入してくるイオンの エネルギー分布関数を仮定、トレンチエッチングの形状をシミュレーション.

H. Murakami, et al.; JVST B 17(5) pp.2321 (1999):

Cu 微粒子のスピンキャストによってトレンチフィリングをする試み。

N. F. Cooray, et al.; JJAP (part1) 38(11) pp.6213 (1999):

昭和シェルのグループ. CIGS ベースの太陽電池用 ZnO 窓。 先に RF で付けて、その後 DC で積むといいらしい。ふーん。

S. Rusponi, et al.; APL 75(21) pp.3318 (1999):

Ag(001), Ag(110) を Ne でスパッタしたときの表面形状. 低温の斜め入射で wavy な形状が出るのは以前からの通り. 高温の diffusion が効く領域で垂直入射させると、 結晶の対称性を反映した構造になる、というのが発見。 SPA-LEED の Antiphase Diffraction で後者を見ている。
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1999年12月03日(金) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

って、日付を挟んで続いているだけだが.

G. Lengel, et al.; PRB 60(12) pp.R8469 (1999):

GaAs, InP の MBE 成長の surf. roughness を STM で評価. 温度、 flux、 V/III ratio を変化させ、層状成長→mound 様成長 を調べ、 roughness exponent を求めている。 成長様式とαには、直接の関係はないように見えるなあ。

K. Takahashi, et al.; PRB 60(12) pp.8748 (1999):

Ag(111)/Cu(111) の ARUPS. Ag 膜厚 3nm, 5nm。 40〜350K で quantum well 状態を測定、らしい。

C. D. Pownall and P. A. Mulheran; PRB 60(12) pp.9037 (1999):

stepped surface での成長シミュレーション. step での 2D nucleation & growth と coalescence.

Jean-Claude Weeber, et al.; PRB 60(12) pp.9061 (1999):

誘電体上の metal nanowire を伝播する surf. plasmon の 減衰長などの理論計算.

Y.-P Zhao, et al.; PRB 60(12) pp.9157 (1999):

絶縁膜の surf. roughness が capacitance や leakage current に及ぼす影響の計算。前振りのネタにはなるかな。

#2 [JM] 今日の commit

1.27→1.28 の update 作業. *.7 が実は *1 結構変わっていることを発見してガッカリ.
*1: ML に「変わってないよ」ポストを投げた後、 cvs commit メールが queue にエラーで引っかかってるのを発見...
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1999年12月06日(月) [n年日記]

#1 週末の過ごし方

やはり風邪が抜けてなかったところで、先週はちときつかったらしい。 ひたすら食う寝るの繰り返しだった。K-1 とかは見たが。

#2 [JM] 今日の commit

ためてた分をリリース。 そろそろ LC99 の準備せんとまずいので、しばらく休眠かな。
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1999年12月07日(火) [n年日記]

#1 [LDP] 12/02〜12/06 の ldp-discuss

47 通。

how to insert an url:

つづき。 DocBook では
<ulink url="http://website.host/">anchor text</ulink>
といれるらしい。

んでやっぱり HOWTO はもうしばらく linuxdoc-dtd だよ、の再確認。

DocBook Assistance:

OSWG は DocBook DTD だから連絡取ってみようか、な Hugo さんのフォローが付く。

FreeBSD の Nik Clayton さんが詳しい、とのコメントも。

LDP search capability:

freeWAIS で実装されたらしい。htDig から乗換えた理由の一つは:
If you are coming from a mirrored site, the search is performed
on www.linuxdoc.org, but the individual results (URLs) will point
you *back* to the mirrored site from which you came. I understand
that doing that may be somewhat problematic if the mirrored site
is out of sync with the master LDP site on metalab, but I also felt
that the benefits of performance (retrieving the actual docs from
the mirrored site you are accessing) outweighed any potential
negatives. Correct me if I'm wrong in my assumption.
namazu にも実装してもらえるかな?

comp.os.linux.answers へのアナウンスはどうしよう、 英語以外のページも引っかかるの? などのコメントが付く。

[gprien@slick-net.com: text] → New Kernel Guide:

Endacott さんから、 kernel Hackers guide を update しようとの提案。

<table>s in SGML:

sgml で表は書けますか? の Q. Lyx で template 使うといいですよ, 生で書くならこんな感じ, のフォロー。
  <tabular ca="l|l">
  first column | second column @
  first column, second row | second column, second row @
  </tabular>

Guides & DocBook:

Editing/QA for LDP docs.:

CVS 運用に関する話。例えば proof read した人が check in したら、それは author に知らされるべきなのか? など。

URLs:

リンクは LDP 上相対で書くのか絶対で書くのか、な Q. 続きそう。

#2 学生実験

朝から夕方まで (午後は実験指導しながらだが) 30 通もレポートの採点をした。 途中でキモチ悪くなってしまった。 しかしこれで今週は楽になるな。
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1999年12月09日(木) [n年日記]

#1 [linux] PS-104F

ぷらっとホームのキーボード・モニタ・マウス切替機 PS-104F が, 高解像度 (といっても 1280x1024@19inch) だと画面が滲むなあ, と 思っていたのだが, 何のことはない ケーブルが悪かった だけらしい(^^; 高品位ケーブルにしたらよく見えるようになった. これで再び Win & X のダブルウィンドウ環境(笑) が戻ってくるな. potato box に入れよう。

#2 [labo] AFM

受光部の動きがおかしい... 開けてみて, 直らなかったらまた修理か.

#3 学生実験

週に二回あるうち, 3 年生の実験は今日が最終回. 来年のメンバーに影響するので実は結構重要なのだが, さてウケはどうだっただろうか?

#4 [paper] 今日読んだ論文

川上彰二郎, 大寺康夫, 川嶋貴之; 応用物理 68(12) pp.1335 (1999):

フォトニック結晶のレビュー. 作成のところで, RF バイアススパッタを使った Si/SiO2 多層膜の形成について 述べている. 条件を選ぶと, 下地の構造を残したまま多層構造が作れるらしい. 「自己クローニング」と呼んでいる。

杉野 修, Bung Deok Yu; 応用物理 68(12) pp.1397 (1999):

基礎講座. ショットキー接合における障壁高さの 界面構造依存性に対する理論的なアプローチの初等的解説.

S. Fan, I. Appelbaum, J. D. Joannopoulos; APL 75(22) pp.3461 (1999):

フォトニック結晶の近接場光測定のシミュレーション. 横から波動場を入れ, プローブで見るかたち.

Cheng-Hsin Chiu; APL 75(22) pp.3473 (1999):

Stranski-Krastanov 成長膜が, アニール過程において 二次元六方構造に自己組織化する様子のシミュレーション.

M. K. Herndon, A. Gupta, V. Kaydanov and R. T. COllins; APL 75(22) pp.3503 (1999):

CdS/CdTe 接合の断面を NSOM で観察, バンドギャップの違いを 利用して, S の拡散を調べている. grain boundary で拡散が enhance されていると主張.

S. Park, et al.; PRL 83(17) pp.3485 (1999):

Barabasi のグループによる Sputter 表面の roughness evolution の理論的研究. 長時間スパッタされた表面は特定の波数を持った構造になるが, これは非線形な項が強く影響するためである, との結論.

J. Rottler and P. Maass; PRL 83(17) pp.3490 (1999):

layer by layer like な成長で, Island の上に第二層目の island が できる条件を Monte Carlo でシミュレーション. Schwoebel barrier の大きさと flux, 2nd layer が形成される critical size の相互関係を調べ, FM 成長と rough な multilayer growth を 分ける条件について議論.

V. Musolino, A. Selloni and R. Car; PRL 83(16) pp.3242 (1999):

Cu cluster (n=2〜5) /MgO(100) の density functional 計算. 安定な構造は, MgO とのボンドがごく少ない状態だそうな. へえ.

M. Holt, et al.; PRL 83(16) pp.3317 (1999):

28keV の X-ray 透過像から phonon の分散曲線を least sq. fitting によって求める試み.

L.-O. Heim, et al.; PRL 83(16) pp.3328 (1999):

シリカの微小球に働く frinction force, adhesive force を AFM を使って測定.
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1999年12月10日(金) [n年日記]

#1 [labo] 減圧弁のパッキンの値段

於三栄商会,

#2 [labo] ESCA トラブル

停電 のあと電離真空計とターボポンプが不調になっていた件. アルバック・ファイに電話したところ, fax 届いてないとの返事. 研究室からは 0427 には発信できないらしい...

電離真空計は、 2nd ポートに付け替え、まではやっていたのだが、 フロントパネルで「2」を押さなかったのが敗因だった (;_;)。 無事に復調。

ターボは、言われた通り各ヒューズを調べるも *1 、全部無事。明日 fax が送られてくるので、それに従って ポンプ本体の導通チェックをすることに。
*1: ヒューズボックスを取り出すためには、 コントローラとロータリーポンプのガワとを分離しなければならなかった... と実際に分解してみたら、前面から引っ張り出していたほうが楽だったことが判明(;_;)

#3 [labo] AFM の調査

疲れたので明日にする...

#4 [JM] 今日の commit

util-linux 2.10d が出ていたので original/ に放り込む。 変更があったのは mount.8 のみ。

#5 [linux] online journal update page

JAP online などのオンラインジャーナルの講読が来年から増えるので、 なつみかん朝比奈アンテナ などの、いわゆる「Web 更新時刻取得エージェント」を使うと 便利かな、とおもってテストしてみた。

が、どうも AIP のページは HEAD でも GET でも時刻取得ができないらしい。 あっさり断念。 *2
*2: ファイルサイズの変更を調べるやり方もあるらしいが、 ううむ、あんまりサイズ変わりそうもないし...(笑)
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1999年12月12日() [n年日記]

#1 [JF] 今日の commit

Multi-Disk-HOWTO の 0.23d への更新. 割に小さかった.

#2 [labo] AFM

40 um のヘッド, 反射スポットはキレイに出るが、 受光部を調整しても targetting 画面の印が動かない。 開けてみたが、受光部はちゃんと動いている。 うーん、受光素子のどれかが死んでるのかもしれん。 明日業者に連絡。 20um のヘッドはだいじょぶだったらしい。
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1999年12月13日(月) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

J. W. Freeland, et al.; PRB 60(14) pp.R9923 (1999):

層状構造の界面における, magnetic roughness (中性子散乱や soft x-ray resonant magnetron scattering で測るらしい) と chemical な roughness の相関を議論している。 対象は CoFe/Cu。それぞれの roughness は X-ray rocking カーブ より (Wang の例のアレ)。

K.-H Lee; PRB 60(15) pp.10573 (1999):

フォトニック結晶中の photon gas のの熱力学的性質。 比熱が T^3 だそうな。

E. Poliakov, et al.; PRB 60(15) pp.10739 (1999):

self-affine 表面の光学 SHG, THG。 Ag の micro particle をフラットな基板に堆積させ、 10 um オーダーの粗い metal surf を作り 0.4〜1.8 um の波長で測定.

K. E. O'Hara, J. R. Gullingsrud and J. P. Wolfe; PRB 60(15) pp.10872 (1999):

Cu2O の excitoin 測定. Intensity と time decay の関係をとってる.

B. Gotsmann, et al.; PRB 60(15) pp.11051 (1999):

bibration AFM を対象に, 保存力と散逸力とを評価.

Y. Hasegawa, et al.; APL 75(23) pp.3668 (1999):

Au/Si (111) で, BEEM により界面 defect が作成・削除される現象. negative な bias を tip にかけて電流を流すと、 BEEM 像の dark space ができ、 positive な bias をかけると これがだんだん修復されていくらしい. 大きさは Au の grain 程度とか.

T. Watanabe and M. Matsui; JJAP part2 38(12A) pp.L1379 (1999):

CuInSe2 ベースの太陽電池. 通常表面にできる Cu2Se を除去するために KCl ベースの処理 *1 が高効率化に必要だそうだが、 Na を buffer layer に 添加するとこの処理がなくてもおっけー、との報告.

M. Nakamura, et al.; JJAP part2 38(12A) pp.L1469 (1999):

CF 系のエッチングプラズマのラジカルを Laser Absorption と LIF で同時に測定している. 光学系がちょっと面白い。

*1: おっかねえ...

#2 [labo] ESCA トラブル (2)

Ulvac-Phi からの fax を受けて, TP が回らない件の再調査. 導通・抵抗チェックは特に問題なく, 開けてみたら...

こんなことになっていた(^^; うーむ、ぶっ壊れたターボってはじめてみたよ。
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1999年12月14日(火) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

Physical Review B vol.60 No.16.

S. Jeong and A. Oshimiya; PRB 60(16) pp.R11269 (1999):

Si(100) 上の Si, Ge 原子拡散に関る各エネルギーパラメータの理論計算.

R. Bennewitz, et al.; PRB 60(16) pp.R11301 (1999):

UHV Cu(111) 表面の atomic scale な stick-slip motion. scan speed 依存性を見せている.

X.-H. Wang, et al.; PRB 60(16) pp.11417 (1999):

2D photonic 結晶の計算で, square な rod の正方格子の隙間に 丸い rod を入れるとバンドギャップが広がるとの報告。 ポテンシャルが深ければギャップが広くなるのは当然なのかも。

M. Gauthier and M. Tsukada; PRB 60(16) pp.11716 (1999):

non contact AFM のエネルギー散逸の理論計算.

D. E. Hanson, et al.; PRB 60(16) pp.11723 (1999):

Cu(111), Cu(001) 表面に斜め入射する Cu 原子の sticking prob. の理論計算. MD.

#2 [LDP] 12/8〜12/13 の ldp-discuss

25通.

sgml-tools.1.15 patch:

Couple of questions/requests:

メールアーカイブ の cron upd がおかしくなってたらしい.

ついでに WebMailFolder (wmf) というのも紹介されてたり.

LDP Manifesto Draft-3, LDP Manifesto Draft-4:

新しいほう.

mini-HOWTO のフォーマットについてちょっと問題提起があった. 上記文書では html でもかまわない, となっている.

syntax highlighting, SGML, xemacs, and psgml 1.2.1:

質問めーる. 今のところ反応なし...

Problem compiling 1.1.15:

最終的には 解決 した模様.

Using SGML:

上記より続く. フォント指定はどうするの〜の要望. sgml はそういうもんじゃない, というのが結論かしら.

bzip2 or not to bzip2:

文書全部のアーカイブの圧縮フォーマットに対する query. めんどくせーから gz がいいよ, の反応が一通.

LDP CVS Repository almost here:

現状報告. 進行中とのこと :). そのうち HOWTO-HOWTO に説明がのるといいね, との意見あり.

#3 [labo] AFM (2)

ううううむ、国内の代理店が活動を停止しているらしい。 「修理できません」とかいうメールが帰ってきやがった。 ということで、ろくでもないところで英作文モードに...
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1999年12月16日(木) [n年日記]

#1 [labo] AFM (3)

結局 米国のメーカー に直接メールを送った. はよへんじくれ。

今日学んだ表現: be at a loss: 途方に暮れる (^^;

#2 [labo] ターボポンプ見積もり&予算残額

ターボの新品は 450k 円也. うーむ、残額を計算してみるとこいつのせいで足が出るなあ...

#3 3 年との懇親会

大学院志望が結構多かった。
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1999年12月17日(金) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

V. V. Pavlov, et al.; APL 75(2) pp.190 (1999):

Kretchmann 配置で、 Surface Plasmon を励起し, Au/Co/Au 膜空の SHG を見た実験. Co の磁化を変えて 発光強度を測定することによって得る Magneto-Optical constants が 臨界角あたりで符号を変化させていることを提示, 議論している.

S. Fahler, K. Sturm and H.-U. Krebs; APL 75(24) pp.3766 (1999):

*1 laser abration で Ag, Fe を飛ばし, 基板での self-resputtering を観察, sputtering yield を求めている. ion flux は faraday cup で測定, depo rate の subst. tilt angle 依存性から yield を求めている. が, ちと仮定が多くてよーわからん. 結果としては UHV 下で Fe: 0.17, Ag: 0.55 だった. 圧力依存性も評価.

P. A. RYan and F. Tsui; APL 75(24) pp.3796 (1999):

Mo/Al2O3 の初期成長で, 10Angstrom 程度が一番表面が smooth になる, 基板温度や flux には依存しない, の報告. むぅ.

*1: 著者の F"a"hler は \"{a}.

#2 [LDP] 12/14〜12/16 の ldp-discuss

25 通.

Re: LDP Manifesto Draft-4:

mini-HOWTO に sgml duty を科すかどうかの議論続き. plain text, html もおっけーにしようという流れのようですね.

結果, manifesto として置かれることになった.

HOWTO postscript files in A4 format???:

LDP から落とした PS は A4 になってて letter じゃ印刷できねえ, とのコメントが US のユーザから.

suggestion → Documentation Integration:

「コマンドの一般的な使い方 HOWTO」の希望.

その後ちょっと話がずれて (^^; info や man, HOWTO を統合した search engine があるといいな, という意見が出る. その後 実装 の例や, docbook なら man や info を integration できる, GNU に offer してはどうか, などのフォローが.

[rms@gnu.org: Boycott Amazon!]:

rms からのメール の転送.

DHCP?:

DHCP の文書は? な Q. 検索すると色々あるぜ, いまやってるぜ, OSWG にあるぜ, などのフォロー. *2

DGPL [rms@gnu.org: Doc license]:

rms からの新しい DGPL のドラフト.

Linux Documentation E-Commerce Store Proposal From Talinda Incorporated:

ハードコピーを E コマース(笑) するのはどうですか? なメール. フォロー付くかな?

LDP mirror site problems:

サイトを新しくした副作用で, 古いミラープログラムを使用しているサイトでは, うまく更新がかからなくなってるらしい. チェックしてメールしたから もちっと待て, な Greg Ferguson さんのメール. おつかれさまです.

*2: あった. うーん, しかし DocBook...

#3 [labo] AFM (4)

返事来たので現物を DHL で送る。荷物の場合は商用非商用を問わず INVOICE を書かなきゃならないそうで、書く。 うう、めんどくさかったよー。
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1999年12月20日(月) [n年日記]

#1 [linux] LC99

お疲れ様でした > 関係各位

(の)さん, 佐野さん, 花高さん, 白方さん, 小田切さん, 佐藤さんなどなど, 初めてお会いできた方が多くて良かったです.

発表に関しては何も言うまい(苦笑).

#2 器物損壊...

自宅から歩いて 1 分の駐車場に置いてた車の 運転席サイドの窓ガラスを割られる. 被害届を受理してくれたお巡りさんによると, 同日 (12/18) 多数の車両が被害にあったらしい. 幸いというか, 盗まれたものは何もなし. メモ: TOKIO MARINE に連絡すること. *1 東京も治安が悪くなってきたのだねえ.
*1: しかし免責以下でなおっちまいそうな話だった.

#3 [labo] で、仕事.

うぐ, 予想はしていたが, 各種締切が大挙して襲来. まずは査読から片づけるか...
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1999年12月21日(火) [n年日記]

#1 [labo] IEEE の書籍・プロシーディングスなど

* (http://www.ieee.org/products/shop.html)
から購入できる.

#2 [labo] 査読

終わった. 辛口だったかなあ. JAP だからまーいーか.
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1999年12月22日(水) [n年日記]

#1 器物損壊(2)

修理代 25k yen 也. 保険はきかないだろうなあ.
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1999年12月23日(木) [n年日記]

#1 忘年会 (昨日)

腹一杯焼肉を食い、研究室に戻ってそのまま寝る(^^;

#2 [labo] AFM 震動評価

んー、どうもよくわからん... 画面の途中から 200nm オーダーの震動 (!) が現れたりするし.. なんじゃこれ。

#3 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の man.7。

#4 [LDP] 12/17(続) 〜 12/23 の ldp-discuss

長いこと放っておいた割には 40 通。

[conseil] DGPL [rms@gnu.org: Doc license]:

フランス語なので読めない(^^;

sgml-tools for Linuxdoc:

佐野さんの new debian package にまつわるスレッド。 まず Lawyer さんから、 「行が空いちゃうバグを sano がなおしてくれた、 他にはないか?」なメール。次いで などのフォロー。実は Gjoen さんの件はなおってるらしい。 Hugo さんからは「<tt/hoge/ 形式より <tt>hoge</tt> の方が DocBook への移行が楽になるからいいぜ」なフォローも。

sgml-tools:

sgml-tools 1.0.9 がコンパイルできね、な Beekmans さんのメッセージ (確か前にも投げていた)。 などのフォロー。ただしコンパイルできるソースの tar ball が 欲しいという気もわからないではないなぁ。

alternative sgmltools?:

再び Beekmans さんより。駄目だったらしい(^^;
で、sgmltools 2.0.2 を試してみたらしいが、tex はでかいし sgml2txt, sgml2html はない。「俺は sgml を txt か html にしたいだけなんじゃ〜」ということだが...

などの議論となる。佐野さんからは
./configure --installed-nsgmls
したか?なフォローも。

さらに、slack に入れたいんだけど tar ball はないかね? な question (Elliott) に対して、またしても佐野さんより debian の .deb は ar でほどけるから試してみたら? なフォローが付く。Rubini さんからも同様のフォロー。

#5 [paper] 今日読んだ論文

拾ったのは一通だけ.

K.-S. Kim, J. A. Hurtado and H. Tan; PRL 83(19) pp.3872 (1999):

ストレスの入っている表面を液相エッチングしたとき、 表面 roughness の evolution がストレス場の影響を受ける、との話。
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1999年12月24日(金) [n年日記]

#1 [labo] 繰り返し反射干渉計の水銀ランプ

型式 SHL-100UVQ-2

#2 [labo] 電離真空計コントローラ

送った。

#3 [JF] 今日の commit

Mail-Administrator-HOWTO の 6 章以外. 現状 こんな感じ。
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1999年12月25日() [n年日記]

#1 [book] 最近買った&読んだ本

いかん、全然書いてないや(^^; eva は TV シリーズは見てないんだけど。

で、最近読了の本。 アルスラーンは何年ぶりなんだろ(笑) 文庫の装丁も変わっちゃったなあ。 でもあいかわらず面白い。

純粋なるものは、羽生七冠王、現佐藤名人、森内八段といった 「島研」出身の若手一流棋士達を中心に、 棋界の新世代をその島八段が描写した一編。 こういうのを読むとやる気が出ますね。

なぜか村上春樹にはハマってしまった。

#2 [JF] 今日の commit

Mail-Administrator-HOWTO の編集 (ひとまず) おしまい。
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1999年12月27日(月) [n年日記]

#1 ぎっくり腰

昨日自宅の大掃除をしていて腰痛に。 かかりつけの接骨院に行ったら、 「骨盤を動かしているチョウヨウ筋」 が炎症を起こしているらしい。 年末一杯まで通院することになった。くー。

#2 [labo] 日亜化学のホームページ

青色レーザーダイオードの型番などが載っている。
* (http://www1a.mesh.ne.jp/nichia/)
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1999年12月29日(水) [n年日記]

#1 腰痛

良くならず(^^; 掃除の残りをさぼる口実にはなるな。 初詣には行きたいが...

#2 年賀状

印刷した。例年はコメントを手書きしてたんだけど、 今年は印刷に逃げる。

#3 [JF] Mail-Administrator-HOWTO

原著者の Aznar さんにお手紙。

#4 [JM] man.7

白方さんのコメント反映. リリースにしようかな...
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1999年12月30日(木) [n年日記]

#1 [labo] 溝尻光学のホームページ

* (http://www.alpha-web.ne.jp/mizojiri-kogaku/)
結局 Hg ランプはこちらから購入することになった。

#2 仕事納め

じたばた fax とか打つ(^^; 上記溝尻の件 & シグマ光機に振込みの件。

#3 [LDP] 12/24〜12/30 の ldp-discuss

さすがに少ない。9通。

Re: alternative sgmltools?:

この続きだけですね。

質問が出ている。 Hugo さんの回答とともに。
LaTeX と DocBook (というか sgml) の 比較論 なども出てるが、自明なので略(^^;。

#4 [book] 「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」村上春樹

昨晩読了。今年は村上春樹に目覚めた年だった :-) 前から村上朝日堂は好きだったけど。 今年後半に入ってから読んだ長編を並べてみると、 「ねじまき鳥」「ノルウェイの森」 「1973 年のピンボール」「風の歌を聴け」「羊を巡る冒険」 そして本書 *1

データの randomize を商売とする「計算士」の「私」の独白形式をとる 「ハードボイルド・ワンダーランド」編と、 壁に閉じ込められた世界で一角獣の夢読みをする「僕」の一人称で書かれた 「世界の終わり」編が一章ごとに交互に現れる。 両者の関係はネタバレになるので伏せるが、 下巻の途中で明らかとなり、その先の展開は一気呵成。 最後は意外な展開で締めくくられる。

村上春樹の本はだいたいそうだが、テーマは explicit なかたちでは語られない。 しかし読了後には、一種独特の感情が残る *2 。『ノルウェイの森』やこの本だと、 自分の場合それは、(陳腐な表現にしかならないが) 「透明で美しく、深い哀しい気持ち」だった。

この物語の最後近く、 「本当の哀しみは言葉では語れない」 という記述が出てくる。 長い長いページを使って、 この「本当の哀しみ」を感じさせることが 本書の主題だったように個人的には思った。 おそらく人によって感じるところは色々ありそうで、 そこが村上春樹の小説の、物語としての上質性なのだと思う。
*1: 「ダンス・ダンス・ダンス」もよまねば :-)
*2: インタビューとかをみると、 作者はその辺の作為はしてないみたいなんだけど。

#5 [JM] ML → CVS の自動化

perl で書いてみる。 リポジトリの JM/admin/ciJMpost.pl。
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以上、20 日分です。
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