なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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2000年11月01日(水) [n年日記]

#1 google

そうか「グーグル」って読むのか、そういわれりゃそうだよなぁ。

ちなみに:

google という単語を辞書でひくと
google1 [gu:gl] 
n. 《古・方》 のどぼとけ, のど.
[guzzle]

google2 
vi. 【クリケット】 〈ボールが〉グーグリになる, 〈投手が〉グーグリを投げる.
[逆成 〈 googly 2]

googly1 [g__gli] 
a. 〈目が〉飛び出した, グリグリ動く.
[C20 < ?; cf. GOO-GOO2, GOGGLE]

googly2 
n. 【クリケット】 グーグリ 《LEG-BREAK と見せかけて投球された OFF BREAK》.
[C20 < ?]
ということらしい。

さらにちなみに:

googol という単語もあり、これは 10^100 のことらしい。

#2 [LDP] 10/31〜11/1 の updates

新着 (16:05 EST)

#3 [book] 科学者の自由な楽園

朝永先生のエッセイって面白いんすよね。 これはどこかで題名を見た記憶があるんだけどまだ読んでなかった。 岩波文庫 か。今度買お。

というか:

先月なぜか LDL に武井さんの日記更新日付が拾われてなかった気が。

といってたら:

近々に大量 put したとの由。

#4 [freshmeat] 10/31 の新着メールから

#5 [labo] 避難訓練

今日は工学部での避難訓練があったのだが、 中間発表を今週末に控えて修羅場っているうちの卒研生達は、 訓練前に図書館などへ避難していってしまった...

#6 [labo] 白金錯体の esca 測定

理科大酒井先生からの頼まれもの。

ベーキング後処理:

5.4x10^-11 Torr。 各種ガス出し処理及びベーキング後の alignment。いつものとおり 1/2 はクリア。

試料導入:

6 ステージのマークから時計回りに。 サンプル名はケースに書いてあったもの。
  1. PTOX
  2. PTACY
  3. PVNO3
  4. PTACB
  5. PVB
20:00 排気開始
20:50〜21:00 IG degas
21:00 fil on 5x10^-3 Pa。蒸発源加熱→45A で赤熱
21:30 5.07x10^-3 Pa。まだ高いが、 あまり長く真空中に入れてくれるなというリクエストだったので蒸着開始。
21:35〜21:40 3.78x10^-3 Pa。 0.01〜0.02 nm/s x TF1/9 で 5x1/9 nm 蒸着。 54A, 約 1.9V
22:00 メインチャンバーへ導入。

測定:

22:40 から開始。
  1. aperture #4, sample #1 の Survey
  2. aperture #4, sample #1 の Multiplex
  3. aperture #4, sample #2 の Survey
  4. aperture #4, sample #2 の Multiplex
  5. aperture #4, sample #3 の Survey
  6. aperture #4, sample #3 の Multiplex
  7. aperture #4, sample #4 の Survey
  8. aperture #4, sample #4 の Multiplex
  9. aperture #4, sample #5 の Survey
  10. aperture #4, sample #5 の Multiplex
  11. aperture #3, sample #5 の Multiplex
  12. aperture #3, sample #4 の Multiplex
  13. aperture #3, sample #3 の Multiplex
  14. aperture #3, sample #4 の Multiplex
#3〜#5 の sample は面積が小さく、 Pt のピークが Au のサテライトに隠れてしまうので、 meas. area を #4 (0.8umφ) から #3 (0.4umφ) に変えて再測定。 #4 の試料はそれでもちょっときついな...

25:00 測定終了、取出し。 #2 は灰色っぽく変色してしまっていた。ううむ。
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2000年11月02日(木) [n年日記]

#1 風邪...

パス三回め。いつになったら癒るのだ...
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2000年11月03日(金) [n年日記]

#1 CHOCOA 1.0 Windows 版

1.0f3 が公開された。

#2 [LDP] 11/2〜3 の updates

#3 [freshmeat] 11/1,2 の新着メールから

#4 左腕

二の腕が時々ビクビクッと痙攣する :)

#5 [labo] 白金錯体の ESCA 測定 (2)

ピークフィッティング。 手順は以下の通り。
  1. open filename
  2. region 選択
  3. smooth 9 (Savitzky-Golay のアルゴリズムで 9 点 smoothing.)
  4. xraysat (MgKα のサテライトピーク除去)
  5. shirley (Shireley のアルゴリズムによるバックグラウンド除去)
  6. cfsetup pt-au (フィッティング前のピークのだいたいの位置あわせ)
  7. curve pt-au (フィッティング)
  8. cfsummary (テキストデータ出力)
結果は ~/data/00esca/00-11-01/fit/ 以下。 なので、Band 3 の 84.0eV からのずれをチャージアップ補正分として Band 1 に増減すれば、Pt4f7/2 の実際の chemical shift が求まるはず。
#1 と #2 はきれいにピークが決まったので ±0.2eV 程度、 #3〜#5 は 0.3〜0.4eV 程度の誤差か。

#6 [labo] 卒研中間発表

の前日。 昨日は休んでしまったので、上記作業ついでに学校に来たのだが、 4 年生は一人しかいなかった。 そいつのテンパり具合 (及びそれに気付いていなさげな具合) からみて、 他もだいぶまずいのではないかと思うのだが...

#7 [JM] 今日の commit

procps より oldps.1。一昨日投げた ps.1 とだいぶかぶってる。
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2000年11月04日() [n年日記]

#1 [LDP] 10/4 の updates

#2 [labo] 卒研中間発表

うちの研究室の人達のも、今日はじめて通しで聞いた。 こんな経験は成蹊来てからはじめてかも。 できは、良い、まあまあ、ひどい、とバラエティに富んでいた。

#3 [freshmeat] 11/3 の新着メールから

#4 [URL] amazon.co.jp

ふーむ。

#5 [JM] 今日の commit

procps の skill.1。
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2000年11月05日() [n年日記]

#1 [book] 『パートナー』J. グリシャム著, 白石朗 訳 新潮文庫

原作は 1997 刊、翻訳が文庫になったのは最近。 自動車事故死を装って姿をくらまし、 自分の所属する弁護士事務所から多額の報酬金をだまし取って ブラジルに逃亡していた主人公が、 行方を追っていた元事務所系の集団に拉致されるところからスタート。 きつい拷問を受けた後その身柄は FBI に渡り、アメリカへ戻される。 そこでは 4 件の民事訴訟と、 事故車に残されていた、炭化した死体に対する謀殺容疑の刑事訴訟が待っていた... で、その辺をどう主人公が切り抜けるか、という話。

話はいつものグリシャムのとおりよくできていて、 引っ張られて引っ張られて最後までズババババと読まされてしまうのはさすが。 最後にあっと驚くどんでん返し... というのがオビの謳い文句なのだが、 うーん、残念ながら謎解きとして一番重要な「返し」が、 推理小説的にはフェアじゃない *1 ので、 個人的にはちょっと不満。でも値段+時間分の価値は充分。

翻訳の白石氏はずっとグリシャムのをやってきてるので、 その点も安心... なのだが、 なにやら最新作は例のアカデミー出版から邦訳が出るらしい。 うへぇ、やめてくれ :-(
*1: クィーンの読みすぎか? :-)

#2 [freshmeat] 11/5 の新着メールから

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2000年11月06日(月) [n年日記]

#1 [LDP] 11/6 の updates

続き (23:30)

#2 [freshmeat] 11/5 の新着メールより

#3 universe

FreeBSD man-jp-reviewers より、熊谷さんの解説。

#4 [URL] ハッカー教典,The Teaching of Hackers

ハッカー界古今東西の聖者たちの言動,著作の蒐集と編纂. とくに RMS (Richard M. Stallman),ESR (Eric S. Raymond), LBT (Linus B. Torvalds) らについて.
このページは Linux や FreeBSD などのマニュアルや How to もの, FAQ を集めたり,和訳しようというも のではありません (そういうページはもういくらでもありますよね!). そうではなく,Unix Wizard == Hacker たちの「思想」を網羅し, 理解しようというものです.
How Jargon Works など、参考になる。

#5 [JM] 今日の post

procps より watch.1。
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2000年11月07日(火) [n年日記]

#1 [linux] woody の新 libc と 新 X

入換えてから gnome の各種メッセージが化けると思っていたら、 ~/.xinitrc で
export LANG=ja_JP.euc
という設定をしていたままだった... IRC で時間を取らせてしまった皆様に深くお詫び申し上げます。

ちなみに現在の ~/.xinitrc。 なお woody 以外ではほとんど X は開かない。
#!/bin/bash

userresources=$HOME/.Xdefaults
usermodmap=$HOME/.Xmodmap

if [ -f $userresources ]; then
    xrdb -merge $userresources
fi

if [ -f $usermodmap ]; then
    xmodmap $usermodmap
fi

if (grep -q woody /etc/issue); then
    export LANG=ja_JP.eucJP
    export XMODIFIERS=@im=vje
    vje&
    gnome-session
else
    export LANG=ja_JP.ujis
    twm
fi

#2 学生実験

お一人が出張、お一人が風邪でダウンしたため、大変なことに。

#3 [freshmeat] 11/6 の新着メールから

#4 [linux] [debian-users:25032] Re: How can I get curses.h

中嶋さん。 deborphan が紹介されている。

#5 [URL] 文字符号化方法を記したMETA宣言の地位を低下させようと企む理由とエトセトラ

from yatex-ml.

#6 [JM] 今日の post

kill.1。大部分は skill.1 と同じ。

#7 「今世紀中に終わるかどうか判らない」

とあるページで見たセリフ。いつか使おう。

む、学生に 「今世紀中にはなんとかしろよ!」 という風にも使えるかも(笑)。

#8 [paper] JAP 88(7-9) 1,15 October, 1 November 2000

やっと読んだ。 そうこうしてるうちに、既に Issue 10 がでてるぅ〜

JAP 88(7) pp.3889 (2000):

分子性ガスの容量結合放電における EEDF の Langmuir probe 測定。 圧力依存性。低圧 (<1 mTorr) では "three-temperature structure"、 3 mTorr くらいでは "two-temperature"、 10-30 mTorr では、 分子性ガスは Maxwellian, Ar は non-M。 neutral との各種衝突断面積を反映、と議論。

JAP 88(7) pp.3905 (2000):

巨大な PDP セル構造を作り、そこで得た放電の知見を フィードバックしようとする試み。 scaling law の考察、実際の plasma の時間分解観察など。

JAP 88(7) pp.4048 (2000):

ヘテロエピでの misfit dislocation の supression に、 "complient substrate" という概念の基板を用いる、というのが流行ってるそうで、 その実体はなんぞや、ということを議論した話。 initial stage での plastic deformation による relaxation のせい、 との主張らしい。

JAP 88(7) pp.4061 (2000):

2D 及び axisymmetric な trench filling の simulation。 level-set technique を使ってる ( 参照 )。 Target からの flux は 見込み角で幾何学的に扱ってるようだ。

JAP 88(7) pp.4128 (2000):

n-CuGaSe2 の極低温での電気伝導。 磁気抵抗を測り、Variable range hopping に関る各種パラメータを決定している。

JAP 88(7) pp.4352 (2000):

PLD における gas dynamics の versatile な modeling。 最初の high-energy flux の生成から、周囲ガスの圧縮・衝撃波の伝達等々まで。

JAP 88(8) pp.4510 (2000):

Ar:O2 = 1:1 な 容量結合型 pulsed RF plasma の time-resolved IED と OES。 適当な時間でモードの transition が起り、 sheath length の低下と preseath の増加が見られるとのこと。

JAP 88(8) pp.4518 (2000):

慶大 真壁先生のグループ。 RIE のモデルシミュレーションと実測結果の比較。 プラズマは連続体モデル、その他 Etching process と、エッチされた particle の transport も。 axisymmetric な系で、 gas flow も取り扱い。

JAP 88(8) pp.4537 (2000):

C の hollow cathod ICP の紫外吸収による密度測定。 decay time の圧力依存性を見て、decay の原因としては 表面での失われるものが dominating である、との主張。

JAP 88(8) pp.4582 (2000):

Si (001) 基板に Vickers microindentatio によって生じた応力場を micro-Raman で測定。chemical に polish して深さ方向も。 freq. shift が R^-1 で減少している領域が幅広く存在し、これが plastic deformation によるものである、との主張。

JAP 88(8) pp.4586 (2000):

ヘテロエピでの self-organized な island formation の理論モデル。 strain energy を考慮に入れた Landau free energy を構成すると、 slope が order parameter になり、coherent island formation (とこの論文では言っている) は 2次の相転移として記述できる、のだそうだ。

JAP 88(8) pp.4628 (2000):

Ti スパッタ膜の熱酸化による TiO2 膜の作成。 温度と TiO2 の phase の関係について。 550℃ 以上で single phase の rutile, 温度をさらにあげると n, k 上昇, Eg 低下。

JAP 88(8) pp.4871 (2000):

MgO など、dielectric layer の二次電子放出率を 実測した breakdown voltage から演繹した話。 圧力・放電電圧依存性。

JAP 88(9) pp.4961 (2000):

plasma immersion ion implantation における、入射イオンのエネルギー分布。 解析的なモデル計算。電圧・電流パルス形状に対する依存性を議論。N2 ガス。 2 つ成分があり、voltage pulse のプラトーで入ってくる分と、 rise 部で入ってくる分とが区別できる、とのことらしい。

JAP 88(9) pp.4967 (2000):

PDP cell 内部での Xe atom の振舞いを、 "spectroscopic microscopy" で調査。 1s4, 1s5 state を対象にした laser absorption。 2D map, time decay など。

JAP 88(9) pp.5447 (2000):

機械技術研究所 、Miura さん & Nakayama さん。 Si3N4, Al2O3, ZrO2, soda-lime glass などを diamond でスクラッチしたときの OE スペクトル観察。 sharp な peak が 300〜400nm に観察され、どうも N2 由来らしく、 スクラッチ面で discharge が起っているせいでは、とのこと。ふーむ。

JAP 88(9) pp.5474 (2000):

CuInS2/CdS/ZnO な solar cell の admittance spectrum の温度依存性測定。 100Hz〜1MHz。等価回路モデルのシミュレーションと比較し、 各種トラップ凖位について議論。

#9 [linux] Kondara ftp サーバ構成変更のアナウンス

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2000年11月08日(水) [n年日記]

#1 整骨院

いった。ひさびさ。

#2 [freshmeat] 11/7 の新着メールから

#3 [JM] 今日の post

procps の pgrep.1。
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2000年11月09日(木) [n年日記]

#1 [LDP] 11/9 の updates

続き (13:00)

#2 液晶モニタ

物色中。

見積依頼:

とりあえず 飯山の TXA3311M (13.3in 液晶) と、ついでに 三菱の RDF17S (17in flat display) の見積もりを美津濃と西東京 RICOH にお願いする。

#3 [freshmeat] 11/8 の新着メールから

#4 [thesis] 中間審査の OHP

今まで発表したやつからパチってきて 33 枚。 あと 4〜5 枚は新しく作らないとダメかな。

#5 [JM] 今日の post

procps から sysctl.conf.5, sysctl.8, vmstat.8。 後は top.1 か... これは大きいなー。
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2000年11月10日(金) [n年日記]

#1 [LDP] 11/10 の updates

追加 (9:00)

#2 [thesis] OHP

完成。計48枚。うーむ。

#3 [JM] 今日の post

昼休みで procps の top.1 をやっつける。

#4 [labo][URL] メレスグリオ株式会社

#5 [labo] 発注

飯山の液晶ディスプレイを美津濃へ、三菱の 17" モニタを西東京リコーへ。

#6 [URL] dish --- 分散シェル

おかもとさんのところ から。
dishはGNU makeの内部で使用されている'sh -c'の代わりとして設計されました。 dishを使えば、ネットワークで結合された不均質なワークステーションクラスタ上で、 たくさんの手続きを同時にこなすことができます。
dishはまるで'sh -c'コマンドのように動作します、 つまり、コマンドライン引数を読み込み、それを Bourne シェルスクリプトと解釈して実行します。 内部では、引数は遠隔シェルコマンド rsh に渡され、 遠隔のワークステーションで 実行され、その結果をステータスとして返します。
アニメーションの製作や多数の音声ファイルの変換、 巨大なソフトウェアの翻訳などのように、 数百の独立な処理を分散的に行わなければならない場合に役に立ちます。

#7 [freshmeat] 11/9 の新着メールから

#8 [labo] 学会関係

AVS に renewal の snail mail を、 APS に application の e-mail を送る。 AIP の 2001 subscription も送っちまっていいかな?

送った (17:00)。

#9 [thesis] リハーサル

boss と M の学生の前でしゃべってみるテスト。 時間はだいたい 1h くらいだった。ノド痛い。
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以上、10 日分です。
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