なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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検索式:

2003年01月01日(水) [n年日記]

#1 賀正

#2 [proverb] 『海辺のカフカ』より、大島さんの台詞

下巻 p.25。
「...彼女はおそらく意味や論理といった冗長な手続きをパスして、 そこにあるべき正しいことばを手に入れることができたんだ。 (中略) 芸術家とは、冗長性を回避する資格を持つ人々のことだ」

#3 [book] 『海辺のカフカ』村上春樹 新潮社

読了。買ってからえらく長いこと放ってあったのだが、 きっとコンディションが整っていないと駄目だったんだろう。 ひさびさのヘビィ級だった。ホシノくん最高。

#4 レンズがわかる本

著者の永田さんからメールをいただいた。 p.128 の角θ、θ'は、それぞれ光軸から破線までの角度の由。 本は学校に置いてきちゃったのでまた見てみよう。
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2003年01月02日(木) [n年日記]

#1 寝正月

妹が帰ってきて食い物を供給してくれたので、 ずっと炬燵でゴロゴロ。 ニューイヤーコンサート聴いたり筋肉番付眺めたり、 マンUの試合見たりしつつマンガやら本やら。 生活時間帯が GMT になっているなあ。

#2 年賀状返信

雪が降っていたので歩いて 5 分のところまで車で出しに行ったり。

#3 [book] 『進化論という考え方』佐倉 統 講談社現代新書

これもずいぶん前に買って積ん読になっていた本。 理由は文体がいまいち自分に合わなかったため。 各章で村上春樹を引用していたり、 自身の村上春樹への傾倒ぶりを述べていたりするだけあり、 文体もちょっとそちら方面の味付けがしてある *1 のだが、あまり成功していない、というのが個人的印象。

しかし内容は抜群におもしろい。 中心はタイトル通り進化論で、 まず第一章でダーウィン以降の進化論の歴史を概観。 続く二章がこの本の中心で、それぞれ生物学によって人間を記述する試み、 情報という観点から生物学を評価しなおす試みが紹介されている。 それぞれ人文科学、情報科学と生物学との境界領域になる。 個体・種・集団・ゲノムといった entity がどのように情報を運ぶか、 進化していくか。 関連する仕事をしている人はいろいろな示唆を受けるのではなかろうか。

さらに最後の二章では、人間を記述する科学が、 人類の意思決定にどのようにかかわっていくべきか、 が議論されている。 必ずしもここでは「進化」が主要なキーワードになるわけではないが、 科学と社会の関わり合いを考えている人は必読と思う。

参考文献のリストも整っている。 著者はもともと京大でサル学を修めていた方らしいが、 生物学に限らず、科学・哲学含め、まさに博覧強記。 ちょっと取っかかりは悪いし、 内容も平易ではないけれど、強くお勧め。 もっと早く読めば良かった。
*1: 例えば一人称が「ぼく」になっていたり。

#4 引き取り手募集関連

応募マークをつけることにしました。

手放しちゃダメ:

まあ文庫だし :-)

とても欲しい:

今のところ無競争です :-)

#5 晩飯

カレー。

#6 ボキャブラ天国

見た。
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2003年01月03日(金) [n年日記]

#1 [book] 『ソ連帝国再建』クランシー・ピチェニック 伏見威蕃 訳 新潮文庫

これも途中まで読んで相当長い事放ってあった。 いつものクランシー的マッチョ話。 翻訳も単純な誤変換が残ってたり、 あまり出来がいいとは思えない。 もうクランシーはやめるかな。 ちょうど文春から新潮に変わった頃に面白くなくなった気がする。

#2 外出

雨雪で面倒くさかったのだが、 正月奥さんの実家に帰っている兄の家へ、 残されている猫の様子を見に。 特に問題なさげ。トイレ処理と飲み水の交換。 そのまま電車に乗ってちらっと学校へ。

#3 [labo] ステージコントローラ

懸案だけ。

ハンダ付け:

断線 してたとこをハンダ付け。 こて台がいつものところに無いのはなんでじゃ。 組み付け の時の六角レンチセットといい、最近こういうことが多いなあ。ぶつぶつ。

コネクタとケーブルは、とりあえずセロテープで補強。 ビニールテープも前に買ったやつがあったはずなのだが。 最終的にはコネクタごと交換したいけど、 それは リミットセンサの件 の見通しが付いてから。

minicom 通信:

ステージは問題なく動作。 バックラッシュ分の面倒までは見てくれないようなので、 プログラム側でやらないとダメか。 パルス数と移動距離の関係については、 ネジのピッチとモータの規格を教えてくれるよう大橋さんに頼んであるので、 それが到着してから。

#4 [book] matlab 本

matlab は XPS 装置に附属の解析ソフトに使われてたこともあって、 目についた本をできるだけ買うようにしてきました。 とりあえず以下、手元にある本についてのレビュー。 個人的には秀和システムから出ている本が比較的良い気がしています。

ただし、付属の英文マニュアルもかなりできが良く、 結局こいつが一番役に立つことも多いですね。 自分で MATLAB 使って絵を書いたときはそうでした。

MATLAB と利用の実際:

僕もこの本を最初に買いましたが、 初期に出たこともあってどっちかというと overview 的な性格が強い。 実際に使い出すとあまり役に立たないかも。

MATLAB プログラミングブック:

今回の octave 本と範囲がカブる本。良く書けていると思います。 ただ .* とか .^ とかについてはやっぱりあんまり書いてない (コマンド一覧には載ってるけど)。

MATLAB 活用ブック:

突っ込んだ使い方をしたい人向け。 MEX の話とかも詳しく載っています。

MATLAB ハンドブック:

これも持ってたはずなんだけど、いま見当たらない。 でも良い本だった記憶があります。 数値計算の知識を一通り持っている人は、 この本からはじめるといいと思います。

MATLAB 数値解析:

自分が何らかの用途に MATLAB を使いたい、 という場合のリファレンスにはあまり向いてない。 むしろ講義のネタ本としてよさげ。 訳本ですが、訳者が大勢で、翻訳の質のばらつきが大きい。

物理工学系のシミュレーション入門:

これもなぜか持っている (むちゃくちゃ高かった) けど、 これは Symbolic Math toolbox (+Maple) や PDEase toolbox を持っていないと意味がない本でした。

ちなみに:

いずれも octave を使う役にはあまり立たないような。 octave は結局 info を読むのが一番いいと思います。 日本語訳が ascii あたりから出ないかなあ。
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2003年01月04日() [n年日記]

#1

バスが来なくて学校〜吉祥寺、国分寺〜自宅を歩き。 多少は運動不足の解消になっただろうか。

#2 [debian] DSA-221 mhonarc

surf で更新されないので変だなと思ったら、 disk crash の時に入れ忘れてたらしい。やれやれ。

#3 [labo] ステージコントローラ制御

Serial-Programming-HOWTO とか miniterm.c とかを眺めながら漠然と思考中。 基本的には カノニカルな入出力 でいいのかな。 あとは Q: コマンドに対する reply を parse するルーチンを作ればだいたい良さそうだ。

ちなみに:

miniterm.c は短いのだけど結構おもしろい。 fork() して親が serial input→stdout、子が stdin→serial output を担うようになっているのだが、 fork() の返り値で switch〜case するやり方とか、 特定の文字が入ると子が親にシグナルを送って終了する様子とか、 親がシグナルハンドラを登録して処理に入り、子を wait してから終了する様子とか。 おそらくこの手のプログラムの定跡なのだろうが、勉強になる。

また末端文字:

 const char QCMD[] = "Q:\r";
  :
 write(fd, QCMD, sizeof(QCMD));
のようにしたところ、結果はちゃんと返ってくるのだけど、 終了後にコントローラが 例の HOST/MANUAL が効かない状態 になった。sizeof(QCMD) は (あたりまえだけど) 4 なので、 末端の \0 も write しちゃってるためらしい。
 write(fd, QCMD, sizeof(QCMD)-1);
にしたら問題なくいくようになったけど、頭悪そうだなあ。 どうするのが普通なんでしょうかね。 \0 のない 3 文字の定数って簡単に宣言できないのかな。

むつみさん
  const char QCMD[3] = { 'Q', ':', '\r'};
と教えていただいた。うまいこと動作しました。ありがとうございます。

うーん、数値入りのコマンド文字列を strcat() でつくるときとかを考えると、 結局 sizeof()-1 しておく方が見通しがいいのかなあ。うーんうーん。

あ、
 const char QCMD[] = "Q:\r";
  :
 write(fd, QCMD, strlen(QCMD));
がいいかな。こうしとくか。

Q: の結果の parse:

-      900,         0,K,K,R
のような結果が返ってくるのを、 掟破りの strtok() で ad-hoc に実装。はっきり言ってヒドイ代物だが以下のような感じ。
  res = read(fd,buf,255);
  buf[res] = 0;

  token = strtok(buf, ",");
  if (token != NULL){
    *xpos = atol(token+1);
    if (*token == '-') {*xpos *= -1;}
  } else { rcode = 1;}

  token = strtok(NULL, ","); /* ypos */
  if (token != NULL){
    *ypos = atol(token+1);
    if (*token == '-') {*ypos *= -1;}
  } else { rcode = 1;}

  token = strtok(NULL, ","); /* ack1 */
  switch (*token){
    case 'X':
      *ack1 = ACK1_NG;
      break;
    case 'K':
      *ack1 = ACK1_OK;
      break;
    default:
      *ack1 = ACK_ERROR;
      rcode = 1;
      fprintf(stderr, "(m102_q): parse error for ACK1\n");
  }
   :
以下 ack2, ack3 も同様。

完成:

Q: !: C: M: G: R: の 6 コマンドを実装した。 cvs モジュール m102 として import。 checkout した場所は ~/project/stage。

マニュアル:

あらゆる 前回 のコピペだが、ひとまずまとめた。

#4 [freshmeat] 1/3 分の新着メールから

#5 [book] インターネット時代の数学シリーズ

馬場さん に教えていただいた。確かに良さそうだ。

物理シリーズはないのかな(笑)
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2003年01月05日() [n年日記]

#1 免許更新

9:00 頃家を出て府中の試験場までチャリで行ってみたが、 もう混み混みで全然だめ。30 秒であきらめてそのまま帰ってきた。 往復 20 分。 平日に行こうっと。

#2 [book] 『量子力学と私』朝永振一郎 岩波文庫

講演・エッセイなどを江沢 洋氏がまとめたもの。 繰り込み理論の成立以前を扱ったものが多い。 「光子の裁判」目当てに買ったのだけど、 むしろ他のものが面白かった。 特殊相対論と量子論の統一の際に現れる無限の問題 *1 が目前の問題だったときに書かれたものとか、 一方ノーベル賞受賞後に、その頃の考えの履歴を語ったものとか。 一度捕まえたアイディアは、 その場では直接生きなくても、思わぬところで応用が効くものなのだ。 あと、エッセイの端々にも顔を出す湯川秀樹へのコンプレックスが、 公開向けに書かれたものではないだろう 「滞独日記」ではっきり現れているのも興味深い。 どんなレベルに至っても、焦りや悩みや嫉妬と無縁である人はいないのだ、 あたりまえだけど。
*1: まさにこいつが繰り込み理論によって回避されることになるわけだが。

#3 マンガ引き取り手

ひとまず確定。あとは先着順にします。 締切はぼくが古本屋に持っていく気になるまで。
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2003年01月06日(月) [n年日記]

#1 [paper] arxiv.org cond-mat

正月分。

Mound formation and coarsening from a nonlinear instability in surface growth:

We study a class of one-dimensional, nonequilibrium, conserved growth equations for both nonconserved and conserved noise statistics using numerical integration. An atomistic version of these growth equations is also studied using stochastic simulation. The models with nonconserved noise statistics are found to exhibit mound formation and power-law coarsening with slope selection for a range of values of the model parameters. Unlike previously proposed models of mound formation, the Ehrlich-Schwoebel step-edge barrier, usually modeled as a linear instability in growth equations, is absent in our models. Mound formation in our models occurs due to a nonlinear instability in which the height (depth) of spontaneously generated pillars (grooves) increases rapidly if the initial height (depth) is sufficiently large. When this instability is controlled by the introduction of an infinite number of higher-order gradient nonlinearities, the system exhibits a first-order dynamical phase transition from a rough self-affine phase to a mounded one as the value of the parameter that measures the effectiveness of control is decreased. We define a new ``order parameter'' that may be used to distinguish between these two phases. In the mounded phase, the system exhibits power-law coarsening of the mounds in which a selected slope is retained at all times. The coarsening exponents for the continuum equation and the discrete model are found to be different. An explanation of this difference is proposed and verified by simulations. In the growth equation with conserved noise, we find the curious result that the kinetically rough and mounded phases are both locally stable in a region of parameter space. In this region, the initial configuration of the system determines its steady-state behavior.

Preparation of the Silver Boride: Preliminary Results:

Bulk and thin film specimens of AgB2 were prepared. The bulk pellets were obtained from the powders of the constituents and the films were produced by cosputtering and sequential sputtering. The specimens were annealed and subjected for X-ray and Auger analysis. Preliminary results seems to indicate that AgB2 is an instable phase.

#2 [paper] PRL 89(26-28)

なんで 12/30 号 (#27) と 12/31 号 (#28) があるんやろか。

High Resolution Atomic Force Microscopic Imaging of the Si(111)-(7×7) Surface: Contribution of Short-Range Force to the Images:

Observation of the rest-atom layer of the Si(111)-(7×7) surface is performed by atomic force microscopy. By detecting the force due to the single chemical covalent bond formed between the tip and the sample surface, individual atoms on the layer were clearly resolved. Unprecedented high spatial resolution was achieved by setting the detection force at a small value and by reducing background forces due to the long-range interactions with the small oscillation amplitude of the cantilever and sharp probe tip.
いつぞや日刊工業新聞に載ってたやつかな? force-curve に関する細かい議論。

The Diffusion-Control Limit Revisited:

We consider nonequilibrium adsorption to a freshly formed surface. Owing to the initial lack of equilibrium, the common diffusion-control assumption is inconsistent at small times. A uniform small-time asymptotic approximation is constructed for a Langmuir-type system in terms of the small parameter ε representing the ratio of the respective kinetic and diffusive time scales of the problem. The diffusion-control approximation becomes valid only when t >> ε. The adsorption results are applied to the calculation of the dynamic surface tension.

#3 [paper] APL 81(26-27)

Resonance-enhanced laser-induced plasma spectroscopy for sensitive elemental analysis: Elucidation of enhancement mechanisms:

When performing laser-induced plasma spectroscopy for elemental analysis, the analyte signal-to-noise ratio increased from four to over fifty if the plume was reheated by a dye laser pulse tuned to resonant absorption. Time-resolved studies showed that the enhancement was not due to resonance photoionization. Rather, efficient and controlled rekindling of a larger plume volume was the key mechanism. The signal-to-noise ratio further increased to over a hundred if the atmosphere was replaced by a low-pressure heavy inert gas. The ambient gas helped confine and thermally insulate the expanding vapor.

Kinetic roughening study of perylene on glass and Au substrates:

We have investigated the growth kinetics of perylene, an organic semiconductor with high carrier mobility, on glass and Au substrates grown side-by-side by vapor deposition using atomic force microscopy. Our results show that kinetic roughening theory can reveal a wealth of information about polycrystalline growth. Higher order height?height correlation functions have been calculated for the perylene thin films on glass and Au. These results show that the height?height correlation function and the Hurst exponent saturate once the nominal perylene film thickness reaches the critical value of 40 Å on glass, and 100 Åon Au. After these thicknesses, overhang structures develop and dynamic scaling analysis becomes inappropriate. In addition, we have observed a complex, multiaffine behavior on both substrates evidenced by order dependence of the Hurst exponent. Grain size distribution and shape analysis were also performed on our films.

#4 [labo] 2003年春季応用物理学関係連合講演会における電子投稿について

1/13 17:00 〆切。って祭日じゃんか。

#5 [labo] PMMA 蒸着

岡田さんの lecture を兼ねて。

11:00 開始、 ボート (BM-70) の中央部の 5 個の窪みに、 それぞれ 3 粒ずつの PMMA ペレットを入れた。

12:40 から 真空引き。 基板加熱 (150℃)→室温 (水温) 冷却して14:40 くらいから蒸着開始。 膜厚モニタのパラメータは、 とした。 参考→ PMMA の物性 詳細はちゃんと文献をあたるよう、岡田さんに頼んだ。

星野くんの時の条件、0.71V 33A を目指して加熱。 0.5V までは 0.1V おき、0.65V までは 0.05 V おき、 その後 0.71V まで 0.02V おきに上昇。 PMMA は 0.6V 位からジュクジュク泡立ち、 圧力は最終艇に 1〜2x10^-2 Pa まで上昇。 成膜速度は 2Å/s までは上がらず、0〜1 位をフラフラ。 泡の破裂に伴って圧力上昇や成膜速度上昇が起こっているっぽい。 とりあえず電圧 0.71V に fix、 時間-積算膜厚の記録を岡田さんにしてもらう。

数分後急に膜厚が上昇したが、 これはボートの窪みから PMMA がなくなる時に対応しているようだ。 モニタ面への sticking rate の問題もあるかなあ。

結局 495Å まで。15:35、圧力が 1x10^-3 Pa を下まわったところで終了。

#6 [book] ヒカルの碁 20

買った。

#7 [URL] 色見本の館

良い感じ。

あれ?:

ここの namazu で「色」を検索するとおかしくなる。なぜだ?
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2003年01月07日(火) [n年日記]

#1 [LDP] 2002-11-18〜2003-01-07 の updates

あたらしいほうが上。

new GUIDE:

new HOWTOs:

updated GUIDE:

updated HOWTOs:

* 印は期間中の extra 更新数。

removed HOWTO:

#2 朝食

七草粥。しかしモチをいれて腹一杯になってしまった。 本来の意味を見失っている。

#3 [book] 『麦屋町昼下がり』藤沢周平 文春文庫

「榎屋敷宵の春月」だけまだ読んでなかったのを朝風呂で読了。 藤沢周平はやっぱり良い。 しかし読んでばかりで全然本の整理が付かないな。

#4 免許更新

行ってきた。代書屋に寄って *1 8:50 頃 in。今回は違反講習 *2 だったので、みっちり 2h の講習を受けてきた。免許もらって 11:30 out。 一日に消費するエネルギーの半分は確実に持っていかれた。

講義内容について。 教習所の近くに最近できた「無坊」というラーメン屋の評判が良いので、 帰りに行ってみようと思ったのだが、今日は定休日であった。
*1: しかし最近は写真がいらないから、寄る意味は全然ない事が後に判明。
*2: 歩行者の足を踏んで 4 点、一時停止違反で 2 点。

#5 [labo] 雑用

吉祥寺まで出て、東京三菱で Quesant に $294 送金。 手数料 5,500 円。うーむ。
江成くん用の USB カードリーダを LAOX で購入。
真空協会 に会費 \8,000 払い込み。ほんとは 12 月末までのもの。

送金の件を Quesant に fax。fax\2002\Quesant1.doc。

#6 [labo] MgO 透過率フィッティング

tiger:/usr/local/bin/MgOfit.sh としてインストール。 藤本くんと岡田さんに使い方のレクチャー。 合わないときはローレンツパラメータの A をいじってみると良いようだ。
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2003年01月08日(水) [n年日記]

#1 [URL] skkime について

そろそろ入れてみるかなあ。

Linux と skkime でユーザ辞書を共通に使うのってどうするんだろ。 プロパティで「サーバ追加」というのでいいのかな? いや、例えば debian の skksearch はラージ辞書を見てるだけか。 ユーザ辞書は違うっぽいなあ。samba 経由で共通にしたりして大丈夫なのだろうか。

アプリケーションによって、かなが半角カタカナでしか入力できないことがあるな。 さらに漢字変換した場合に、確定した最後の文字が ?? になる事があるようだ。 ふーむ。入力操作そのものは直感的でとても良い。 ただ、全角スペースは L [space] C-j っていうシーケンスで入れるしかないのかな。

#2 [paper] PRB 66(19,20)

Effect of growth rate on the spatial distributions of dome-shaped Ge islands on Si(001):

Ge/Si(001) layers are grown by gas-source molecular beam epitaxy at 600 °C to probe island self-ordering phenomena. We vary the Ge growth rate by a factor of 40, 1.2-47 monolayers (ML) min^-1, and adjust the Ge coverage, 5.9-8.9 ML, to produce films consisting primarily of dome-shaped Ge islands. Measurements of the radial and nearest-neighbor distributions are compared to calculated distributions for random arrangements of circular islands. At low growth rates, island formation is inhibited at small separation. At high growth rates, the angular distributions of nearest-neighbor islands show pronounced island ordering along <100> directions.
まあある意味、普通の結果ではあるのだけれど。絵はとても奇麗。 方位角分布をとってるのがちょっとおもしろい。

Fractal-like model of porous silicon:

A geometrical model of a porous silicon structure is proposed. The resulting size distribution spectra are analyzed by their relation to photoluminescence and Raman scattering. Both experimental data are investigated and compared to those results. The model well describes the presence of a low-energy part of the photoluminescence spectra with wavelength compatible to bulk crystalline silicon. Shapes and positions of Raman and photoluminescence lines are within the frames of model flexibility and indicate similar values of parameters, especially the minimal size of crystallites where Raman scattering and radiative recombination reveal the activity.

Fermi surfaces of surface states on Si(111)-Ag, Au:

Metallic surface states on semiconducting substrates provide an opportunity to study low-dimensional electrons decoupled from the bulk. Angle resolved photoemission is used to determine the Fermi surface, group velocity, and effective mass for surface states on Si(111)√3×√3-Ag, Si(111)×√3-√3-Au, and Si(111)√21×√21-(Ag + Au). For Si(111)√3×√3-Ag the Fermi surface consists of small electron pockets populated by electrons from a few % excess Ag. For Si(111)√21×√21-(Ag + Au) the pockets increase their size corresponding to a filling by three electrons per unit cell. The √21×√21 superlattice leads to an intricate surface umklapp pattern and to minigaps of 110 meV, giving an interaction potential of 55 meV for the √21×√21 superlattice
こりゃすげえ。

Surface-induced resistivity of thin metallic films bounded by a rough fractal surface:

We have extended the modified formalism of Sheng, Xing, and Wang [J. Phys.: Condens. Matter 11 L299 (1999)] to allow the calculation of the conductivity of a thin metallic film bounded by a rough fractal surface. We utilized the so-called k-correlation model proposed by Palasantzas and Barnas [Phys. Rev. B 48, 14 472 (1993); 56, 7726 (1997)], to describe the height-height autocorrelation function corresponding to a self-affine roughness. This extension permits the calculation of the conductivity of the film as a function of the r.m.s. roughness amplitude δ, of the lateral correlation length ξ, of the mean free path in the bulk l, and of the roughness exponent H. We found that the degree of surface irregularity, represented by the roughness exponent H characterizing the surface, does influence the conductivity of the film, as first discovered by Palasantzas and Barnas. However, this influence manifests itself for large bulk mean free paths l〜1000 nm and for large correlation lengths ξ〜5 nm, in which case the conductivity of the film for H = 1 exceeds by about 30% the conductivity for H = 0.2, an effect which is smaller than that reported by Palasantzas and Barnas. For correlation lengths ξ below 1 nm and mean free paths l〜100 nm, the influence of the roughness exponent H on the conductivity is reduced to below 10%, and for smaller mean free paths and correlation lengths the conductivity becomes insensitive to H. We also found that Mathiessen's rule is severily violated in the case of thin metallic films. The resistivity of the film coincides roughly with the surface-limited resistivity only in the case of ultrathin films t<5 nm. For thicker films 100 nm>t>5 nm, the resistivity of the film exceeds by some 20 to 30 % the value dictated by Mathiessen's rule. And conversely, the apparent surface-induced resistivity estimated assuming the validity of Mathiessen's rule, exceeds by nearly one order of magnitude the true surface-induced resistivity, except in the case of ultrathin films t<5 nm.
lanl で見かけた気もしたが...

Surface plasmon polaritons on narrow-ridged short-pitch metal gratings:

The reflectivity of short pitch metal gratings consisting of a series of narrow Gaussian ridges in the classical mount has been modeled as a function of frequency and in-plane wave vector (the plane of incidence containing the grating vector) for various ridge heights. Surface plasmon polaritons (SPP's) are found to be excited even in the zero-order region of the spectrum. These may result in strong absorption of radiation polarized with its electric field in the plane of incidence (transverse magnetic). For zero in-plane wave vector the SPP modes consist of a symmetric charge distribution on either side of the grating ridges, a family of these modes existing with different numbers of field maxima per grating period. Because of the charge symmetry these modes may only be coupled to at angles away from normal incidence where strong resonant absorption may then occur. The dispersion of these SPP modes as a function of the in-plane wave vector is found to be complex arising from the formation of very large band gaps due to the harmonic content of the grating profile, the creation of a pseudo high-energy mode, and through strong interactions between different SPP bands.
これは理論。 例えば angle incident なイオンスパッタで作った ripple 構造を見れたりするのかなあ。

#3 [labo] バキュームプロダクツ

大橋さんに電話して、ネジピッチとパルス/角に付いて問合わせ。 ヒータ用ホルダ 、ステージの リミットセンサ についてもちょっと話す。 水晶振動子ホルダは 1/14 に取りに行くかたちで。

#4 [URL] SEMILINKS

半導体関連ポータル。便利かも。

#5 [labo] OES 測定系

バキュームプロダクツより仕様の fax。 いまコントローラの設定は ハーフステップ動作 だから、1000 pulse で 2mm 移動、と。わかりやすいな。 バックラッシュ分は 1/40 回転だから 25 pulse。まあ余裕見て 50 pulse。

窓の横幅が 70mm、レンズ系の絞りは、最小で対向辺 2mm の 6 角形だから、 2mm ごとに移動させればいいか。

作るべきプログラム (とその名前の候補) は というところか。 注意点としては、 相対移動がマイナスになる場合には、 バックラッシュ分の 50 パルス余計に動かし、 プラス方向に 50 パルス戻すようにすること。

#6 [URL] GPTCALL

CやFORTRANで得た計算結果をグラフ化するのに gnuplot は非常に便利です.このgnuplotは普通,端末からコマンドで操作しますが,プログラムからの操作も可能です.しかし,プログラムからの操作はそれなりの知識を必要とするので,初心者には多少難しいかもしれません.
そこで Cでgnuplotを簡単に制御できるようにするためのパッケージもどき, GPTCALLを作ってみました.このパッケージもどきを使えば初心者でも簡単に gnuplotをCから操作できます.
べんりそげ。

Controlling GNUPLOT from your C program:

なるほど単独なら popen() 使うだけか。

#7 [linux] gengetopt

オプション処理に結構便利。 まずオプション用に
option	"exposure"	e "MOS exposure time" short default="1000" no
option	"gain"		g "amplifier gain (l|m|h)" string default="l" no
option	"pixel"		p "A/D pixcel clock (us)" short default="3" no
option	"output"	o "output file" string no
とかいうファイル (pma.ggo) を作る。 フォーマットは
option <longname> <shortchar> <description> <type> {default="VALUE"} <required?>
というかたち。詳細は /usr/share/doc/gengetopt/gengetopt.html。
% gengetopt < pma.ggo
とすると cmdline.h と cmdline.c ができる。 自前のプログラムは
#include <stdio.h>
#include "cmdline.h"
#include "pma.h"

int main(int argc, char **argv){
	struct gengetopt_args_info args_info;
	WORD exposure, pixel;
	BYTE gain;

	if (cmdline_parser (argc, argv, &args_info) != 0) exit(1);

	exposure = args_info.exposure_arg;
	printf("exposure:\t%d\n", exposure);

	pixel = args_info.pixel_arg;
	printf("pixel:\t%d\n", pixel);

	switch (args_info.gain_arg[0]) {
	  case 'l':
	    gain = AMP_GAIN_LOW;
	    break;
	  case 'm':
	    gain = AMP_GAIN_MIDDLE;
	    break;
	  case 'h':
	    gain = AMP_GAIN_HIGH;
	    break;
	  default:
	    fprintf(stderr, "gain should be one of l, m or h\n");
	    exit(1);
	}
	printf("gain:\t%d\n", gain);

	if (args_info.output_given)
		printf("file will be output to %s\n", args_info.output_arg);
	return 0;
}
という感じで書いて、
gcc -o pma cmdline.c pma.c
とすると出来上がり。
% ./pma
exposure:       1000
pixel:  3
gain:   3
% ./pma -e2000 -p5 -gl --output=FILE
exposure:       2000
pixel:  5
gain:   3
file will be output to FILE
という感じの実行結果になる。 Makefile のエントリは
pma: pma.c cmdline.c
	gcc -Wall -o $@ $^

cmdline.c: pma.ggo
	gengetopt < $<
という感じで。

--unamed-opts:

gengetopt 実行時に --unamed-opts というオプションをつけると、 パラメータ以外の引数も処理できる。 となる。

#8 一齋

河田先生の退官記念パーティー のときに、先生からお土産として参加者に配られたお酒。 だいぶたってしまったが飲んでみた。うーん、すごく美味しい。 自分は列の最後の方で、余りが出そうだったので、 河田先生に「なんだったら二つ持ってきなよ」と言われたのだが、 遠慮して1本しかもらわなかったのであった。 もったいないことをした。

ちなみに 岩村醸造 という岐阜の蔵元のお酒らしい。
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2003年01月09日(木) [n年日記]

#1 [labo] OES 測定系

このへん のコマンド作り。

pmashot:

完成。mktemp() を使ってるので、いつか直そう。

ステージ移動系コマンド:

を作成。ファイル名 3 文字めで変更して補完を多少楽にした。

pmameas:

完成。C:10 した状態からだと動かなかったのがちと盲点。 さて、うまく測れるといいが。

測定:

田中くん、疋田くんに協力してもらい、 Ar 10 Pa (Shultz gauge 表示値) 50W で測ってみた。 とりあえず X 軸の原点は見た目で。最後は zero に戻して止めた。 縦方向を ±19mm ほど、5mm 間隔で移動。 gain は high、exposure は default の 1000ms で、 まあ 324, 510 の値は出ているようだ。 他のピークが見たいときは、もうちょっと絞りを開けるか exposure を伸ばすかしないとだめかな。 解析は後ほど。

import:

cvs -d /home/cvsroot に sroes というモジュール名で import した。

#2 [labo] rwiki 文字化け

ASCII 文字と全角文字が混ざってるとダメっぽいですね。 時間ができたら 1.2.4 に上げてみます。

#3 [URL] 初心者のためのシリコン単結晶清浄表面作製技術

通電加熱方式によるシリコン単結晶清浄表面作成技術を紹介します。読者としては、やる気と時間は十分あるけれども、経験と研究費は乏しい若手研究者を対象としています。また、ここに述べるシリコン清浄表面とは超高真空(〜10-10Torr)中で作成する不純物濃度1%以下程度の表面です。微量の不純物は影響しない研究なら十分通用します。
すばらしい。

#4 [dept] 大学院特別講義 (佐々木先生)

ナノテク概論。トップダウン vs ボトムアップという観点で整理され、 とてもわかりやすかった。

トップダウン:

別名「ファインマンのナノテク」。 基本はリソグラフィ。 現状の目標は 1Tbit/inch^2 というところだとか。 限界は 10nm 幅くらいまで、到達は 2014 年くらい? 早大大泊先生のとこで8nm ピット、 ツインプローブ、ナノ振動子の動画など。

intermission:

「ミクロの決死圏」をマクラに、 drag delivery system のお話。 4nm 以下だと腎臓で捨てられ、400nm 以上だと免疫系に攻撃されるのだとか。 細胞内部での状況認識によって薬理効果を発現させる、 D-RECS という手法があったりするらしい。

ボトムアップ:

別名「ドレクスラーのナノテク」(c.f.『創造する機械』1986)。 アセンブラ+レプリケータによる機能発現。 アプローチは 3 つ、
  1. 生体のメカニズムを研究するもの→バイオモータ、特に回転モータ (Walker 1994 Novel Prize)。ATP サイクルを使った F1 モータ、H+ driven な F0 モータなど。
  2. Bulk や表面の物性、自己組織化を利用するもの→フタロシアニンの一次元鎖を使った配線など。
  3. SPM 技術を応用して展開するもの→STM による原子移動、Xe を介在させたスイッチング、AFM でも Si/Ag 3x3 において、Ag トライマーの伸び縮みによるスイッチングのような現象が見られるらしい。あとはグラファイト上摩擦力のアレ :-) とか。

#5 [freshmeat] 1/8 分の新着メールから

#6 最近の生活時間帯

正月の爛れた生活の後遺症で、だいたい 4:00AM に目が覚める。 18:00 頃になると眠くてもうだめ。

#7 [labo] 最近の研究室

だんだんピッチが上がってきたようだ。

#8 [book] シェリフスターズ MS04

購入、読了。
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2003年01月10日(金) [n年日記]

#1 このサーバ

朝の cron の restart 時に落ちていたようだ。 理由は昨日 rwiki 関係の調査時に mod_encoding モジュールを抜いたから。

#2 [labo] AFM 利用講習会

13:00-14:30、 参加者: 藤本・尾崎・佐藤。 昔の Q プローブは、もう使わないほうが良さそうだな...

#3 [labo] rwiki

1.2.4 に入換えた。libdevel-logger-ruby.deb は sid からとってきた。 単独でインストールできたので問題なかろう。 文字化けの問題も解消した模様。良かった良かった。

pagerank とか orphan は、別にモジュール入れる必要があるのかしら。 ああ、ページとして存在してるのか。コピーするだけですな。

#4 [labo] OES 結果解析

過去のツール を引っ張り出しつつ。 の二点分の修正をせんとあかん。

この 2 点は perl で処理できる目処がついたが、 結局楽に作業をするには oespeaks と oesfit の動作を含めて 1 つのスクリプトにまとめるしかないのかなあ。うーむむむ。

しかし暗電流の scatter が結構大きい。

#5 日高屋

サンロードにある、もとラーメン館だったところ。不味い。 頼んだのは味噌ラーメン 390 円+餃子 150 円。 まず出てきた水がカルキ臭い。 ラーメンは麺に味も食感もなく、 スープも塩ラーメンのスープに申し訳程度に味噌を溶かしました、というようなもの。 サッポロ一番の方が 30 倍くらいマシ。 餃子も中身スカスカ、ゴマ油の臭いが変に鼻に付いた。 人生の有限回の食事を一回分無駄にした。痛恨。
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以上、10 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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