なかのにっき

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2007年08月10日(金) [n年日記]

#1 DONE

nothing. Ugh..

#2 今日の英会話上級

transference 感情転移
get together 一緒に集まる
underlie 根底を成す、背後にある
delineate 描く、言葉で詳細に描きだす
nobility 高尚さ
medieval 中世の

#3 就寝〜起床〜二度寝

また明かりをつけたまま気絶、28℃の除湿設定とは言え、 やはりエアコン入れてるのはナニで 6:00 に起床。 飯食って水風呂入って時間まで二度寝。

#4 行き

原付。VP 経由。今日はまたもの凄く暑い。

#5 [VP] 勉強会+打合せ

今日は cos 分布する蒸発源の成膜速度を出すところ。 最後の最後で自分の解説がヨレてしまったのが情けない。

昼ご飯を頂戴してから大橋さんと打ち合わせ、 水蒸気導入用のフランジをもらってスパッタガンの製作依頼。 あとで寸法を送ること。

実測して結果を Fax 送信。

#6 [labo] 到着品

大木さんがエビサワさんの発注品を受けとってくれていた。どもども。

#7 [paper] 今日拾った論文 (JAP 101(4), RSI 78(2), PRL 98(9), APL 90(9))

Determination of stress-optical and thermal-optical coefficients of Nb2O5 thin film material:

台湾のグループ。 熱膨張率の異なる基板に着けた SiO2/NbO2 の多層膜フィルタをイオンアシスト蒸着で作製、 中心波長の温度変動からモデルに合わせて標記物理量を決めた話。

Spectroscopy of silica layers containing Si nanocrystals: Experimental evidence of optical birefringence:

SiOx を窒素中 1100℃ で加熱して作った nc-Si の SiO2 マトリックスを waveguide とみなして PL 光の導波実験とかプリズムカップリングとかの実験をした話。 実験結果は、layer が複屈折を持つというモデルでうまいこと説明できたとのこと。 作製法 (ref 10,11,15) と共に読んでおく話かな。

Molecular dynamics simulation study on substrate temperature dependence of sputtering yields for an organic polymer under ion bombardment:

阪大浜口先生のところ。ポリマーで見られるスパッタ率 (むしろエッチングの方の文脈が重要なようだけど) の基板温度依存性について、 ポリパラフェニリンに C や CH4 が入射する場合を例に MD シミュレーションしてみたもの。 メカニズムとして、高温時の振動によって生じる "weekness" だけでは実験結果を説明するには不十分で、 反応性プロセスが効いているのだろうという結論。

Highly sensitive silicon crystal torque sensor operating at the thermal noise limit:

Si 単結晶を使ったトルクメータ。有効面積 12.5mm^2 の double-paddle 振動子で、 1E-18 Nm 程度のトルクまで測れるで、とのこと。 熱擾乱の影響の評価とかも。

Enhanced laser shutter using a hard disk drive rotary voice-coil actuator:

HDD のボイスコイルモータをレーザのシャッターに使ってみようという話。 LMD18200 (H ブリッジ FET) を使った回路例と実機で測定した応答速度 (rise time が 500ns 以下!) とか。

High-Frequency Subsurface and Bulk Dynamics of Liquid Indium:

SR 光で液体インジウムの X 線非弾性散乱測定によって音波振動の分散関係を取って bulk, subsurface recion の粘性を評価した話。表面近傍の密度異方性によるものであろうと。

Control of the Charge State of Metal Atoms on Thin MgO Films:

Ag(001) に 3ML の MgO を積んで Pd や Au を撒き、 STM で観察した話。触媒機能の制御が Pt 上の silica 膜厚でできる、 とかいう話がバックグラウンドにあるようで。 んでまあ薄い oxide 上の metal atom の電荷状態について調べてみましょう、 ということらしい。原子の動径分布とか、+0.5V const-current の原子像をシミュレーションと比較したりとか。 で、ref 11 の計算の予測の通り、 薄い MgO 上の Au は帯電していることがわかった、 としている。Pd はしていなかった。また厚い MgO では帯電が起こらないことも わかっているそうで。

Growth competition during glancing angle deposition of nanorod honeycomb arrays:

いろいろな半径のシリカ球でリソして Cr のハニカムテンプレートを Si 基板上に作っておいて、 マグネトロンスパッタ Ta を α=84度の GLAD で RT 蒸着、 ハニカムのサイズとロッド長・ロッド幅の相関を見た話。 w/l に対してユニバーサルな関係になっているとのことで、 材質等々よりは inter-rod 間の competition で制御できるんではないですかね、 という結論。

#8 [labo] 表協予稿

大木さんのやつ。今日が提出〆切ということで、横から見て口出しをしたり。
無事提出された模様。発表まではもう一頑張り、かなあ。

#9 帰り

原付。局所的に涼しいところはあるのだが、家は暑いな。
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以上、1 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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