なかのにっき

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2007年09月17日(月) [n年日記]

#1 帰り

原付。

#2 [exercise] 今日のブートキャンプ

Cardio をバンド付きで。

#3 行き

原付。暑い。花粉も?

#4 [dept] オープンキャンパス

研究室見学担当。泥縄で部屋の段ボールを片付けたり。

3 グループ回ってきて 16:40 頃無事終了。 少しでも受けてくれる人が増えるといいけど。

#5 [paper] 今日拾った論文 (JAP 101(8))

OC の空き時間にぼちぼち。しかし拾い過ぎて読むのが大変になった。

ICPS2006 の Plenary/Invited talk の proceedings が載っている。 こっちはやっぱ QD 系の話が多いようで。

Optical loss study of porous silicon and oxidized porous silicon planar waveguides:

プラスチックによるパターンを形成後、 電流を変えて porosity を変えた PS を作成、熱酸化させた waveguide の損失の計測。 546nm で 2.4db/cm、1550nm で 0.6db/cm とか。 可視域では volume の散乱損失が、IR では surface のが、 それぞれ dominant であると。どのくらい smooth なのができてるんだろ。

Laser-induced plasmas from the ablation of metallic targets: The problem of the onset temperature, and insights on the expansion dynamics:

Bogaerts 先生たちの。レーザーアブレーションプラズマで生じたイオンの TOF による 速度分布測定と、あと放出角度分布の測定。

Simulation of surface discharge dynamics by means of cellular automata:

電通大を含む international なコラボ。 誘電体表面における沿面放電を 2D のセルオートマトンネットワークでモデル化したもの。 放電発展のフラクタル性とかも意識されている。

Influence of redeposition on the plasma etching dynamics:

スパッタエッチング速度の圧力依存性について、 0.1〜10 mTorr の範囲での実験結果を redeposition で考察したもの。 出たやつが適当な MFP で散乱して戻るという collisional layer model というモデルでうまいこと評価できた、という話。 これもちょっと考えてみたい話ではあるな。

Effect of oxygen on the characteristics of radio frequency planar magnetron sputtering plasma used for aluminum oxide deposition:

インドのグループ。アルミナの RF 反応性スパッタで、power を 100W const とし、 放電電圧・ターゲットのセルフバイアス・電子温度・Al・AlO の OES を、 酸素流量を変えながら (どうやら排気速度 fix らしい) 測った話。 AlO 分子なんて見えるのか。 AlO emission のみピークを持つが、それ以外は基本的に O2 flow↑ に対して減少傾向。

One-dimensional analysis of the rate of plasma-assisted sputter deposition:

同グループによる Generalized Keller-Simons を Al, Si, V, Cr, Ge, Ta, W の sputter-deporate の pressure 依存性と比較した話。パラメータフィッィングでターゲット・基板各温度など。 Thermalization cross section が出てるから、これもちょっと扱ってみたいところ。 重いやつの high power 時の測定はモデルと合わないらしく、 これは thermalization が測定範囲では起こってないのではないか…と言ってるが、 これはどうかな。希薄化の効果あたりか?

Surface microstructure of GeSbSe chalcogenide thin films grown at oblique angle:

標記薄膜の斜め入射真空蒸着。IR 材料らしい。SEM, AFM。 後者から "surface area" を決定して projected area との比を取ったり (つっても resolution 依存だから意味あるんか?)、RMS の入射角依存性を取ったり power spectrum を取ったり。0 度入射だと 1nm くらいの RMS というのに、 むしろちょっと驚いた。

Residual stress relaxation in the film/substrate system due to creep deformation:

China のグループ。基板ないし膜が高温でクリープ可能な状況のとき、 残留応力がどのように解放されるかに関する解析的なモデル。

Carrier concentration dependence of band gap shift in n-type ZnO:Al films:

京大と中国 Zhejiang U のグループ。AZO を atmospheric mist CVD と反応性 DC スパッタで作り、 XRD, Van der Pauw、UV-vis spectroscopy。 Al at.% が 3〜4% あたりで電荷密度はピークを持ち、 電荷密度が大きくなると Burnstein-Moss チックにバンドギャップが拡大、 途中で 5.4E19 cm^-3 あたりで gap が小さくなるところは metal transition、その後再び増加するが rate が遅くなるので、 それは多体効果による gap の renormalization と BM の重畳なのでは、 という議論をしている。

Wettability study of modified silicon dioxide surface using environmental scanning electron microscopy:

SiO2 の環境型 SEM 観察。電子照射で C-H を作って親水・疎水を制御、XPS や AFM で評価したのち、ESEM で見たもの。照射・非照射の stripe パターンを作ると 楕円の水滴ができるので、その curvature と contact angle の相関を取って line tension の値を求めたりとか。

Electron irradiation induced deep centers in hydrothermally grown ZnO:

水溶液から成長させた ZnO 結晶に 1MeV・4E16cm^-2 の電子を当て、 Thermally Stimulated Current Spectroscopy というのを見た話。 TDS みたいな感じで電流を測ってるのだが、 deep trap が計測できるのだそうで。準位の定量とその起源の考察など。

#6 [labo] 大木さん表協発表

OC の合間にリハーサルを 2 度、16:15 頃羽田へ出発していった。 頑張ってください。

#7 ノート PC 物色

今回の大木さんには自分の ThinkPad X31 を持っていってもらったのだが、 そういう用途用のノートを 1 台買ったら、と boss から言われる。 ppt 専用マシンすな。

例によって IRC で聞いてみたら、武藤さんに VAIO U はどうすか、と勧めていただく。 非常に良さげだが、VISTA モデルはちょっとまだ辛い。 というか XP の新規ノートなんてもう世の中にはないのか?

高城さんにも聞いてみた。法人モデルだとそれなりにあるらしい。 というところか。ヨドバシあたりに見に行ってみますか。 どっちにしても感圧パッドか。 まあ自分では多分使わないだろうけど。

#8 寝落ち

17:30〜19:30。ひさびさ。

#9 [labo] 諸連絡

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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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