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Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 1999-01-21
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名前
pread, pwrite - ファイル・ディスクリプタを指定したオフセットで読み書きする
 
書式
#define _XOPEN_SOURCE 500
#include <unistd.h>
ssize_t pread(int fd, void *buf, size_t count, off_t offset);
ssize_t pwrite(int fd, const void *buf, size_t count, off_t offset);
 
説明
pread()
はファイル・ディスクリプタ
fd
の(ファイルの先頭からの)オフセット
offset
から最大
count
バイトをバッファ
buf
へ読み込む。ファイル・オフセットは変化しない。
pwrite()
はバッファ
buf
から最大
count
バイトをファイル・ディスクリプタ
fd
のオフセット
offset
に書き込む。ファイル・オフセットは変化しない。
fd
で参照されるファイルはシーク(seek)が可能でなければならない。
 
返り値
成功した場合、読み書きを行ったバイト数が返される。(ゼロは、
pwrite()
の場合には何も書かれなかったことを意味する。
pread()
の場合にはファイル
の最後に達したことを意味する) エラーの場合は -1 が返され、
errno
がそのエラーを示すように設定される。
 
エラー
pread()
では、
read(2)
および
lseek(2)
で指定された全てのエラーが発生し、
errno
を設定する可能性がある。
pwrite()
では、
write(2)
および
lseek(2)
で指定された全てのエラーが発生し、
errno
を設定する可能性がある。
 
バージョン
システム・コール
pread()
と
pwrite()
は Linux にバージョン 2.1.60
で加えられた。i386 のシステムコールのエントリは 2.1.69 で加えられた。
libc におけるサポートは(システムコールを持たない古いカーネルでの
エミュレーションを含めて) glibc 2.1 で加えられた。
 
準拠
POSIX.1-2001.
 
関連項目
lseek(2),
read(2),
write(2),
feature_test_macros(7)
 Index
- 名前
 - 
 - 書式
 - 
 - 説明
 - 
 - 返り値
 - 
 - エラー
 - 
 - バージョン
 - 
 - 準拠
 - 
 - 関連項目
 - 
 
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Time: 04:31:56 GMT, November 19, 2007