VM86
Section: Linux Programmer's Manual (2)
Updated: 1997-07-17
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名前
vm86old, vm86 - 仮想 8086 モードへ移行する
 
書式
#include <sys/vm86.h>
int vm86old(struct vm86_struct *info);
int vm86(unsigned long fn, struct vm86plus_struct *v86);
 
説明
vm86()
システムコールは Linux 0.97p2 で導入された。
これは Linux 2.1.15 と 2.0.28 で
vm86old()
に名前が変更され、
新しい
vm86()
が導入された。
struct vm86_struct の定義は 1.1.8 と 1.1.9 で変更された。
これらのコールによってプロセスは VM86 モード
(Intel の文書では仮想 8086 モード) へと移行する。
これらのコールは
dosemu
で使用される。
VM86 モードはプロテクトモードタスクにおける
リアルモードのエミュレーションである。
 
返り値
成功した場合は 0 を返す。失敗した場合は -1 を返し、
errno
がエラーの内容に従って設定される。
 
エラー
- EFAULT
 - 
この返り値は i386 固有のものであり、
ユーザー空間のデータを取得する際に問題があったことを示す。
 - ENOSYS
 - 
この返り値は、このコールが現在のアーキテクチャで実装されていないことを示す。
 - EPERM
 - 
保存されたカーネルスタックが既に存在している。(これはカーネルが通常の
状態であるかをチェックしている。保存されたスタックは vm86 モードで
しか存在しない。)
 
 
準拠
この関数は Intel プロセッサ上の Linux 特有の関数であり、
移植を意図したプログラムでは使用すべきでない。
 Index
- 名前
 - 
 - 書式
 - 
 - 説明
 - 
 - 返り値
 - 
 - エラー
 - 
 - 準拠
 - 
 
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Time: 04:32:10 GMT, November 19, 2007