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Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2007-07-26
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名前
fwide - FILE ストリームの入出力単位を設定または取得する
書式
#include <wchar.h>
int fwide(FILE *stream, int mode);
fwide():
_XOPEN_SOURCE >= 500 || _ISOC99_SOURCE; または
cc -std=c99
説明
mode がゼロならば
fwide()
関数は stream の現在の
入出力単位を決定して返す。stream がワイド文字単位のとき、
すなわちワイド文字 I/O は許されてバイト (char) I/O は許されていない
ときには「返り値 > 0」となる。
stream がバイト単位のとき、すなわちバイト I/O は許されて
ワイド文字 I/O は許されていないときには「返り値 < 0」となる。
stream の入出力単位がまだ決定されていない場合にはゼロが返される。
この場合には次の I/O 操作によって入出力単位が変更される
(バイト I/O 操作の場合にはバイト単位に、ワイド文字 I/O 操作の場合には
ワイド文字単位になる)。
一度ストリームの入出力単位が決まると、変更することはできず、
ストリームがクローズ (close) されるまで保持される。
mode がゼロでない場合には
fwide()
関数は最初に stream
の入出力単位を設定しようとする
(mode > 0 の場合にはワイド文字単位に、
mode < 0 の場合にはバイト単位に設定しようとする)。
そして上記と同様に現在の入出力単位を返す。
返り値
fwide()
関数はストリームの入出力単位の設定を試みた後にその値を返す。
返り値 > 0 ならばワイド文字単位、返り値 < 0 ならばバイト単位を意味する。
返り値が 0 ならば未決定を意味する。
準拠
C99, POSIX.1-2001.
注意
バイト単位のストリームにワイド文字を出力にするには
fprintf(3)
関数の
%lc
変換や
%ls
変換を使用することができる。
ワイド文字単位のストリームにバイト単位の出力を行うには
fwprintf(3)
関数の
%c
変換や
%s
変換を使用することができる。
関連項目
fprintf(3),
fwprintf(3)
Index
- 名前
-
- 書式
-
- 説明
-
- 返り値
-
- 準拠
-
- 注意
-
- 関連項目
-
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Time: 04:31:41 GMT, November 19, 2007