FPURGE

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2001-12-15
Index JM Home Page roff page
 

名前

fpurge, __fpurge - ストリームを一掃 (purge) する  

書式

/* unsupported */
#include <stdio.h>

int fpurge(FILE *stream);

/* supported */
#include <stdio.h>

#include <stdio_ext.h> void __fpurge(FILE *stream);
 

説明

fpurge() 関数は、与えられたストリームのバッファをクリアする。 出力ストリームでこれを行うと、書き出されていない出力は捨てられる。 入力ストリームでこれを行うと、 下層にあるオブジェクトから読み込まれ getc(3) による取得を待っている入力が、すべて捨てられる。 これには ungetc(3) によって戻されたテキストも含まれる。 fflush(3) も参照のこと。

__fpurge() 関数も全く同じことを行うが、ただし返り値を返さない。  

返り値

成功すると fpurge() は 0 を返す。 エラーが起こると -1 を返し、 errno を適切な値に設定する。  

エラー

EBADF
stream がオープンされていない。
 

準拠

これらの関数は標準ではなく、よって移植性もない。 fpurge() 関数は 4.4BSD で導入されたが、Linux では利用できない。 __fpurge() 関数は Solaris で導入され、glibc 2.1.95 以降には存在している。  

注意

通常は入力バッファを捨てようとするのは間違っている。  

関連項目

fflush(3), setbuf(3), stdio_ext(3)


 

Index

名前
書式
説明
返り値
エラー
準拠
注意
関連項目

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:31:40 GMT, November 19, 2007