POSIX_FALLOCATE

Section: Linux Programmer's Manual (3)
Updated: 2006-03-01
Index JM Home Page roff page
 

名前

posix_fallocate - ファイルのスペースを確保する  

書式

#define _XOPEN_SOURCE 600
#include <stdlib.h>

int posix_fallocate(int fd, off_t offset, off_t len);
 

説明

関数 posix_fallocate() は、ディスクリプタ fd で参照されるファイルに対して、ディスクスペースを確実に確保する。 ディスクスペースは offset から始まる len バイトの範囲のバイトである。 posix_fallocate() の呼び出しが成功した後、指定された範囲のバイトに対する書き込みは、 ディスクスペースの不足で失敗しないことが保証される。

ファイルのサイズが offset+len より小さい場合、ファイルはこのサイズになるように拡大される。 それ以外の場合、ファイルサイズは変わらない。  

返り値

posix_fallocate() は成功した場合、0 を返す。 失敗した場合、エラー番号を返す。 errno が設定されない点に注意すること。  

エラー

EBADF
fd が有効なディスクリプタでない。 または書き込み用にオープンされていない。
EFBIG
offset+len が最大ファイルサイズを超えている。
EINVAL
offset または len が 0 より小さい。
ENODEV
fd が通常のファイルとして参照されていない。
ENOSPC
fd で参照されるファイルが存在するデバイスに、十分なスペースが残っていない。
ESPIPE
fd がファイルディスクリプタのパイプを参照している。
 

バージョン

posix_fallocate() は glibc 2.1.94 以降で利用可能である。  

準拠

POSIX.1-2001.  

関連項目

lseek(2), posix_fadvise(2), feature_test_macros(7)


 

Index

名前
書式
説明
返り値
エラー
バージョン
準拠
関連項目

This document was created by man2html, using the manual pages.
Time: 04:31:56 GMT, November 19, 2007