manpath
Section: Manual pager utils (1)
Updated: July 12th, 1995
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名前
manpath - マニュアルページの検索パスを決定する
 
書式
manpath  
[-qgdc]
[-m
system[,...]]
 
説明
manpath
は、環境変数
$MANPATH
が設定されている場合にはその内容を表示して警告を出す。
それ以外の場合には、マニュアルページ階層 (hierarchy) 
の検索パスを適切に決定して、その結果を表示する。
コロンで区切られたパスのリストが、
man_db の設定ファイル
(/etc/manpath.config)
と、ユーザーの環境とから決定される。
 
オプション
- -q, --quiet
 - 
警告を表示しない。
 - -d, --debug
 - 
デバッグ情報を生成する。
 - -c, --catpath
 - 
manpath に対して catpath を生成する。
まず manpath を決定して、それに含まれるパス要素を、
それぞれ対応する catpath に変換する。
 - -g, --global
 - 
man_db の設定ファイル中で、 `global' という名前がついているものを
すべて含んだ manpath を生成する。
 
-m 
system [,...],
--systems=system[,...]
- 
現在のシステムから、他のオペレーティングシステムについてのマニュアル
階層にアクセスできる場合には、このオプションをつければそれらが
manpath
の出力に含まれる。
例えば NewOS のマニュアルページ階層を検索する場合には、
-m
NewOS
のようなオプションを指定すればよい。
system
には複数のオペレーティングシステムをコンマで区切った形式で指定できる。
ネイティブのオペレーティングシステムのマニュアルページ階層を
含ませる場合は、システム名として
man
を引き数文字列に加える必要がある。
このオプションは
$SYSTEM
環境変数を上書きする。
 
- -h, --help
 - 
ヘルプメッセージを表示して終了する。
 - -V, --version
 - 
バージョンと著者に関する情報を表示する。
 
 
環境変数
- SYSTEM
 - 
$SYSTEM
環境変数が設定されている場合には、その内容が
-m
オプションの引き数として指定された場合と同じ効力を持つ。
 - MANPATH
 - 
$MANPATH
が設定されていると、
manpath
はその値を表示し、検索パスをその場で決定することはしない。
 
 
ファイル
- /etc/manpath.config
 - 
システムの設定ファイル。
 
 
関連項目
apropos(1),
whatis(1),
man(1)
 
著者
Wilf. (G.Wilford@ee.surrey.ac.uk)
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- 名前
 - 
 - 書式
 - 
 - 説明
 - 
 - オプション
 - 
 - 環境変数
 - 
 - ファイル
 - 
 - 関連項目
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 - 著者
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Time: 04:32:34 GMT, November 19, 2007