なかのにっき

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2007年03月26日(月) [n年日記]

#1 帰り

原付。暖かい。二箇所ほどで桜吹雪が。

#2 [labo] UHV SP ガン

自宅から VP へ電話、外して持ち込みになったので車で出発、 臨時入構証で入り、部屋に行って取り外し作業。 そのまま車に積んで VP へ。渡した後で一旦家に車を置きに戻る。

#3 行き

再び原付で。かなり暖かい。桜も三分咲き。

#4 [vsj] 電子化関連

先方のお申し出で収束しそうな気配。よかったよかった。

発見されたとの電話。ちょうどサンプルにした部分だったので、 納品時にマージし忘れた、ということだった模様。なるほど (^_^;

#5 [labo] 発表練習

まあ自分からは問題なく。boss からは色々ツッコミが入ってたけど B-)
自分が見れるのは今日が最後かしら。

#6 [firefox] Make Link :: Firefox Add-ons

CopyURL+ の代わりを検索して こちら とか経由で。 URL と TEXT の順序や、追加するテキストをカスタマイズできて大変便利。

#7 [labo] MgOfit の quartz 対応

Makefile に install ルールを書いた。 migrate に入れて仲田くんに口頭にて伝達。

#8 [paper] 今日拾った論文 (PRL 97(21), APL 89(21))

なんだかんだで間が開いてしもた。

Nanoscale Origins of Dynamic Friction in an Asymmetric Contact Geometry:

ディスク/スライダー系の摩擦について、摩擦力が運動方向依存性を持っているつー現象を、メニスカスフォースの働き方の方向依存性から議論した話。

Gradient refractive index planar microlens in Si using porous silicon:

porus Si の形成時に ring type のアノードを使い、化成領域 (=屈折率が異なる領域) の深さ (というか実測したのは optical density) を parabolic にした話。 おもろい。綺麗な Newton ring が観測されている。

Controlled plasmon resonance in closed metal/insulator/metal nanocavities:

NIMS のグループ。Au/SiO2/Au という積層構造を FIB エッチングし、 斜め蒸着で片面を Au で閉じた構造に対して、 反射スペクトルの dip から cavity の分散関係を求めた話。 電場増強して Raman に使おう、というのが intro に。

Generalized Keller-Simmons formula for nonisothermal plasma-assisted sputtering depositions:

オランダ Utrecht U のグループによる Keller-Simons の拡張。 スパッタ粒子の stopping によるエネルギー注入とその拡散によって温度勾配ができ、 それが密度分布となって MFP に戻る…というあたりを analytical かつ self-consistent に解いた話。まあ実験に合うかどうか。

Molecular hydrogen formation in hydrogenated silicon nitride:

シランとアンモニアからの PECVD で SiN:H を作るときの堆積温度を変え、 密度と H の混合比を測定、その後アニールの際の結合の様子の変化を Raman で。 温度が低く、密度が小さいときは
Si-H + N-H → Si-N + H2
なる反応が起こる、と。 あと D を使った層を入れ、密度を諸々変えた層をどう拡散したかを SIMS で見て、 原子 H となるか H2 となるかは network の自由度に依存する、というような議論。

Dielectric function of Cu, Ag, and Au obtained from reflection electron energy loss spectra, optical measurements, and density functional theory:

標題の通り、金銀銅の 0-50 eV あたりの誘電関数。 REELS の結果に electron inelastic MFP による convolution を入れて励起の密度を出し、そこから導出してるみたい。 んで optical な結果や DFT の結果と比べている。

#9 [paper] Google Reader で拾った論文 (PSST16)

The influence of ion-enhanced field emission on the high-frequency breakdown in microgaps:

1D PIC/MCC による高周波放電開始条件のシミュレーション。 特に narrow gap (high field) の場合をターゲットにし、 イオン誘起 field emission の効果 ( ref10 ) を取り入れているとこが新しいらしい。 んで breakdown field の周波数依存性を出し、 通常の Paschen 曲線よりも低いし極小周波数も小さい、と。

#10 プログラマに送る英語の冠詞の使い分けの法則

「贈る」かなあ、というのはさておき、大変わかりやすい。
その法則とは、「冠詞と名詞は classとインスタンス」と考えるということです。
本題とは違うけど、 「the+複数形」って個人的には使うのに引っかかりを覚えることが多いすね。 日和って those とかにしてしまうことが多いな。

ところで hykw さんのところを Make Link でコピると title が拾えないのはなんでだろ?→"use HTML entities" に check を入れることによって解決した。

#11 [labo] 続防着ガラス

反応がなかったので fax した (苦笑)。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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