なかのにっき

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2024年03月18日(月) [n年日記]

#1 最終講義動画編集メモ

近先生と坪村先生の最終講義の動画を編集して youtube にアップしたので作業過程のメモ。 アップロード先は こちら

録画:

ちょっと古い機材だけど、旧 SANYO の Xacti を三脚に固定して録画。 720P で撮れる。 特に坪村先生のほう、水平がうまく確保できていなかったのが無念。

Davinci Resolve:

18.6 で作業。まず画面下部の「カット」を選んでタイムラインに元動画を乗せ、Ctrl-B で先頭と末尾をトリミング。また、後にリクエストいただいた、スライドの一部へのボカし入れをする部分も、前後に Ctrl-B でレイザーを入れておく (参考このへん)

先頭・末尾は一応トランジションを入れた。画面ワイプ→放射状ワイプをタイムラインに D&D して(横にずらすとうまく入る)、効果時間をドラッグで調整 (参考このへん)

ボカしは、一応ノード機能込みで編集。 まず Ctrl-B で区切った区間を選び、画面下部「カラー」を選ぶ。画面右上部のノード画面の 01 を右クリックして、「ノードを追加」→「シリアルノードを追加」をする。ノード 02 に対して、画面中ほどの「ウィンドウ」を選び、四角形を選んで、画面上でエリアを調整、その後ノード一覧右に出てくる「ライブラリ」から、「ResolveFX ブラー」にある「ブラー(ガウス)」をかけ、度合いを調整 (参考このへん)

作業が終わったら、画面下部「デリバー」を選び、出力は YouTube 720P で。ファイル名を適宜編集、「レンダーキューに追加」して、キューの下部の「すべてレンダー」すると出力される。

youtube のチャネル作成と動画アップロード:

youtube にログインして、設定画面の「チャンネルを追加または管理する」からチャンネルを作成できる。 あとはダッシュボードからいろいろ。なお15分以上の長い動画を登録するには、アカウントの確認が必要だった (参考このへん) 自分の場合は動画の再アップが必要になった。たぶん先に 確認 ステップを踏んでおくのが吉。
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2024年03月09日() [n年日記]

#1 fsserv の TimeMachine サーバ

/opt が full になって変えたときに /opt/TimeMachine つくっていなかったので MBA のバックアップがとれてなかった。あららん。

記録も残していなかったので一応。
  1. /opt/TimeMachine を作って chown nakano:adm; chmod 640
  2. smb.conf に
    [TimeMachine]
        comment = TimeMachine Folder
        path = /opt/TimeMachine
        writable = Yes
        browsable = Yes
        guest ok = no
        fruit:time machine = Yes
        fruit:time machine max size = 1T
    
    というエントリを追加
  3. MBA からは Finder で [apple]+K でサーバに接続→TimeMachine をマウント
  4. TimeMachie の一覧に出るので選ぶ
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2024年03月06日(水) [n年日記]

#3 HiPIMS Today

登壇させていただくことになった。うーん久々。枠は 20 min なのでがんばろう。

#2 [stock] Ocean Photonics のポータブル分光器

今年度で退職される坪村先生から譲っていただく。disk / 書類は超整理法+本日付け Evernote に記録。 その他いろいろ。どうもありがとうございました。来週土曜が最終講義。

#1 R-T 測定の python プログラムの編集 (4)

リファクタリング。各計測器をクラスにまとめてテストして納品。

同時にグラフを書かせるなら、matplotlib.animation の FuncAnimation を使うといけるっぽい。 その場合は update 関数に計測のいろいろを書くんだろうけど、どうも保守性が悪化しそうなので、 これ以上はひとまず pending にすることにした。ChatGPT さんにいろいろ聞いてみた経緯は こちら にて。停止はどうもうまくいかないみたいだけど。
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2024年03月04日(月) [n年日記]

#1 R-T 測定の python プログラムの編集 (3)

ということで Keithley 2000 を pyvisa からアクセスするぞの巻。これはシリアルと GPIB がついているのだが、 まあ繋がれば GPIB の方が楽そうなのでそっちでトライ。

手元にあった USB-GPIB は agilent の 82357B で、これは NI の VISA だと認識しない。 各種 web ページを見て回り、Keysight の IO Libraries Suite ならいける、ただし NI と Keysight の VISA ライブラリは共存困難、ということで、
  1. NI のパッケージマネージャから諸々アンインストール
  2. NI のパッケージマネージャもアンインストール
  3. IO Libraries Suite をインストール
という順(1 が長かった…)を実施。82357B と Keithley 2000 を繋いで無事認識。
Keysight Connection Expert 2023
pyvisa からもアクセスできた。こんな。
import pyvisa
from time import sleep
import sys

def setDMM2000(rm):
    try:
        instR = rm.open_resource("GPIB0::5::INSTR")    #Keithley2000
    except:
        print("抵抗測定器(Keithley 2000)が認識できません")
        while True:
            key = input("Enterキーを押したら終了します")
                if not key:
                    break
        sys.exit()

    line = instR.query("*IDN?")
    print(line.strip())
    instR.write("*CLS")
    instR.write("*RST")
    instR.write(":SENS:FUNC \"FRES\"")
    instR.write(":SENS:FRES:RANG:AUTO ON")
    instR.write(":SENS:FRES:NPLC 3")

    print("Keythley 2000 is ready.")
    return instR

rm = pyvisa.ResourceManager()
instR = setDMM2000(rm)

line = instR.query_ascii_values("READ?", delay=2)
print(line)
という感じで。実行すると
KEITHLEY INSTRUMENTS INC.,MODEL 2000,0639000,A06  /A02
Keythley 2000 ready.
[51.2786467]
と返る。1 MΩの抵抗もちゃんと返る。よしよし。

なお READ? の query に delay を入れないと timeout で死ぬ。NPLC は積分時間なんだけど、これと delay の調整を手動でやらんといかんのがちょっとナニ。
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2024年03月01日(金) [n年日記]

#1 R-T 測定の python プログラムの編集 (2)

ということで 4W R 測定モードのある Keithley DMM6500 をもってきて USB で繋ぎ、 NI-VISA Interactive Control を確認。"Resource To Open" が
USB0::0x05E6::0x6500::04531795::INSTR
となっていたので、こんな感じのテストスクリプトを書く
import pyvisa
from time import sleep
import sys

rm = pyvisa.ResourceManager()
try:
    instR = rm.open_resource("USB0::0x05E6::0x6500::04531795::INSTR")    #DMM6500
except:
    print("抵抗測定器(Keithley DMM6500)が認識できません")
    while True:
    key = input("Enterキーを押したら終了します")
    if not key:
        break
    sys.exit()

instR.write("*IDN?")
line = instR.read()
print(line)
vscode から実行すると
KEITHLEY INSTRUMENTS,MODEL DMM6500,04531795,1.7.7b

とあっさり返る。すげー簡単。

SCPI コマンド:

ユーザーマニュアルのほうにあったけど、
*RST
:SENS:FUNC "FRES"
:SENS:FRES:RANG: AUTO ON
:SENS:FRES:OCOM ON
:SENS:FRES:AZER ON
:SENS:FRES:NPLC 1
:MEAS?
という感じでとれた。あとは実抵抗でテストして、もとのソースコードに組み込めばひとまずは OK。

実抵抗テスト:

実施した。そしてわかったんだが、DMM6500 の Ω4W 測定は 10kΩ までしかレンジがないのね。 まあ普通 4W て低抵抗測定モードだからそうなるのか。さてどうしましょ。

って前からある Model 2000 だと Ω4W で普通に 100M まで測れるじゃん(笑)
2000 マニュアル
まあこっちでやるか。なんか負けた気分。

それはそれとして、Keithley って Tektronix に吸収されてたんだなあ。しらなかった…
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以上、5 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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