なかのにっき
最新版はこちら。
突っ込みは各日付の BBS エントリのほか、
メール (nakano@st.seikei.ac.jp) や
フォーム
からどうぞ。
なおスパム除けのため、BBS 機能には
緩い認証を入れて
います。
検索エンジンから来た方は、エンジンの方のキャッシュを見るか、
下の簡易検索を試してみてください。
hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5
#1
今日の英会話上級
金曜の。
bona fide 真実の、真正に [opp. mala fide]
spare 容赦する、勘弁する
What's 〜 all about? 〜ってどういうことなの?
calamity 苦厄、災難
deity 神、神格化された人
the deceased 故人
veneration 尊敬、崇敬
ancestral tablet 位牌
altar 祭壇、聖餐台、仏壇
原付。暑い。大澤自動車さんに車検点検費用払いこみ。
そろそろオートマのギヤボックスがヘタってきているかもしれんとのことで。
さすがに買い替えどきですかねえ、などという話をする。
網代にはこれで行くけどな。
@
珍珍亭:
というわけ
で行ってきた。油そば。
元祖らしく具はメンマとチャーシューのみというシンプルな構成だが、
個人的には宝華や丸善みたいに口をさっぱりさせるカイワレとかもやしとかがあるほうがいいかな。
麺は中太の縮れ麺。美味しかったけど後半やや飽きた。
水蒸気導入。1E-4 まで入れて安定させてから普通に製膜。
着けた後の圧力は、なかなか前のレベルにまで戻ってこないけれども。ふむ。
#4
日刊工業新聞
一面にポータブルな真空容器。1E-8 Pa 台で運べるとのこと。へー。
イーオーアールって
こちら
かな。記事の内容はまだ載ってないけど。
サーバの HDD が潰れた模様。
コンサルをしてブロードバンドルータを買ってきていただき、設定のお手伝いまで。
#7
[paper] Google Reader で拾った論文 (PRB 76)
MgKα で励起した Si2p の光電子と、5925eV で励起した Si 1s の光電子とで、
電子の非弾性 MFP とか、どのくらい energy loss するかとかを考慮して
XPS スペクトルをモデルで再現した話。
プラズモン励起・e-p ペア生成のどっちが効いているか、とかの議論も。
2 次元電子ガス状態を実現する系として有名な Si(111)-√3×√3 Ag に、
1 価の金属 (Au, Cu, あと Li, Na, K などのアルカリ金属)
をくっつけるとどうなるかの第一原理計算。
実験では、"star" とか "propeller" とか、多くなると√21×√21
とかの構造が観察されているのだそうで。
吸着原子が 2D ガスの層に沈むかどうかは原子半径に依存、
star 構造は 1 原子、propeller は trimer による構造では、
などの結果が提示されている。
#8
[paper] 今日拾った論文 (PRL 98(15), APL 90(15), SCT 201(16-17), JAP 101(7))
膜と基板の弾性定数 (つかヤング率) の比によって、
wrinkling になるか buckling (delamination)
になるのかを考えてみましょ、という話。
実験は PS 膜を PDMS (ポリジメチルシロキセン) 基板に
着けた膜のヒートサイクルによる wrinkling の例。
AIST 佐賀と DENSO のグループ。反応性スパッタによる AlN 製膜。
75mm のターゲットに Al で 100〜500 W @500W の rf パワーをかけて、
XRD、分極、AFM/PFM を取った話。AlN では power 増加につれて N polarity から Al porarity になり、分極率が -2.7→4.3 pC/N になったとか。
Al リッチな環境だと Al polarity な膜になりやすいつー計算があるのだそうで。
徳島大のグループ。
レーザーによる ripple 構造は、もともとは波長と同程度の構造だったので干渉の効果と思われていたらしいが、femtosecond なやつだと 1/3〜1/5 のができるので、
それはなんでじゃろ、という議論がされているそうで。
これは 4C-SiC を対象に、照射前の表面粗さとの関係を見た話。
粗さによる光電荷生成の偏りが ripple に影響してるんでは、との提案。
Colorado School of Mines と Sproul さん、Rees さん。
UBM のパルススパッタで、T-S を変えながら
Hiden の energy analyzer + mass で IED、
得られた膜の各種物性との対応を議論しているらしい。
Closed field UBM ってなんだろ。
SiO2 上にスパッタした Cu/Co の 3〜10 nm period の多層構造の stress
を基板 bending で観察、単相の SEM 観察と比べて議論した話。
濡れ性 (Cu は Co を濡らすが Co は Cu 上で 3D island になるとか)
や lattice mismatch の影響とか。
原付。まだ暑いね。
富士ランチでばんめしにしようと思ったがやってなかった。
しょうがないので生協で練り物買って家で焼いて食った。
以上、1 日分です。
タイトル一覧
中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp>
Since 1999-10-07
RSS feed,
更新時刻,
LIRS エントリ,
アクセス制御
(解説)
中野のホームページへ