今日は尋常じゃなくきつい。
記念写真の撮影にマスクを外して 30 秒立っていただけで、
その後 3h ほど後遺症 (鼻の乾燥・舌のエグ味・目の痒み) に苦しむことに。
No.5 の alert mail が来なくて No.6 のが二通来た。はて。
読みきれなかった分は月曜に補完。
油中・大気中の放電加工によって 0.1 mmφの金属ワイヤ (W, Cu) を尖らせる話。
W だと尖るようで、polarity によっても違うらしい。
ポリプロピレンに Al を着けた金属皮膜コンデンサの self-healing 現象
(breakdown が起こってもアークが自然消失する) において、
アークプラズマの温度を Al 発光線の broadening から見積もった話。
ポリマーにかける pressure (というか応力というか) が大きいと
healing の効果は大きくなるのだそうな。ふーん。
各種 broadening に self-absorption の効果も入れて、
温度・密度の評価をしている。
amorphous な材料を低エネルギー (〜600eV) のイオンでスパッタすると、
表面のラフネスはむしろ減少する、という話。
Kaufman 型のイオン源で Ar+ 600eV, 1mA/cm^2。
3000 nm ほど掘っても元々 smooth なやつはあまり変わらんよ、
ということらしいけど。
Zerodur っていうのはガラス状の SiO2 なのだそうだが、商標だろうか。
あと絶縁体であるかどうかは結果に影響するだろうか?
CIGS 膜の表面ポテンシャルとその処理依存性を KFM によって観察。
GB では work function が低く (=ポテンシャルが高く) なっており、
純水洗浄するとその領域の幅が狭くなり、
さらにアンモニア水で洗ったり CdS depo を simulate した溶液につけると低くなる、とのこと。
それぞれ Na removal、Cu 欠乏による band bending、Cd による Cu 欠乏サイトの
filling によるさらなる bending、で説明されている。
後ふたつはあまり確信はなさそうだが。
ところで KFM って current じゃなくてまんま Force で測るのか。ふーん。
圧力を変えながらスパッタでつけた Cu 膜の応力を
in-situ curvature 測定で評価、
あとmicrostructure の FIB SE image, SEM による観察。
最終的につけた 300nm の膜は、
良くある高圧 tensile→低圧 compressive になっているが、
高圧の膜でも、途中 100 nm あたりでぐっと compressive 側に寄っているのが面白い。
なお蒸着膜でも compressive への遷移が見られるそうで、
これは GB や表面の効果で説明されているとのこと。
XPS では Ar は見られず、低圧膜での compressive の起源は
recoile implantation だろうとのこと。reference に良し。
Ar プラズマシースの電場強度を Rydberg state の Stark shift があるときの
2 光子吸収で測定しよう、という話。
これ
。ステップの影響を、高さ、絶縁体/金属、圧力、電圧などを変えつつ議論。
影響が及ぶ領域などは、この手のやつを設計する際に重要か。
ISSP2003 の Economou 先生の invited talk も似たような話だった記憶があるけど。
FPD 向け大面積 depo 用の double-comb 型アンテナの評価。
Pohang Univ. の Lee 先生が入っている。
1atm He 中での Cu の Laser Ablation prume の 1D モデリング。
Bogaerts さんが入っている。
モデル屋さんはやっぱり大気圧方面の application に流れていっているのかなあ。
Cu 線を Sn-Cu-Ag 系はんだで接続したときの合金形成と current 依存性
(エレクトロマイグレーション) の評価。減るのがあるのはおもしろい。
laser による加熱の影響を受けた領域を Ar エッチングしつつの XRD で評価、
ablation threshold 以下でも以上でも 0.5〜3.5 um くらいの深さまで
部分的に amorph 化する領域ができるらしい。
あと MD の simulation。short pulse なので電子系と格子系に二温度を仮定。
hot electron の緩和過程ってこの辺でも重要になるのだな。
一次会は吉祥寺一瑳にて、M 3 人、boss、村山くんでスタート。
途中、大工原くん in・村山くん out・田中さん江成さん in、
にて 20:00 過ぎまで。
二次会は吉祥寺ではどうしようもなく三鷹へ移動、boss と田中さんが離脱して 6 名で一文銭。23:00 過ぎまで。
三鷹から自転車で帰宅。東小金井のにんにく屋でラーメン。
一瑳はちょっとお洒落な雰囲気で、
料理もなかなか良い。
それなりの額になってしまうけど。
本来はバーだろうね。
なかなか良いラインアップではあったのだが、
ジントニックくらいでお茶を濁してみたり。
一文銭はどうやら
このとき
と同じ店のようだが、お店は改装されてたし、もしかして場所も移動したのかな?
しかし料理 (刺身・揚げ物・串焼き)
もお酒 (大工原くんお薦めの「たんたかたん」という焼酎だけだけど)
も大変美味しくて大満足であった。
配膳のお姉さんが不機嫌そうだった、という意見もあったが、そうだったっけ?
今年卒業記念品として頂いたのは各種パズル。
ありがとうございます。