なかのにっき

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2005年10月14日(金) [n年日記]

#1 行き

原付。信号待ち中にでかいクシャミを連発。 どうもまたなんかのアレルギーが出てるくさい。

#2 [URL] 読解いやな法則: 横着をするための労力を惜しんではいけない

後半に入って思わずニヤリとし、落ちで再びニヤニヤ。 こういう文章はやっぱりセンスがないと書けないと思う。

#3 [URL] SSL VPN と OpenVPN:多くの嘘とわずかな真実

少々偏りがある気はするが、要は openvpn 使え、と。 家から学校にも張っておこうかな (いやしかし自宅は昼間不在だから危ないか)。

#4 縦長ノート

そういえば縦長のモニタって最近とんと見なくなったが (昔 Mac に回転できるのがあったような…)、 あれってやっぱり使いにくかったんだろうか。 オンラインで論文見るときとか、原稿書くときには良さそうな気がするのだが。

#5 [labo] 岡田産業城戸さん森島さん来研

10:50〜12:00 くらい。 真空展のブースを出展されていたところ。 真空配管だけじゃなくて、水・油圧などの部品も供給してくれているそうで、 ものすごく緊急なもの以外は便利に使えそう。参照: 配管部品.com

#6 [labo] 輪講

大澤くん、柴田くんで 13:30〜15:00。

#7 [labo] 諸連絡

#8 [paper] 今日拾った論文 (JVSTA 23(5))

JVST は number の publish 時のお知らせメール機能がないので チェックが遅れギミ。 Scitation Research Alerts というのができたようだが、有料だし、 どうもこちらが望むものとは微妙に違うような。

このへんも DOI 番号が付くようになったので、今後はこっちで。

Reproducible resistive switching in nonstoichiometric nickel oxide films grown by rf reactive sputtering for resistive random access memory applications:

NiO には、抵抗が 2 桁程度変わる現象があるらしい。 この実験の場合、製膜直後は低抵抗、〜1V 程度で高抵抗に switch (OFF)、 2〜4 V くらいで再び低抵抗へスイッチ (ON)。 繰り返し時、 ON にしたときの電流 (SET 電流) が大きいと OFF 電圧は高くなるそうな。 欠陥を繋いだ経路ができるか、アニールアウトされるかどうかが 抵抗変化の原因だ、という議論がされているそうだが。 おもしろい。 しかしこの XRD はかなりシフト量が大きいな。

Protection schemes for critical surface in vacuum environments:

ロードロックなどの粗排気のときに基板へ付着する particle の抑制について。 対象面を下向きにする、対称面と容器壁との gap を狭くすることが有効、とのこと。 へー。

Target surface oxide layer formed by reactive sputtering of Ti target in Ar+O2 mixed gas:

北見工大の佐々木先生のグループ。 ターゲット表面の酸化層の厚さを He-Ne のエリプソ (と反射スペクトル) で測った話。 以前どこかで聞いた覚えが。応物だったかなあ。 ターゲットと水冷板との熱接触によって、 高電力印加時の酸化層の厚さが違う (接触が悪いと酸化しやすい。 というか銀ペーストで付けるとほぼメタルのまま) というのがおもしろい。

In situ x-ray diffraction studies concerning the influence of Al concentration on the texture development during sputter deposition of Ti-Al-N thin films:

成長速度と配向 (001) or (111) の関係は以前にやったそうで (読んだような気も…)、 今回は Al 組成による配向への影響。 wurzite が混ざるそうで phase diagram はかなり複雑。 つーかちゃんと制御された実験になっているのかどうか。 b.p. 10^-5 Pa ということで、RBS だと 5% 以下の O content だそうだが。

Binary and ternary NiTi-based shape memory films deposited by simultaneous sputter deposition from elemental targets:

形状記憶合金の転移温度 (DSC で測定) の組成依存性。 0.6 Pa で rotated substrate が Ni/Hf/Ti ターゲット上を通過。 組成制御は power で。

Multilayer approach to the quantitative analysis of x-ray photoelectron spectroscopy results: Applications to ultrathin SiO2 on Si and to self-assembled monolayers on gold:

基板+2層のモデルの XPS スペクトルから、 各ピークの各層における "apparent concentration" が既知という仮定をおけば、 全ての層の真の組成がわかる、という話、らしい。 しかしどれかピークが複数の層に分散してるときは解けないんじゃないか? あと MFP の値が各層ごとに既知というのは厳しいような。

#9 [vsj] 小宮山印刷

担当佐藤さんと電話で話し、結果をメンバーへメール。

#10 [labo] 中間発表へ向けて

3 件ほど相談に乗ってみたり。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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