なかのにっき

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2006年07月12日(水) [n年日記]

#1 帰り

原付。微妙に蒸し暑い。松屋でチキングリル定食。 味が濃い のを忘れてた。

#2 暑い

曇りだが大変蒸し暑い。 起床時に水分が足りない。 さらに家で飯を作って食うとダラダラ汗が出てたまらん。

#3 行き

原付。水分補給をしつつ。

#4 [dept] 実験成績入力簿

配布。

#5 [labo] 補助事業成果報告書

500 字×2 の作文。

やっぱり深夜になってから完成。はあはあ。

#6 [labo] servers reboot

昨日の afbackup の件に加え、 どうも samba でも profile がうまくとれん、ということで、 babagw, surf と reboot してみた。いずれも解決した模様。 openvpn のあたりでどっかがジャムっていたっぽいが、 あまり深く考えずにそのままにする。

#7

20:00〜22:00。

#8 [book] 『ビッグバン宇宙論』サイモン=シン 著、青木薫 訳、新潮社

じりじり読んでいたのだが、原稿書きの逃避に読了。 訳者後書きにあるように、「直球ど真ん中」の一篇。 ギリシャ人が地球の大きさ〜月までの距離〜太陽までの距離を計測したところから始まり、 地動説、ニュートン〜アインシュタインの重力理論、 相対論に基づく膨張宇宙モデルが生まれ、 αβγ論文による元素組成の説明、 ハッブルによる後退銀河の観測、 マイクロ波背景放射の観測、 などを経てライバルの定常宇宙モデルに打ち勝ち、 主流学説になっていく…というところまで。 インフレーションモデルや、(訳注ではちょっと触れられているが) 佐藤勝彦の貢献があまり紹介されていなかったのはちょと残念。

まあまず、とにかく読み物として抜群に面白い。 ビッグバンモデルは科学理論の発展やパラダイムシフトの典型例であり、 そこに実験測定・観測がいかに大きな貢献を果たすか、というところは、 物理を志す (に限らないけど) 大学初年度の人に読んでもらえると、 モチベーションになるのではないですかね。 誤差評価の重要性もよくわかると思う :-)

相対論、原子反応のモデル、 各種天文観測手法の発展 (望遠鏡〜分光〜電波天文学) など、 様々な要素がビッグバンモデルの足場を着々と固めていくあたり、 人間ドラマを絡めた語り口はいつものシン節。 またハッブル定数の観測において、 速度がドップラーシフトでほぼ正確にわかるのに対し、 距離が (計測にいくつかの見落しがあって) 徐々に長くなっていくところなど、 冒頭のギリシャ人による距離評価とダブって非常に印象的。 このような語り口・構成の仕方は、さすがの一言。

訳もいつもの通りでまったく文句なし。もともとご専門に近い領域とのことで、 いつもより冴えている気すらした。文句なしの☆☆☆☆☆。

#9 その他の作業

原稿に引き摺られてやれず。うー。

#10 [receipt] amazon.co.jp 7,560 円

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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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