なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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2000年02月22日(火) [n年日記]

#1 [labo] 申請書書き

来年度の予算申請の書類書き。 将来の論文の abstract にあたる部分は簡単に書けるんだけど、 アピールの部分が難しいなぁ。 一応完成。教授と話してから決定稿にすることにする。

日本アエラのフローコントローラ:

申請に盛り込もうと思って聞いてみる。 担当ナガタさん (東京営業所 Tel: 0426-60-0310)。 以下は流量の小さいところ (10sccm〜) でのラインアップ。
FC260E
11万円, 10% 引き。精度フルスケールの 2%。 バルブ normally open。 応答 6s。
FC260J
24万円、値引き後だいたい 20万円。精度フルスケールの 1%。 バルブ normally open。 応答 6s。
FC-770A
24万円、値引き後だいたい 20万円。精度フルスケールの 1%。 バルブ normally open。 応答 2s。
FC-770AC
FC-770A と同じで normally close。

#2 [JM] 今日の commit

ということで煮詰まっているうちにふらふらと JM に手をのばし、 gnumaniak の sh-utils を complete してしまう。 とはいっても 90% 近くはただの cut & paste なんで、 かかった時間は 2h くらい。

#3 [paper] 今日読んだ論文

結構溜まってたんだけど PRL はヒット無し。

J. Knug, M. Rost; PRB 60(24) pp.R16334 (1999):

ステップフロー like な成長での表面ラフネスの発展を議論。 テラスサイズ l_D と Ehrich-Schwoebel length l_ES とで、 ラフネス l_0 が l_0 << l_Dl_D l_ES の条件のときは、 coverage が (l_D/l_ES)^2 で l_0 が極小になる、との主張。 ちなみに l_ES は Schwoebel barrier energy と拡散係数から決まる長さ。

M. I. Stockman, et al.; PRB 60(24) pp.17071 (1999):

ちょっと前にもあったけど、これも分散系の屈折率評価。 数値計算。分散している部分を dipole に近似し、そいつの分散で全体のを計算。 理論との一致 (10%) を確認して、 埋めこみ部分が χ^3 の非線形光学効果を持っている場合を数値計算。 dipole の共振点付近の低エネルギー側での震動などが目立つ曲線になってる。

C. So:nnichsen, et al.; APL 76(2) pp.140 (2000):

金属膜に数 100 nm の穴を開けて、 そこでを SNOM チップでレーザー光を入射しながら scan するかたちで透過光を測定。 穴以外の部分からも感度が出て、表面プラズモンの寄与を証明した、と言っている。 穴は、数100nm のポリスチレン球をスピンキャストした基板に金属を蒸着、 超音波洗浄して取り去っている。おもしろい。 こういう、波長以下の穴を持つ膜の透過率が diffraction theory で説明できないというのは 最近話題になってるらしい。来年の卒論とかでやってみようかな。

S.-H Seo, et al.; APL 76(2) pp.149 (2000):

Inductively-Couppled プラズマの EEDF を測定、 5mTorr では二温度 Maxwellian, 数 10 mTorr 以上では Druyvesteyn like な温度分布。 ボルツマン方程式で検討、高圧だと低エネルギー領域の加熱が effective になる、 と議論している。

#4 [LDP] 2/20〜2/22 の ldp-discuss

18 通。

mini-HOWTO on IPMasq+Napster:

John E. Danner さんから執筆の打診。(Napster ってなに?(^^;)

Re: Feedback:

sgml の url アンカーに squid.nlanr.net とか書いてあるのが問題になってるらしい。 相対リンクになっちゃうんですね。

ABOUT DIAL-IN SERVER AND PPP HOWTO:

古いし必要な情報が書いてない、という文句。 じゃあ自分で書け、という返事が Leblanc さんから丁寧なかたちで :) また著者の Robert Hart さんからは「書いてあるはず」との返事。 さらに PPP HOWTO に対する感謝の意が読者から表明されたり。

website suggestion:

Belikoff さんから。
I've visited the website and it looks wonderful, but I found it a bit
confusing. IMHO the "authors" section could be more task-oriented,
like:

* Authors
  - License (info on the recommended license(s))
  - Format (info on docs' format and ptrs to tools)
  - Style (notes on style)
  - Submission (a *page* on submission with info on submission format
    etc, rather than a simple mailto:// URI)

I think such a structure would be more logical.

LDP in Slashdot.org:

投稿されたようだ。

ISO-8859-15:

Juhani Heino さんから情報あるかの問い合わせと執筆の打診。

#5 えとせとら

検索:

というか検索がなければ日記書くつもりにはならんかったですね :-) 目論見どおり、最近は非常に役に立ってます。 ある程度溜まってくるとどんどん便利になるし。

wget したやつなんだった?:

ncftp の同機能 (~/.ncftp/log) は便利に使ってるんですけどねー 最近はあんまり ftp でもの取ってくることなくなったからな。 *1

*1: あらゆる apt-get だから :)
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2000年02月23日(水) [n年日記]

#1 [labo] AVS 47th

予稿〆切 5/8、登録先
* (http://www.vacuum.org/call/default.html)
ううん、また Boston なのか...

#2 [book] 脳のなかの幽霊

藤田さんとこ「今日の落書き」 を見て、「脳のなかの幽霊」を発注。
(いまは こちら で読める:20130402 追記)

#3 [labo] ESCA 測定

Ag の標準試料を作って測定。 久々の実験は楽しい :)
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2000年02月24日(木) [n年日記]

#1 [LDP] 2/23 の ldp-discuss

36 通。なんか古いのが引っかかってたりしたみたいだけど... 連絡・通信の類は割愛。

Donation of a book to the LDP:

Re: DocBook, etc:

Francois-Rene Rideau さんから。
Finally, I've been self-translating my HOWTOs to french for some time,
and finally lost the time/taste to do it. Are there tools that make
incremental translation easy? Maybe a set of scripts over CVS?
Is it intended to integrate such tools in the normal LDP development process?

Re: mini-HOWTO on IPMasq+Napster:

書いたけど v2.0.2 の sgml-tools で変換できなかった、 という John E. Danner さんの投稿に、 「v1 のツールを使ったからでは?」というフォロー。

Martin S. WHEELER さんからは以下のようなコメント。
Perhaps it is now time we finally abandoned the incredibly confusing habit
of referring to whatever SGML DTD we currently happen to be using, as simply
"sgml" -- and use more informative terminology such as "sgml-linuxdoc" and
"sgml-DocBook" to allow writers (and in particular, new authors) to gauge
correctly what DTD tagset they're going to be confronted with.

IMO, names such as "LinuxDoctools" and "DocBooktools" make much more sense
than sgmltools v.1, 2, etc., especially to those of us already used to using
TEItools et al., and juggling with a large catalog(sic) of DTDs to feed to
emacs or whichever other SGML-aware editor we're using.

Re: SCANNER-HOWTO:

Godoy さんのガイダンス。

1 week of vacations:

Aznar さん。
BTW I'm going to Italy until next monday, but Joshua, Greg and Paul have
my cellular phone number if something went very wrong. (???)

#2 [paper] 今日読んだ論文

S. Momose, et al; JJAP(part1) 39(2A) pp.555 (2000):

thermal CVD に小さい電極と光ファイバーを持ち込んで、 放電の OES 観察して空間での反応を見る仕事。

Y. Harada, M. Niwa, T. Nagatomi, R. Shimizu; JJAP(part1) 39(2A) pp.560 (2000):

Si 酸化の初期過程の XPS 観察。 atomic model も提出されている。

A. Kinoshita, et al.; JJAP(part1) 39(2A) pp.645 (2000):

EPMA の MC モデル。 layered structure に適用できるとしている。

N. Sasaki, H. Aizawa, M. Tsukada; JJAP(part2) 39(2B) pp.L174 (2000):

non-contact AFM の理論計算。 フォースカーブを LDA で求めそいつを逆格子に変換、 振動数変化の式に代入してマッピングを計算する。 Si(111)-Ag3 構造に適用。

T. Ohashi, Y. Hashimoto, K. Ito; JJAP(part2) 38(7A) pp.L748 (1999):

信州大のグループ。 glass に GaS, Cu, In 等を積送して蒸着、硫化水素中で 550℃ で sulfurization, 効率 12% の太陽電池を作成したというお話。具体的。

なんか今日ゾンザイだな(^^;

#3 [labo] AFM 不調の件

EIU はどこもおかしくないよ、ケーブルはどう? っつー返事が来る。
むぅ。

返事書く:

PC 側のインターフェースのせいかね、と返事してみる。 うーむ、本体ステージを送るしかないのか...

#4 [labo] ESCA のビデオカメラ故障

入力の明度が落ちると、 画面の下半分が下に向かって延びるような感じになる。 とりあえず LEED で使ってたモノクロカメラで代用。 カメラは A.B. に query mail を出す。

位置あわせ:

ということでカメラ交換につき、焦点合わせのやり直し。 ついでに Ag 標準試料のスペクトルを取っておく。 その後 intro に Au 蒸発源と測定試料を仕込んで、 ターボまわして今日はお帰り。
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2000年02月26日() [n年日記]

#1 [labo] Pt 錯体の XPS 測定

依頼により測る。いくつか note.
*1: ブリッグス・ゼーア「表面分析」丸善 上巻 p227〜

#2 [JM] 昨日の commit

実験の待ち時間を使って gnumaniak for textutils の cat.1〜od.1。

#3 [LDP] 2/24〜2/26 の ldp-discuss

21 通。

LinuxDoc/DocBook:

Daniel Lopez から、DocBook で新規に文書を書きたいんだが、 情報はどこにあるか、また CVS の扱いは今どうなってるか、との query。

table of content w/ DocBook:

Werner Heuser さんから。 sgmltools -ld2db を使って変換したのだが、いくつか問題が残ったとのこと。 Godoy さんから返事。

NetHelp for HOWTOs:

Gjoen さんから、 NetHelp 形式 のお試し版を置いた、とのアナウンス。 Netscape から出ているフォーマットらしい。 Nethelp については Netscape のサイト から、とのこと。 等の議論に。

Why no link to the unmaintaind HOWTOs?:

の "3.3 Unmaintained HOWTOs" にリンクが欲しい、との Gerd Roethig さんの要望。 Ferguson さんによって実現された。 置き場所は となった。

what to do about plagiarizing:

Gerard Beekmans さんから、自分の書いた LFS-HOWTO が まるまる流用されているのだがどうすればいいだろうか、との query。

#4 [book] 『エアマスター』 柴田ヨクサル 白泉社

ヤングアニマルで連載中。気に入ったので単行本を買う *2 。 すばらしい。坂本ジュリエッタ最高。
*2: 今のところ 6 巻まで。2/29 に 9 巻発売予定。

#5 [labo] PHI-matlab

Win95 から DOS 窓で実行すると環境変数が足りなくなるので、 プロパティのコマンドラインに "/E:512" を足すこと。

#6 [paper] 今日読んだ論文

JAP 3/1 号。 3/15 は先送り。

Y. Wang, et al.; JAP 87(5) pp.2114 (2000):

13.56MHz の RF 放電を 500 Hz でパルス的に modify する。 対象は Ar/CH4 のエッチングプラズマで、inductive couppled。 かかっているところを E mode、かかってないところを H mode と言っている。 OES とイオンエネルギーを測定。

K. Barmak, et al.; JAP 87(5) pp.2204 (2000):

500 nm の Cu 合金の拡散・電気抵抗・機械的性質・構造を評価。 対象は V, Nb, Ta, Cr, Mo, Fe, Ru, Ag。 タイプを 3 つのカテゴリに分けている。

C. Lingk, M. E. Gross, W. L. Brown; JAP 87(5) pp.2232 (2000):

electro deposition した 0.1um 程度の Cu film の経時変化。 XRD の pole figure の変化を中心に。 (111) に配向した fiber texture が "multiple twinning" によって弱くなる、との議論。

X. W. Zhou and H. N. G. Wadley; JAP 87(5) pp.2273 (2000):

Cu/Ni の多層膜に低エネルギーイオン衝撃が与える効果を EAM を使って atomistic にシミュレート。イオンは Xe。 roughness, Interlayer mixing とも、1〜2 eV に一番いいところがある、らしい。 ほんとか?

(と言うところで一度 netscape が死に、もう一回読もうとしたら 多重ログインと言われて pdf が読めなくなってしまった...(;_;) 次のは abstract のみ参照。)

E. Franke, M. Schubert, and J. A. Woollam; JAP 87(5) pp.2593 (2000):

BN を dual-ion beam スパッタで作り、in-situ エリプソの評価。 c-BN と h-BN の composite からなる layered model で Ψ-Δ の fitting。 c-BN の nucleation について議論しているらしい。
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2000年02月28日(月) [n年日記]

#1 [Linux] jvim の reverse input モード

入力モード中 Ctrl-P で切替え。しらんかった...
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2000年02月29日(火) [n年日記]

#1 [paper] 今日読んだ論文

S. P. Hau-Riege, C. V. Thompson; APL 76(3) pp.309 (2000):

切片化した Si3N4 上に (eb depo (30nm) + electroplate (0.3um) した Cu 膜を (RT/55℃) の環境下におき、 grain の経時変化を TEM 観察 (多分真空中)。 RT だと 80h ほどで再結晶化終了、 55℃だと 1h ほどで終了とのこと。 不純物が再結晶化された grain から吐き出され、 粒界にたまる効果が成長様式に影響しているとの示唆。

T. Seino, T. Matuura, J. Murota; APL 76(3) pp.342 (2000):

東北大通研のグループ。 ECR プラズマによる Si の窒化。 窒素密度と exposure time の相関、 OES 測定など。

T. J. Yand, A. Lessard, S. R. QUake; APL 76(3) pp.378 (2000):

裏側から Objective lens で集光、反射光を検知、 その集光点を AFM probe して画像化。 ANSOM (Apertureless near field optical microscopy) というらしい。 こいつで蛍光体を見るのだが、金属チップを近づけると non radiative な energy transfer が起こるそうで、そいつを利用しているのがミソ。

L. Gurevich, L. Canali, L. P. Kouwenhoven; APL 76(3) pp.384 (2000):

STM 探針のごく近傍に電極を付け、sample と tip 間のゲートとして動作させている。 ポリマー上の Au クラスターとかを見ている。

#2 [LDP] 2/27〜2/28 の ldp-discuss

16通。

Re: New OPL Draft:

esr 登場、「明らかに違うことがわかるなら、 複数のオプションが一つのライセンスに入っててもいいのでは」とのコメント。

where to find a linex group near me.:

という問い合わせに、 Hugo さんの回答は

Publishing Linux Docs:

LDP 文書を自家出版して出しても良いだろうか、という query に、 著作権守ってくれれば OK、との Aznar さん *1 の返事。

Feedback:

PDF すばらしい、mini-HOWTO のも出来るか? とのコメント。

*1: バカンス終わったらしい :)

#3 [JM] 今日の commit

gnumaniak for textutils 2.0 の paste.1〜ptx.1。 ptx.1 って textutils 2.0 から入ったらしいんだけど、 英語で書いた文書の索引作る時に便利っぽい。

日本語版も出来ると嬉しいけど、 kakasi とかうまく使わないとダメだろうし、 そもそも辞書に載ってないと認識されないし、 ちょっと難しいかな。

しかし permuted index ってどう訳そう? 苦し紛れに「置換索引」としたけど、 日本語だけみると全然ピンと来ない...
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以上、6 日分です。
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