なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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2002年11月21日(木) [n年日記]

#1 [labo] 蒸着装置蒸着部電極図面

前 Vacuum Products に作ってもらったやつ。 仕切り板が高いのが欲しいな、と思ってたので、 今日書類をもらうときについでに頼もうと探索。 超整理法フォルダをずずっと探索するが見つからず、 結局 1997 年の fax フォルダから引っ張り出す。 日記を書き出す前の情報は錯綜していて検索がたいへん。

#2 [book] 谷仮面 (柴田ヨクサル) 復刊リクエスト投票

投票した。復刊してほしいなあ。

#3 [labo] VP

行ってきた。見積り、基板ホルダ、カメラを受けとり。 上記仕切り板もお願いする。 温度コントローラは、制御器に電源を組み合わせた VP オリジナルのものだったので、と りあえず制御器のスペックを fax してくれるようにお願いする。

#4 [dept] N2 ボンベ交換

青柳さんからの依頼でちょっとお手伝い。

#5 [labo] 注文

VP の伝票を特別研究費 (野坂さん)と通常経費 (相馬さん) でそれぞれ提出。
フルウチから Mo 基板の見積りが来ていたので返信 fax で発注。
アルテックも fax で発注書を送るようお願いされたので送信。

#6 [labo] CT 組プチミーティング

田中くん、山城さんと今後の方針とか計算のやり方とか。

ATMLINE で log gf のフィールドの変換を間違えていたことに気づく。すまん。 decimal(6,4) は leading zeros が無いほか、マイナス符号の位置が数値の先頭に来るのか。

さらに このとき の自分の理解も嘘だったことが判明。 もうちょいしっかり整理しないとアカン。

#7 [debian] [debian-users:35399] new tetex packages

香田さんの note.

#8 [labo] Cu-In XPS

蒸着源を仕込んでサブチャンバーを取り付け、排気。 TODO は という感じで。まあ 3〜4 時間の作業だろう。

#9 [paper] APL 81(22)

Getting high-efficiency photoluminescence from Si nanocrystals in SiO2 matrix:

Silicon nanocrystals in SiO2 matrix are fabricated by plasma enhanced chemical vapor deposition followed by thermal annealing. The structure and photoluminescence (PL) of the resulting films is investigated as a function of deposition temperature. Drastic improvement of PL efficiency up to 12% is achieved when the deposition temperature is reduced from 250 °C to room temperature. Low-temperature deposition is found to result in a high quality final structure of the films in which the silicon nanocrystals are nearly strain-free, and the Si/SiO2 interface sharp. The demonstration of the superior structural and optical properties of the films represents an important step towards the development of silicon-based light emitters.
PS グループにちょい関連するかな。

Thickness dependence on the thermal stability of silver thin films:

This study investigates the dependence of Ag resistivity on film thickness during temperature ramping as a means to access thermal stability. In situ van der Pauw four-point probe analysis is used to determine the onset temperature; the temperature when the electrical resistivity deviates from linearity during the temperature ramp. At that point, the silver thin films become unstable due to void formation and growth during thermal annealing. The thermal stability of Ag thin films on SiO2 in a vacuum is greatest when thicknesses are greater than 85 nm. Using an Arrhenius relation in terms of onset temperature and film thickness, an activation energy (0.32±0.02 eV) for the onset of agglomeration in Ag thin films on SiO2 ramped at a rate of 0.1 °C/s is determined. This value is consistent with the activation energy for surface diffusion of silver in a vacuum, which is believed to be the dominant mechanism for agglomeration of silver thin film.
isothermal annealing の場合、 agglomeration が起こるまでの時間は膜厚の 3 乗に比例するらしい。

#10 仮眠

21:30〜24:00。
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2002年11月22日(金) [n年日記]

#1 [URL] ATMLINE データベースの検索

web インターフェース。 むー、kuma での DLS は使えなくなったのかな?

#2 [labo] ATMLINE フォーマット変換

この件 の fix。 以前 ASCII 形式でもらってきたデータは固定桁の小数点形式で、 たとえば decimal(6,4) と指定されている 6 桁のフィールドでは、 最初の 2 桁が整数部、残りの 4 桁が小数部、となっている。 んで面倒くさいことに、leading zeros は書かれてなくて、 かつ負号は数値の直前に置かれる。 さらに末尾に置かれる 0 は有効桁を表わしているので、 これは有無を区別しておきたい。 まとめると、
" 17   " → 1.7
" -17  " → -0.17
"  -17 " → -0.017
" -170 " → -0.170
という感じに変換したい。

ということで 以下のような関数にした。 $line は行データ、$fbeg はフィールドの桁位置。 最初の check は null フィールド対策。
sub decimal{
	($line, $fbeg, $flen, $dlen) = @_;
	$ilen = $flen - $dlen;

	$field = substr($line, $fbeg, $flen);
	if ($field =~ / {$flen}/) {return $field;}

	if ($field =~ s/-/ /) { $sign = "-" }

	$ipart = substr($field, 0, $ilen);
	$ipart += 0;

	$dpart = substr($field, $ilen, $dlen);
	if ($dpart !~ / {$dlen}/){
		my @digits = split (//, $dpart);
		my $c = 0;
		while($digits[$c] =~ " "){
			$digits[$c] = "0";
			$c++;
		}
		$dpart = join('', @digits);
	}
	return "$sign$ipart.$dpart";
}
"+= 0" のアイディアや基本戦略は鵜飼さんに教えていただいた。 ちなみに最初は $ipart のところを
	$ipart = substr($field, 0, $ilen);
	if ($ipart =~ / {$ilen}$/) {
		$ipart =~ s/ $/0/;
	}
	if ($sign =~ "-") {
		$ipart =~ s/^( *) ([^ ]*)/\1-\2/;
	}
のように書こうとしていた。後者の置換は小澤さんに教わった。 出力桁数が揃うので、用途によってはこっちがいいこともあるかな。 ありがとうございました > お二方

#3 欅際

今日から。 研究室にも謎の物品が持ち込まれている。
たこ焼きミックス マヨネーズやらソースやら

というわけでゆっくり午前中一杯寝る。 amazon の配送先を自宅にしたので、13:30 現在待機中。

学校に来たら研究室前のゴミ箱が消えている。 研究室にいた佐藤くんに聞いたら、朝から無くなっていたらしい。 おいおい。

#4 geek

あそうか、読みは [gi:k] なのか。ギークね。

#5 かんむりや

武蔵小金井の南口、ふみきり手前の東側にあるラーメン屋。 むかし「武蔵屋」というのが入っていたところ。 ちょっと寄ってみた。普通のラーメン (600 円) を注文。 スープは魚系のダシなのだけど、脂分が多く中太の縮れ麺に絡んで、 すすり込む感じが油そばに似ていておもしろい。 ただスープの味自体がちょい薄目で、 なんか水分でのばされたような印象を受けた。 チャーシューは美味しかった。

#6 [dept] 河田先生退官記念パーティー写真ページ

photo CD を受け取ってきて、 このとき のパッケージを利用して作成。

ぐへ、 photo CD のファイル名の番号が撮影順になってないぞ。なんだこりゃ。

とりあえず support@apm にメールした。

#7 [freshmeat] 11/21 分の新着メールから

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2002年11月23日() [n年日記]

#1 [labo] PMA との scsi 通信 (1)

start。とりあえず status を取れるところを目指そう。 作業場所は ~/project/PMA。

データ定義:

PMA 附属のフロッピーに WINPMA.H があったので、 これを pma.h に書き変え。BYTE とか WORD とかは unsigned char と unsigned int に typedef してやればいいのかなあ。

SG HOWTO:

再び読む。 sg3_utils-1.01.tgz を取得して sg3_simple2.c を調べてみる。 実行したら
film(nakano) % sudo ./sg_simple2 -x /dev/sg0
Some of the INQUIRY command's results:
    HPK      PMA              1.2P  [wide=0 sync=0 cmdque=0 sftre=0]
INQUIRY duration=0 millisecs, resid=0, msg_status=0
Test Unit Ready successful so unit is ready!
TEST UNIT READY duration=0 millisecs, resid=0, msg_status=0
という感じで取れたので、できることは間違い無さそうだ。

inquiry:

io_hdr.dxferp に与えて ioctl(SG_IO) して返ってきたポインタを
typedef struct  pma_inquiry
{
        BYTE bStandard[8];                      /* standard info of device */
        BYTE bVenderIdentification[8];          /* maker ID */
        BYTE bProductIdentification[16];        /* model info */
        BYTE bProductRevisionLevel[4];          /* version info */
        BYTE bSensorType;                       /* sensor spec */
        BYTE bChannelNumber;                    /* channel # of linesensor */
        BYTE bSensorNumber;                     /* # of line sensors */
        BYTE bHeadNumber;                       /* # of line sensor heads */
        BYTE bSpectrometer;                     /* grating spec */
        BYTE bPmaType;                          /* PMA flavor */
        BYTE bWavelength;                       /* WL range */
        BYTE bADType;                           /* A/D bits */
        BYTE bADClock;                          /* A/D clock */
        BYTE bVPixelSize;                       /* vertical pixels */
} pma_inquiry_t;
という型で読んでやって、
Some of the INQUIRY command's results:
    HPK      PMA              1.2P
sensor type:    0
channen number: 3
sensor number:  0
head number:    0
grating spec:   3
PMA flavor:     1
WL range:       0
AD bit type:    0
AD clock:       0
v-pixels:       0
というところまでは OK。

READ PARAMETER:

これも取れたけど、
typedef struct  pma_parameter
{
        BYTE bFlags1;                   /* bit flag1 */
        BYTE bFlags2;                   /* bit flag2 */
        BYTE bTriggerMode;              /* trigger mode */
        BYTE bTriggerPolarity;          /* trigger polarity */
        BYTE bTransferMode;             /* data endian */
        BYTE bShutter;                  /* shutter status */
        BYTE bIi;                       /* II power */
        BYTE bIiGain;                   /* II gain (0-7) */
        BYTE bAmpGain;                  /* amplifier gain */
        BYTE bStartMode;                /* start mode (0 int; 1 ext) */
        WORD wExposureTime;             /* exposure time (0-32767) */
        WORD wDelayTime;                /* delay time (0-32767) */
        WORD wPixelClockTime;           /* pixcel clock (0-128) */
        WORD wLineNumber;               /* line number status */
        BYTE bIiStatus;                 /* II status (0 normal; 1 protected */
        BYTE bReserved1;                /* reserved */
} pma_parameter_t;
の WORD のやつはそれぞれ MSB first でやってくるので変換がめんどいな。

endien 変換:

int convEndien(int x){
    const unsigned int MSB_MASK = 0xFF00;
    const unsigned int LSB_MASK = 0x00FF;

    return  ((x & MSB_MASK) >> 8) + ((x & LSB_MASK) << 8);
}
とかいう関数をでっち上げたけど、一般的にはどうするものなのかな。

ntohs() 使えばいいのか。 ということで
RECEIVE PARAMETER command's results:
bit flag1:            0
bit flag2:            0
trigger mode:         0
trigger polarity:     0
data endian:          0
shutter status:       0
II power:             0
II gain (0-7):        0
amplifier gain:       3
start mode (0 int):   0
exposure time:        19
delay time:           0
pixcel clock:         3
line number status:   0
II status (0 normal): 0
という感じでいけるようになった。よしよし。

#2 [book] The Linux Development Platform

amazon からの DM で。ふむ。
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2002年11月24日() [n年日記]

#1 少林サッカー DVD

到着。堪能した。

#2

ご近所の清水さんから袋一杯いただく。
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2002年11月25日(月) [n年日記]

#1

久々に合羽着て原付で登校。

#2

とりあえず研究室に持ってきた。

#3 [labo] 輪講

多久島・佐藤・山城。 かなりツッコミが多く *1 大変だった。
*1: とか他人事のように(笑)

#4 [labo] 発注記録

フルウチ化学に Al ターゲット x 2。Fax2002/Furuuchi-Kagaku4.doc。
KENWOOD DC 電源の AC ライン+カバーの件、高城さんに電話で依頼。

#5 [URL] 計算固体力学の発展

生産研 都井先生の講演記録。 弓削先生の出身研究室なのか。

#6 [labo] Cu-In XPS

電源 2 台・圧力計・膜厚モニタを移動。 22:00〜22:10 degas して、直後 3→1x10^-3 Pa。
ちなみに 前回の記録

25:40 に見に行ったら、フィラメントが落ちていた。むむ? 再点灯、 エタノールでリークテストしたが、特に目立った反応は無し。 ただし圧力の数値がやや揺れている感じ。 10 分ほどで 4x10^-4Pa まで下がったところで真空計は切って撤退。

#7 [labo] PMA との scsi 通信 (2)

scsi ID?:

sg ドライバで scsi ID はどこで指定するんかいな、と思ったら、 何のことはない scsi ID 0 が /dev/sg0 になるだけだった。あほだ。

リファクタリング:

関数に分けただけ。
int pma_init(char *device)
int pma_close()
int pma_inquiry()
int pma_rcv_param()
という感じで。 snd_param の前にパラメータのデータブロックつくるとこが面倒くさいな。 やっぱメンバごとに別々の関数にしないとダメかなあ。
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2002年11月26日(火) [n年日記]

#1 [labo] PMA との scsi 通信 (2続)

pma_snd_param:

引き続きの実装。実験してみたら II power は変更不可。 ということで外部トリガを使わない限り、変更する必要がありそうなのは の 4 つだけかな。

ぬ、shutter も body から TTL の出力が出るだけだから、 あまり積極的に変えてもしょうがないのか。

data read:

memset で 0 にしたバッファにデータが入っていたので(笑)、 データ転送はできたようなのだが、その内部での配置がわからん。うーむ。

うひ、scsi コマンドの長さ間違えてただけだった。あほだ。

できた:

蛍光燈を見てみた絵が こんな 。これで大体 185〜525 nm くらい。

ライブラリになるのが
% wc pma.[ch]
    490    1608   13534 pma.c
    165     597    4304 pma.h
で、 main 関数が以下のような感じ。 まあ取り合えずはこんなとこで OK かな。
#include <unistd.h>
#include <stdio.h>
#include "pma.h"

int main(int argc, char * argv[])
{
    int k;
    char * file_name = 0;
    pma_parameter_t pma_param;

    unsigned short int * data = 0;
    unsigned int data_len = 0;
    unsigned int c;

    for (k = 1; k < argc; ++k) {
	if (0 == file_name)
	    file_name = argv[k];
	else {
	    printf("too many arguments\n");
	    file_name = 0;
	    break;
	}
    }
    if (0 == file_name) {
	printf("Usage: 'test_pma <sg_device>'\n");
	return 1;
    }

    if (pma_init(file_name) != 0) return 1;
    pma_inquiry(stderr);

    pma_set_amp_gain(AMP_GAIN_MIDDLE);
    pma_set_exposure_time(2000);
    pma_set_pixel_clock(5);

    pma_rcv_param(&pma_param);
    pma_print_param(stderr, &pma_param);

    if (pma_read(&data, &data_len) == 0){
        for (c=0;c<data_len;c++){
	    printf("%4u %d\n", c, *(data + c));
	}
    }
    pma_close();
    return 0;
}

TODO:

感想:

むかし 98 で GPIB 使った C プログラム書いてた頃に比べると全く簡単だった。 sg マンセー。

#2 [labo] ゴミ箱

そういえば戻っていた。

#3

ひさびさ研究室泊、6:10〜12:00。

#4 [proverb] 今日のツボにはまった一言

「いいです、いいですよ、ナイスミドルです。」
K-1 の中継にて解説の谷川氏、 某選手のミドルキックを評して曰く。

#5 [dept] 物理情報実験第一 9 回目

まーまー順調に 17:30 終了。

#6 [labo] Cu/IN XPS

実験中に佐藤・藤本ペアに水道配管・AC 電源確認・ベーキングをやってもらう。 17:30、19:15 に見に行ったが、1.3x10^-3 Pa とやや高い。 窓と蒸着源のフランジを増し締めしたら 1x10^-4 Pa まで下がった。 まあ問題ないだろう。最初のスパッタエッチに備えて Mo 基板を M.C に輸送しておく。 さて明日うまくいくといいけども。

#7 [URL] Word of the Day

よいかも。 subscribe してみた。confirmation メールは +zFollows/WOD。
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2002年11月27日(水) [n年日記]

#1 [labo] Cu-In XPS

佐藤くんと 10:00 から。Mo エッチングで beam energy の選択ミス、 remote への切り替え忘れ、raster 忘れなど数回ポカをやる。いかんいかん。 11:50 くらいから蒸着開始。In の成膜速度が、3000A 過ぎから 1〜5 max くらいで振動する。ううん、また chunk が飛んだかもしれない。 しかしひとまず測ってみることに。冷して 14:15 から加熱前 depth profile。

17:28〜18:28 120 度で加熱。128 度くらいまでオーバーシュートした。 んー、するときとしないときがあるのは、やっぱり熱接触の具合なのだろうか?

22:50 終了。X 線源を 23:20 に落とす。

#2 [labo] AFM 探針

到着。

#3 [URL] Flash とウェブ・ベース・アプリケーション

AlertBox の新着記事。面白い。 Nealsen 博士の Flash に対する論調が変わってきたのは、 Flash を使う web オーサーの意識の変化によるものなのかな。 また
問題ははっきりしている。ユーザは、過剰に喧伝されているものは何であれ避けて通ろうとするのだ。広告のように見える場合は特にそうだ。また、彼ら自身としては、インタラクティブなツールに特段の興味はない。興味があるのは自分が抱えている問題だけであり、それを解決するためのストレートなタスク・フローを見つけることでしかない。彼らは複雑そうなもの、コンピュータっぽいものは、何であれ無視してしまう。

解決策も簡単だ。作成した Flash アプリケーションがどんなに高度なものであっても、それをユーザに言わないこと。標準的なハイパーテキスト・リンクを使って、単にウェブサイトからそのアプリケーションにリンクしておけばいい。そのアプリケーションが普通に見えれば見えるほど、そして、ユーザの問題へのソリューション(あなたの技術レベルを誇示するものではなく)に見えれば見えるほど、クリックする人は増えるだろう。そのアプリケーションが何をするものか、はっきりわかるようなリンク名にしておくこと。過大な脚色は不要。インタラクティブだとか、Flashで作られているとかいったことは、ユーザに言う必要はない。
あたりも参考になる人が多そうだ :-)

#4 [debian] Gnome2 & KDE on sid

Gnome2 & sawfish:

bonobo-activation が epoch 使って戻ったということで gnome2 に戻してみた。 そしたら タイトルバーが欠け てしまっていた。

sawfish の設定でアウアウしていたら、 どうも[外観]-「標準フォント [閲覧]」でウィンドウが落ちるっぽいので、 この辺の設定だろうか。 小野澤さんに
(setq default-font
   (get-font "-misc-fixed-medium-r-normal--10-*-*-*-*-*-*-*"))
というのを教えていただいたのだが、 これを ~/.sawfish/custum に追加してもダメであった。

ちなみに gnome2 のコントロールセンターには、 wm を変えるメニューが見つからなかったのだけど、 どこかにちゃんとあるのだろうか?

KDE:

ということでまた KDE に戻した(笑) のだが、 なぜか jisx0208 なフォントが見えなくなっていた。 anti-aliasing を無効にしたら解決した。 うーん、最近勉強してないのでこの辺ほとんどわからん。

もしかして:

gnome2 でも AA を切ればいいのかと思ったのだが、 切り方がわからん(笑)

#5 [labo] 研究室紹介

工学部 40 周年記念誌に載せる原稿。 自分の仕事を書け、という指令が boss から来たので対応。
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2002年11月28日(木) [n年日記]

#1 [paper] Surface properties of epitaxially grown crystals

We present models of surfaces of crystals in an environment where molecular beam epitaxy (MBE) and related methods of crystal growth like atomic layer epitaxy (ALE) can be performed. Besides detailed models of reconstructed (001) surfaces of II-VI semiconductors like CdTe and ZnSe, we study generic models to adress fundamental properties of epitaxial growth like kinetic roughening and the coarsening of mounds.

A lattice gas model of flat (001) surfaces of CdTe and ZnSe in thermal equilibrium suggest an interpretation of the transition between a c(2x2) reconstruction at low temperature and a (2x1) reconstruction at high temperature as an encompanying effect of an order-disorder phase transition. We extend this lattice gas model to models of three-dimensional crystals. Using one of these models, we have performed the (to the best of our knowledge) first Simulations of ALE.

We apply the WTMM method to investigate the scaling properties of kinetically rough surfaces obtained by the simulation of MBE growth on the surface of a simple cubic crystal. Our results support a generalization of Family-Vicsek scaling. We show, that this is the most general scaling behaviour if dynamic scale invariance is fulfilled and a correlation length is the only relevant lengthscale of the surface.

Finally, we consider the coarsening of mounds on surfaces of crystals having different lattice structures. We find, contrary to the results of a continuum theory of Siegert et. al. and Golubovic et. al., that the dynamic exponents are independent of the surface symmetry.
PhD thesis らしい。

#2 今日の単語

arson 放火

#3 [dept] 物理情報実験第三 第 4 クール 2 回目

実験は順調に終了。液体窒素が昨日の残りで間に合って嬉しい。 いまみんな計算しているところ。

結構かかって 18:00 ちょい前に終了。 誤差まで計算してたのはエライ。

#4 [linux] Linux GPIB Package Homepage

sg で味をしめて ちょっと調べてみた。 んー、パッケージを見てみたけど、 サポート状態は良さそうだが well-documented ではないな。 VME HOWTO があるくらいなんだから、GPIB HOWTO があっても良さそうだけど。

#5 [debian] cron-apt

良さそうだ。

#6 [labo] new PC

3 台到着。また g4u。

proftpd:

そろそろ 2G 越えの ftp は可能になってるかな?
tiger(nakano) /var/tmp [85] dd if=/dev/zero of=/var/tmp/testimg bs=4096 count=1048576
読み込んだブロック数は 1048576+0
書き込んだブロック数は 1048576+0
4294967296 bytes transferred in 154.021331 seconds (27885536 bytes/sec)
tiger(nakano) /var/tmp [86] ls -l testimg
-rw-r--r--    1 nakano   users    4294967296 2002-11-28 18:43 testimg
tiger(nakano) /var/tmp [88] ftp surfgw
Connected to surfgw.babalab.ap.seikei.ac.jp.
220 ProFTPD 1.2.5rc1 Server (Debian) [surf.ap.seikei.ac.jp]
Name (surfgw:nakano): nakano
331 Password required for nakano.
Password:
230 User nakano logged in.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> cd /home2/nakano
250 CWD command successful.
ftp> put testimg
local: testimg remote: testimg
200 PORT command successful.
150 Opening BINARY mode data connection for testimg.
netout: Connection reset by peer
552 Transfer aborted.  File too large
ftp> close
221 Goodbye.
むが。sid ではどうか。
ftp> open migrate
Connected to migrate.babalab.ap.seikei.ac.jp.
220 ProFTPD 1.2.6 Server (Debian) [migrate.babalab.ap.seikei.ac.jp]
Name (migrate:nakano):
331 Password required for nakano.
Password:
230 User nakano logged in.
Remote system type is UNIX.
Using binary mode to transfer files.
ftp> cd /home2/nakano
250 CWD command successful.
ftp> put testimg
local: testimg remote: testimg
200 PORT command successful
150 Opening BINARY mode data connection for testimg
226 Transfer complete.
4294967296 bytes sent in 1034.23 secs (4055.5 kB/s)
おお。つーことでこっちに install アカウントを作成。

g4u 起動セズ:

むう、g4u 1.7 は
  :
  :
pciide0:0:0: lost interrupt
	type: ata b_tcount: 512 tc_skip: 0
pciide0:0:0: bus-master DMA error: missing interrupt, status=0x21
で、g4u 1.8 は status=0x41 でフリーズしてしまう。 また cable select かと思ったのだが、primary に変えても同じ。

netbsd のカーネル使ってるはずなので google ってみたところ、 ときどきこういうのは報告されてるようだがどうもはっきりしない。

disk を付け替えても同じ。コントローラかのお。

win2k cdrom:

起動しやがる。クソめ。

だめだ、明日 norton ghost 買ってこよう...

systemimager:

体験者の 森本さん 曰く「g4u の 10000000倍 いい」ということなので試してみる。

んー、これは基本的に linux ホストを複製するものか。 ちょっと今回の用途にはダメかな。
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2002年11月29日(金) [n年日記]

#1 花のれん

まるしゅうの北どなりにあるラーメン店。 最近できたらしい。九州とんこつラーメン。 つん那もやに行ったとき も感じたんだけど、 店に入ると獣臭いというか納豆のような、 あまり個人的には好きでない臭いがする。 とんこつ系のスープってそういうもんなのかしらん。

頼んだのは角煮ラーメン 800 円也。 「普通でもちょっと固めですけど...」 麺の硬さを聞いてくれたが、とりあえず普通で。 つん那もやよりはやや太め、歯ごたえのある美味しい麺だった。 角煮はお約束だけど柔らかくてウマイ。 ごはんをつけるといいかもしれない。 チャーシューも一枚付いてて、 赤身の部分が多いんだけど柔らかくかつ歯ごたえよく煮えていて良かった。 あとは味卵、茎わかめ、ネギ、ゆでキャベツの葉のやわらかいとこ。 キャベツが結構いいかんじだった。 替玉 50 円。今回は見送ったが、 普通のラーメンにして替玉、というのが良い食い方かもしれん。 つん那もやよりはこっちのほうが好きだな。

食べてるときはあまり感じなかったけど、 家に帰ってきたら、舌先にちょっと塩味が残ってピリピリする。 店でも「しょっぱくないですか〜」と聞かれたのだが、 まだこのへんは調整中なのだろうか。

ちょうど自分が出たところで店仕舞いだった。12:30 くらい。 もしかして閉店時間伸ばさせちゃったか。

#2 [book] amazon クリスマスキャンペーン

しまった昨日洋書 3 万円分注文したのに。

#3 [labo] surf HDD failure

崩壊:

ちと私用をすませ、norton ghost 買って 11:30 頃に大学に来たら、 surf の HDD から「シャシャシャッ、シャシャシャッ」という悪魔の音。 メールを覗いてみたら *1
Nov 29 06:26:27 surf kernel: vs-13070: reiserfs_read_inode2: i/o failure occurred trying to find stat data of [55 154261 0x0 SD]
Nov 29 06:26:51 surf kernel: vs-13070: reiserfs_read_inode2: i/o failure occurred trying to find stat data of [51 207839 0x0 SD]
Nov 29 06:26:56 surf kernel: vs-13070: reiserfs_read_inode2: i/o failure occurred trying to find stat data of [51 207839 0x0 SD]
 :
 :
という悪夢のメッセージが。 電源を入れなおしても起動セズ。

ちなみに mnews のリスト、
マーク 番号 日付  行数 差出人       サブジェクト名 [        ] (1-23)
          8 11/29   13 root@surf.ap surf 2002/11/29 06:02 system check
 R        9 11/29 4730 root@surf.ap surf 2002/11/29 07:02 system check
 R       10 11/29 8109 root@surf.ap surf 2002/11/29 08:02 system check
 R       11 11/29 7985 root@surf.ap surf 2002/11/29 09:02 system check
 R       12 11/2914920 root@surf.ap surf 2002/11/29 10:02 system check
というあたりがエラーの拡大具合を示しているのでせう。

復旧:

こないだ買った Seagate の 60G ドライブに換装、 woody をインストール。

まず afbackup-client を入れ、 他のサーバに取っておいた /var/lib/afbackup を書き戻す。 /var/tmp にて
afrestore -C . etc
afrestore -C . var
して、ここの var/lib/dpkg/status を見る。
grep -B 1 "install ok installed" status | \
grep ^Package | awk '{print $2}' | egrep -v '(fuga|hoge)'
の結果を apt-get install に食わせる。 fuga hoge はエラーが出たパッケージを順次リストしていった。

パッケージを取ってきてる間に、 適宜 etc や var からいろいろ書き戻す。 /etc の方は *.conf, hosts.* pam.d/, exim/, samba/, apache/, ssh/ あたり。 /var の方は mail/, spool/ml/, www/ あたり。

14:30 くらいにメール・web・proxy までは復帰した。

debian インストールで接続してから nis が入るまでに結構間が空いたので、 nakano 宛メールがいくつか刺さっていた。
exim -qff
で thawed した。

TODO:

はーやれやれ。

完了:

iptables の設定には、 iptables 一発メモ (及びそのリンク) とか、 iptables.8 とかが参考になった。 echo 1 > /proc/ほげ もメモっておいて助かった。

/etc/netword/ip-up.d/filter および /etc/netword/ip-down.d/recover として保存。

反省:

バックアップに /usr/local と /boot が入っていなかったこと。 入れとこう。

*1: procmail で nfs マウントしてる /home に飛ばしてるので、 surf の disk には残らない。
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2002年11月30日() [n年日記]

#1 [labo] 離散 FT の窓関数

もうちょっと自分も勉強が必要だ。 要するに実空間での測定数が有限であるところに問題の根源があるのだが。
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以上、10 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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