なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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2000年01月04日(火) [n年日記]

#1 仕事始め

ひたすら寝正月だった。 1/11 に春の応物の予稿締切があるので、 とりあえずそれまでに温めていたアイデアをかたちにしなければ。

#2 [JF] お正月の commit

Mail-Administrator-HOWTO 。 同時にやった MP3-HOWTO の登録時, info の文字コードを JIS にしてしまい、 トップページを正月早々切れ切れ状態にしてしまう(^^;
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2000年01月05日(水) [n年日記]

#1 [linux] afbackup のテープがやられたとき

どうもヘッドクリーニングが足りずに、休み中読めなくなっていたらしい。 FAQ (/usr/doc/afbackup/HOWTO.FAQ.DO-DONT.gz) を見たところ、 こういうときはカートリッジを交換して
cartis -i <next-cartridge-number> 1
とすると良いらしい (1 はファイル番号)。
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2000年01月06日(木) [n年日記]

#1 [linux] 手元プロジェクト群の CVS 化

どんどん import する。 CVSWEB も動かす。 potato で apt-get install して、 /etc/cvsweb.conf の %CVSROOT のエントリに /home/cvsroot を追加するだけというお手軽さ。先人に感謝。 URL (壁中) は:
* (http://migrate.babalab.ap.seikei.ac.jp/cgi-bin/cvsweb/)

#2 [book] 「ニホン語日記」 井上ひさし (文春文庫)

井上ひさしの日本語関連エッセイ集。 「私家版 日本語文法」でもそうだったが、 あいかわらず題材が秀逸。ピンクビラ、駅の伝言板、プロ野球憲章、 ラブホテルの交換ノートなどなど、 ちょっと他にはない例から現代日本語が考察(?)されている。

個人的に一番ウケたのは、「プロ野球選手座右の銘十傑」の項 (p120 〜 126) のオチでした (内容は伏せ :-)。 「Janglish について」「創氏改名」など、 著者のスタンスもあいかわらず硬派で気持ちがいい。

#3 [book] 最近買った本

上記「ニホン語日記」の他、 など。「帯ギュ」なつかしい〜 そういえば小林まことの「柔道部物語」もこのころだったんだっけ。

#4 [JF] NET3-4-HOWTO

藤原さんの労作。 こちらから 取れるようにしました。

#5 [JM] 今日の commit

LDP man-pages の mdoc.7。そろそろ LDP の翻訳は 終わりそう だったんですねー *1
*1: mdoc.samples.7 が辛いけど...(^^;

#6 [labo] 繰り返し反射干渉計の Hg ランプ

在庫切れで納期が 2 月上旬になってしまうので、 とりあえず現在 溝尻光学 で使用しているランプを送ってくれるらしい。ありがたや〜。

#7 [labo] スパッタシミュレーションのプログラム

とりあえず CVS に突っ込み、ライブラリ関係を整理して slink でビルドできることを確認。新機能のコーディングは明日やろう(^^;

タグ名は basic_slink_20000106 とした。

ところで potato で使ってる glibc2.1.2 では、 fpu の動作制御 (溢れで trap するかとか) に __setfpucw は使わず、 fesetenv とか feupdateenv とかを使うらしい。 libc.info の *Floating-Point Control Functions に書いてあるんだけど、うーん、どうしようかな、めんどくさいのう(^^;
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2000年01月08日() [n年日記]

#1 [labo] sparse library

なぜか領域トラップのコードを入れたら sfDestroy で free が 失敗するようになった。時間が取れたら調べること。 (って TODO に書けばいいのか、書こう)

#2 昨日買った CD

などを聞きながらコーディングを進行中 :-) アルゲリッチ & パールマンの効果が高い模様(笑)

#3 [linux] 予定ファイル記述用スクリプト

hns 用の予定ファイルを記述するための一発ネタ的スクリプト。 コマンド名 edityotei とかしておいて、
% edityotei
なら今月の、
% edityotei 1
とすれば 1 ヶ月後の予定ファイルをエディタで開く。
#!/bin/sh
if [ "$1" = "" ]; then
  MONTH=`date '+%Y%m'`
else
  MONTH=`date --date "$1 month" '+%Y%m'`
fi
exec jvim ~/text/diary/y${MONTH}
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2000年01月09日() [n年日記]

#1 [labo][linux] glibc2 での FPU 制御

g77 でプログラムを書く時には、 オーバーフロー、0 割りなどの fpu 例外で止まってくれないと困ってしまう *1 のだが、これは glibc 2.0 までだと
#include <fpu_control.h>
static void __attribute__ ((constructor))
trapfpe ()
{
  __setfpucw (_FPU_DEFAULT &
              ~(_FPU_MASK_IM | _FPU_MASK_ZM | _FPU_MASK_OM));
}
みたいな感じで OK だった (上記は g77 の info より)。

ところが glibc 2.1 以降だと、 __setfpucw はなくなっていた。 Deja で調べたところ、
* (http://www.suburbia.net/~billm/floating-point/index.html)
にある wmexcp というパッケージが良いようだ。とりあえずテストテスト。

その後:

上記パッケージを README に従って potato にインストール。

付属の man などを見て色々試したところ、 結局以下のようなルーチンを呼べばいいみたい。 FE_INVALID, FE_DIVBYZERO, FE_STACK_FLT のハンドラは デフォルトで止まるような奴が用意されているので、 自分で書かなくてもいいらしい。

とりあえず HISPUT/lib/nakano/setfpucw2.c に登録。 リンクのときには -lfenv -lfpuexc を付ける。 *2
#include <stdio.h>
#include <fenvwm.h>

int report_overflow(struct sigcontext_struct *sig,
                     struct i387_hard_struct *fpu)
{
   printf("FPU Overflow exception occurred at %p\n",
          (void *)fpu->fip);
   exit(1);
}

ftrap_t overflow = report_overflow;

int setfpu2_()
{
  __setfpucw();  /* Needed (for now) if you have a recent glibc. */
  fesetvector(&overflow, FE_OVERFLOW);
  feenabletraps(FE_INVALID|FE_DIVBYZERO|FE_OVERFLOW|FE_STACK_FLT);

  return 0;
}

げげ:

potato の lapack パッケージって 1/6 まで使えなかった のか... 危ないところだった。

*1: バグ取りが面倒になる(笑)
*2: gcc って -I/usr/local/include -L/usr/local/lib しなくても良くなってたのね...

#2 一時帰宅

もう一泊研究室で寝ようかと思ったけど、 腰が痛いので帰宅(笑) 計算ジョブも突っ込んであるし。 *3
*3: と思ってもう一回確認したらシェルスクリプト間違えてたり(笑)

#3 自首(笑)

はい、 間違えた のは私です(^^;
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2000年01月10日(月) [n年日記]

#1 [labo] 予稿

執筆中...

11:55:

脱稿 :-) (/home/nakano/text/APL00SPR/abstract.doc *1 )

*1: そう、 MS-Word 文書である(笑)

#2 [labo] Cu 原子数密度ほか。

ちょっと計算のメモ代わり。理科年表より、 を使う。すると
数密度 n = ρ / (U x mu)
         = 8.93 / (63.546 * 1.66054x10^-24(g))
         = 8.46 x10^22 (atoms/cm^3)
これを使って成膜速度 1 (nm/min) を (atoms/cm^2 s) 単位になおすには、
1 (nm/min) = 10^-7 / 60 (cm/s)
           = 10^-7 x 8.46x10^22 / 60 (atoms/cm^2 s)
           = 1.411 x 10^14 (atoms/cm^2 s)
ということか。
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以上、6 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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