なかのにっき

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hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

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2005年09月21日(水) [n年日記]

#1 帰り

原付。まだちょっと雨残り。冷えた。

#2 [iPod] sync その後

一度自宅の iTunes で再生した曲に関しては、上記のキャンセルは起こらなくなる
というのは、全曲再生ではなく一部だけで良いことを発見。 つうか母艦側の iTunes で、なんらかのかたちで曲ファイルを "touch" すれば良いらしい *1 。 ということで、ファイルのプロパティを一括処理で修正したりしてみたところ、 問題になっていた書き戻しは起こらなくなった。 まあバグの類だろうとは思うけどなあ。

とかやっている間に 5.0.1 が出た (via てんこうさんのとこ ) のか。この問題も直ったんだろか。いまとなってはもう確認できないが。

なんか iTunes のアップデートのときに、 利用ファイルの上書きができん (ライブラリか?) ので putty とか firefox とか CHOCOA を止めれ、というダイアログが。 不吉な予感を感じつつ止めて作業を継続したのだが、 どうもその後案の定 firefox が不安定になった気がする…
*1: atime かと思ってバックアップを取ってみたが、これではだめだった。

#3 行き

原付。曇り微妙に晴れ。

#4 [labo] 英文輪読

10:45〜12:30、飯村・仲田・柴田・大澤。 Sputter の章 20 ページ強を読み終わり。お疲れさまでした。

#5 [dept] 拡大学科会議

12:50〜14:40。

#6 [labo] VP 訪問

明日。車にて。夏季大テキスト、『薄膜工学』持参の予定。

#7 [dept][stock] プランク定数実験装置

到着。光源が LED になったからほとんどオモチャのようだ。 結構 LED の波長特性が broad っぽい。 ほんとはフィルタ入れるといいのかなあ。

取説と納品・請求書のコピーは超整理法ストッカーへ。

#8 [URL] YOKOGAWA 技術未来展

OB の田中くんから、是非学生さんに参加してほしいということだそうで。 いちど研究室に来るそうな。

#9 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(10), APL 87(10))

Coupling of Surface Plasmon Polaritons and Light in Metallic Nanoslits:

SPP coupling 絡みの hole array の異常透過を slit 列の場合について計算・実験した話。 入力・出力波を結びつける matrix のうち、 ある次数の回折波成分だけを取り出し、 その固有状態として DSPP というのを定義している。 こいつの共鳴波長の shift によって、 coupling の問題が議論できるのだ、っつーことらしい。難しそうだけど。

Open-circuit voltage quantum efficiency technique for defect spectroscopy in semiconductors:

欠陥密度測定 (というか recombination 速度かな?) の評価法の提案。 Jsc の QE の温度依存性から少数キャリアの life time を測って〜 という方法は以前からあったそうだが、こいつの Voc 版、という位置付けらしい。 lifetime の温度依存性から欠陥の energy level を求めたりとか。

#10 まる喜

輪読も一段落ということで 5 名にて 18:50〜20:50。すげえ食った。
いろいろ興味深い話が聞けたが詳細は秘す。

#11 帰り

吉祥寺まで歩き、電車バス。
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2005年09月22日(木) [n年日記]

#1 大辞林

あらきさんのとこ で見かけ、ふと epwing 版が欲しくなった。 amazon は在庫切れ、 紀伊国屋 BookWeb では扱ってるみたいだけど。ブックセンターに聞いてみるか。 しかし EPWING な国語辞典 って意外と数出てないのだな。新明解とか引けると楽しそうだけど。

こんなの はあるのか。うーんどんなフォーマットなんだろか。

bonaim さんからコメント をいただく。ありがとうございます。 DTONIC 形式 というやつらしい。ふむふむ。

#2 [firefox][linux] Linux版Firefoxにセキュリティ・ホール,任意のシェル・コマンドを実行させられる

ただし,Firefoxで細工が施されたURL(リンク)をクリックしても,仕込まれたシェル・コマンドが実行されることはない。コマンド・ラインあるいは別のアプリケーションから読み込まされた場合のみ,仕込まれたコマンドを実行する。
ふむむ。

#3 行き

車で VP 経由。遅刻してしまった、大変申し訳ない。

#4 [labo] VP

図面をもらい、ベーキングの最終詰め。月末までに返事。

#5 [issp] 編集

最後の一本。やっぱり直してなかったみたいだなあ。

#6 技術情報協会セミナーページ

直った模様。

#7 [dept] 大学院 2006 年度合格発表

された。番号しか載ってないけど。

#8 [dept] 新学期

今日から。実験3は早速ガイダンスがあったらしく、 3 年生のひとたちを 5F で多く見かけた。

#9 接骨院

原付にて往復。モスバーガーは改装するらしい。

#10 [hns] webif.cgi パッチ

sourceforge.jp の cvs から 1.25→1.26 の差分 を貰ってきて対象ファイルの編集をして当てた。 $Id$ のとこしか rej は無かったからまーだいじょうぶだろ。 多久島くんのとこも当てときました。

当たるように適当にいじった パッチファイル を転がしておきます。ただし何があっても一切責任は取れませんので悪しからず。

#11 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(11), APL 87(11))

昨日に比べてやたらヒットした。なんでだ。

Atomic Scale Origin of Crack Resistance in Brittle Fracture:

連続体モデルであるところの Griffith モデルを MD で再計算した話。 β SiC で Tarsoff potential。 実際の実験は Griffith model より大きな crack 耐性を示すのだが、 これは crack 発生時の表面エネルギー解放に基く計算の際に、 弾性・表面エネルギーの歪み依存性を考えていないからだ、という主張。

Real-Space Observation of Nanoscale Inhomogeneities and Fluctuations in a Phase Transition of a Surface Quasi-One-Dimensional System: In/Si(111):

4x1, 8x2 の臨界温度付近での相転移を STM (STS) で見た話。 CDW の不安定性と関連させて議論している。

Probing the Si-Si Dimer Breaking of Si(100)2×1 Surfaces upon Molecule Adsorption by Optical Spectroscopy:

H2, 水、O2, ピリジンなどを吸着させ、2x1 の dimer が壊れるかどうかを SDRS (surface differential reflectance spectroscopy: 吸着前後の UV 領域の反射スペクトルの変化を見るらしい) で見た話。DFT 計算モデルと合わせるので、それほど簡単な話ではない。 H 原子の吸着の際、600K だと dimer が維持され、RT だと壊れるあたりは面白い。

Tunable surface plasmons in coupled metallo-dielectric multiple layers for light-emission efficiency enhancement:

LED の取り出しに SPP を使う際に、SPP の DOS の大きいとこを 発光ピークに合わせるために、 多層構造にしたり表面に roughness 導入したりするとええんちゃうか、という提案。 ちょっと面白い。

Characteristics of a Zn0.7Mg0.3O/ZnO heterostructure field-effect transistor grown on sapphire substrate by molecular-beam epitaxy:

plasma assisted MBE で ZnO-ZnMgO-MgO な HFET 構造を作り、光学特性、 電気特性を測った話。3 eV くらいまではほぼ透過、 RT で Sheet n〜10^12 cm^-2、μ〜140 cm^2/Vs らしい。チャネルは n 型。 V_G での I-V の立ち上がりがあまりシャープではないけど、 これはチャネル層への ohmic contact の問題だろうと言ってる。

Isobar suppression by photodetachment in a gas-filled rf quadrupole ion guide:

複数種類の負イオンが混ざったビームから、特定のものを photodetachment によって 取り去りたいときに、6 Pa 程度の He 雰囲気にイオンビームを導入することによって detachment の確率が増加できる、ということらしい。

Electron emission from carbon nanotube-dispersed MgO layer:

sol-gel で作る MgO 層に CNT を混ぜ込んで、電子励起の SEE を測った話。 韓国のグループ。いろいろやってるなあ。 primary electron を止めたあとも電子放出は続いて (self-sustain) いて、 これは材料内部での avalanche の効果じゃないか、ということらしい。 ふーん。
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2005年09月23日(金) [n年日記]

#1 帰り

車。まあ楽ではあるのお。

#2 銀座〜青山

四谷から丸の内線。まずは apple store へ iPod nano を見に行く。すげえ欲しくなった。やばい。 あと、やっぱりうちの iMac も tiger にしてあげようと思った。

ちょっと遅めの昼ご飯を てんぷら 近藤 で。池波ファンとしては長いこと行ってみたかったお店 ( このへん とか参照)。 エビが身はプリプリなのに尻尾がカリカリだったり、 アスパラ・レンコンが絶妙にシャキシャキだったり、 カボチャ *1 が揚げものとは思えない厚切りネットリホクホクだったり、 小茄子・小タマネギやら種ごと食べられる特殊な種類のピーマンやら、 キスやらハゼやらアナゴやら。 最後にかき揚げの天茶をいただいた後、しばしうっとりした。 気軽に行ける値段ではないけれど、高いともゼンゼン思わなかった。 また行けるといいなあ。

その後青山へ墓参。今回の彼岸では自分が一番乗りだったらしい。
*1: コースには入っていなくて別注。 さつま芋のてんぷらが名物とのことだったので、 最初はそちらを聞いてみたのだけど、 今年はまだ暑くて甘い芋が入手できていないとのことで代わりに。 でもカボチャをてんぷらにできるのはこのシーズンだけなので、 ということだったから得したかも。 さつま芋は秋〜春先まで食べられるとのこと。

#3 学校へ

原付が置いてあったので。渋谷経由、吉祥寺からはバスで。

#4 [paper] 今日拾った論文 (JAP 98(5))

Aluminum nitride emission from a laser-induced plasma in a dispersed aerosol:

気相中の AlN 分子の発光分光。窒素中で燃やすとか、いろいろアプリケーションは考えられているそうな。へー。大気圧に近い窒素雰囲気で Al 微粒子を YAG レーザー (300mJ/pulse, 10Hz) の衝撃波によって吹き飛ばし、プラズマ中で窒化してるような感じか。 かなり高い J state からの遷移 (>50) も見えているとのことで。

Modeling of microwave discharges of H2 admixed with CH4 for diamond deposition:

PIC/MC チックだけど、キャパの関係で radial と axial な成分を分けて 計算してるらしい。 600W 2500Pa とか 2kW 12000 Pa とか、両極性拡散の支配する領域。 high-power 向けと謳っているが詳細はよーわからん。 わけてるとこがそうなのか?ほんとか?

Defect dynamics in annealed ZnO by positron annihilation spectroscopy:

ついこないだ見た この話 とやたら似ていると思ったが、一応別グループらしい。 向こうはイオン照射で欠陥を入れてるけど、 こっちは as depo な膜の欠陥のアニールアウト過程。 温度は似たようなもの。

Error analyses on some typically approximate solutions of residual stress within a thin film on a substrate:

応力求める Stoney の式の補正に関する review。 これも 既視感 があったりなかったり。 諸々の仮定の下 (膜中の応力が一定だとか弾性定数が一定だとか) での Stoney との discrepancy の比較。 まあ膜厚比が 0.01 くらいならほとんど問題にならないものばかりだが。

Magnetic and transport properties of (Mn, Co)-codoped ZnO films prepared by radio-frequency magnetron cosputtering:

基板はサファイア。ターゲットの段階で混ぜてる。XRD では組成によって微妙にピークシフト、XPS ではだいたい Mn も Co も 2+ (ただし高 BE 側にサテライト…ってこれはなんじゃろ。ref 23-25 らしいが)。あと SQUID で M-H、MR。

Synthesis and characterization of metal-dielectric composites with copper nanoparticles embedded in a glass matrix: A multitechnique approach:

アルミノシリケートガラスに Cu2O を混ぜ、還元雰囲気 1500℃で加熱、 そいつをいったん冷やしてからさらに 650℃ で 5〜60 分アニール。 長いほど particle は大きくなるとのこと。ラマン、HRTEM、XRD。

Surface morphological evolution of epitaxial CrN(001) layers:

pure N2 中での UHV magnetron sputter にて、斜め入射で MgO 上に付けた CrN 膜 (57 & 230 nm, Ts=600〜800℃) の AFM/XTEM 観察。 600℃ だと shadowing が強く効き、通常のエピ関係にはならない protrusion が育つ、 800℃ での粗さはほぼkinetic roughnening で決まるような、 非常に smooth な膜になる、と。

Structural variation of cubic and hexagonal MgxZn1-xO layers grown on MgO(111)/c-sapphire:

サファイア (0001) 上に 550℃ で plasma assisted MBE。これもなんか既視感が。 RHEED, EPMA, TEM, XRD。Mg 組成が Mg:Zn〜2:8 以下だと hex、 以上だと cubic、っつーことらしいが。

#5 [book] 『インターフェイスの街角』

目次を眺め、連載開始からの UM が本棚に全部あることに気づく(笑) しかしまあ「よりぬき」なのでこれはこれで。
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2005年09月24日() [n年日記]

#1 [iMac] OSX tiger & iLife

つーことで accademic discount にて注文。 発注は身分証明コピーの fax は送らんと確定しないのか? どうも (2 通きた) メール文面では良くわからん。

#2 帰り

原付。にわか雨にあうが合羽を積んであったので無事だった。

#3 熱発

どうも帰宅前から腰痛・関節痛が嫌な感じに出ていたのと、 胃に差し込みっぽいのがあったので、覚悟をしつつ入浴、 布団に潜り込んだら 10 分程度で激しい胴震い、 一気に体温が上昇した模様。 逆らってもしょうがないので、水分・栄養分を補給しつつひたすら寝る。 21:50 現在 36.1 ℃、どうやらほぼ復活の模様。 咳・咽頭痛・鼻水などは一切なし。風邪なのかなあ。
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2005年09月25日() [n年日記]

#1 もう一回休み

いろいろ作業は溜っているので出ようかと思ったのだが、 やっぱり体力が落ちているので断念、ひたすら寝た。 不義理をした各方面にはメール。
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2005年09月26日(月) [n年日記]

#1 行き

原付。やはり本調子とはいかないが。

#2 今日の TODO

ううむ。

#3 [dept] 実験第一担当簿・名札

done, ~/data/05exp1 以下。教員の名札も必要かも。

#4 [labo] 飯村くん予稿

見せてもらった。今回は 1 ページらしい。

#5 [vsj] アシストマイクロへ連絡

sent。+vsj-ed/301。

#6 [issp] referee sheet

書き。後藤先生のコメントに従い事務局へ。

#7 [book] 試読

フジ・テクノシステムの『多孔質吸着剤ハンドブック』。 送らせたあげく申し訳ないが、返本。 良本だけど、専門がちょっと離れてるので 47,000 円は出しにくい…

#8 [labo] 卒研生ミーティング

14:30〜16:30。中間発表は 10/22、10/14 までには発表内容 fix とのこと。 今年は早い分時間がないなあ。

#9 歯医者

欠けていた詰め物の fix。もう一箇所欠けてるとこがあるので次回 fix。

#10 接骨院

往復。運動再開して良し、との許可。まあやっぱり水泳くらいから?

#11 [book] ローマ人の物語 文庫版 17-20

接骨院で最後の 20 を読了。 ほぼ三年ぶり か。もうそろそろ 21-24 も出るな。

#12 [OSX] tiger & iLife

到着。

#13 [book] 新さん

生郎が登場するらしいと某所で聞き、1,500 円の埋め合わせに買ってみた。 確かに登場する。というかこの主人公の生活圏、どうみても吉祥寺だ。 研究室のソファーベッド上の本棚に放り込んでおいたので適当にどうぞ > 来れるひと

#14 [wloj] ブックレビュー

4h くらいで 2000 字強。直接 cvs の html を編集できるのは webmasters の特権か (^_^;
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2005年09月27日(火) [n年日記]

#1 帰り

原付。横綱屋でメシ食って風呂入ってバタンQ。

#2 行き

原付。早くも手袋。

#3 [dept] 物情実験第一

ガイダンス。挨拶だけして光電効果実験装置のチェックとデータとり。 非常に素直に特性が取れて感動する。 しかしこれ、外から見えるのはダミーで、 実はデジタル回路が電圧電流を出力しててもわからないかも… とか不埒なことを考える。

測定結果をまとめたワークシートは ~/data/05exp1/PCAtest.xls。

#4 [dept] proxy

sarge 化のせいか、/var/log/squid が一杯になってログを吐けなくなり、 squid が動作を停止していた。まーさすがに今どき 700M つーのもどうよ、 というところなので増設するか。

とりあえず sarg の period を 90 日に縮めておいた。

#5 [labo] VP 電話

スパッタ装置用のヒータスタージができたとの由。 土曜日に車で取りにいくことに。

#6 [firefox] tab mix plus

mozilla 1.0.7 にしてから「最後に閉じたタブを復元」 すると落ちてしまうようになったため、 このへん 経由で 0.2.4 のリリースを知り、 こちら 経由で取得。しかし tab mix plus は標準の拡張機能の更新に対応していないのが切ない。

そのせいか 0.2.3 の上書きがうまくいかず、「次回の起動で削除されます」 のまま削除されなくなった。0.2.4 も一緒に消しちゃえ、と思ったら 両方削除されなくなった(笑)。 しょうがないので profile フォルダの Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\ほげほげ\extensions\ にある Extensions.rdf を適当にいじって消した。 そんで再インストール。まあ大丈夫になったみたいだけどなあ。

いや、というかそもそも extension 関係全部壊れていたっぽいな。 いっぺん全部削除して extensions フォルダも消してやりなおした。

いやしかし、0.2.3 が入っている状態で 0.2.4 の上書きはやっぱり効かないみたい。 自宅の Deiban の mozilla で刺さった。むにーん。

#7 [issp] MgO 論文 reject

どうも一発目のときからイヤな予感はしていたのだが、 やはり referee と話が通じなかったらしく、major×major で reject になってしまった *1 。とほほ。 まあちょっと直感的には解りにくいストーリーだからなあ。 週末あたりで見直して TSF か JJAP に投げることにしよう (ってなにげに IF が上がっているが (^_^;)。
*1: proceedings に特有の事情。

#8 帰り

原付。まだ T シャツで乗ってる人もいるなあ。
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2005年09月28日(水) [n年日記]

#1 最近の G'zOne

スケジューラとして使いまくり。 GPS 付きなので、お出かけのときにも死ぬほど便利。 しかしやっぱり通信が遅いと感じるようになった。 そのうち Win にしないと。 あと、何気にポケットライトとしても便利に使えていたり。

#2 技術情報協会セミナー

五反田ゆうぽうとにて。 9:40 in, 他のひとの 90 分の lecture を 3 つ聞き、 自分が喋って 17:30 終了。 その後セミナーの前から連絡を頂いていた松下電器の中嶋さんと 30 分ほど discussion して終了〜 講師代は後日振込。 工芸大の星先生との面識をいただけたのは嬉しいおまけ。

#3 帰り

直帰。小金井南口の娘々でメシ食ってバス。

#4 洗濯

先週末に寝込んだ影響で大量に溜った洗濯物の消化。 2h もかかった (うちはまだ二槽式)。
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2005年09月29日(木) [n年日記]

#1 疲労

起床時グッタリ疲れていた。やはりまだ無理はできん。

#2 行き

原付。すっかり秋っぽい。

#3 [dept] 第三実験

1 グループ目 1 回目。四端子の抵抗測定器の調子がちょっと悪い。 電流ピンの先端が黒ずんでいるが、そのせいか? しばらく使っていたら、もとにもどったけど。

まあ順調に 17:00 頃終了。

#4 接骨院

往復。帰りに武蔵関で夕食。

#5 [paper] 今日拾った論文 (PRL 95(12), APL 87(12))

Influence of Surface Roughness on Adhesion between Elastic Bodies:

柔らかい球が接触する対象が rough なとき、その power spectrum が 付着力−付着エネルギーにどう効くかを考察した話。 実効接触面積に絡めたモデルの実験的検証。 基板は基板温度を替えて粗さを変えた Al 膜からエポキシ樹脂で型を取ったもの、 球はポリジメチルシロキセン (シリコンエラストマー)。

Control and analysis of ion species in inductively coupled nitration plasma using a grid system:

N2 2mTorr+Ar 8mTorr の ICP plasma の中ほどと底に grid を設け、 底では plasma potential 制御用に 35V をかけ、center grid の電圧を 変えて Te と N+/N2+ 比を調べた話。grid によって plasma ポテンシャルの違う領域が 2 つでき、 それぞれでの生成 (Te が関与) と拡散 (ポテンシャルが関与) について議論。

Thermal annealing effect on the band gap and dielectric functions of silicon nanocrystals embedded in SiO2 matrix:

SiO2 中への Si インプラとアニールで作った matrix の分光測定から Maxwell-Garnet Effective Medium Approximation ( ref14 ) というのでバンドギャップを評価した話。

Chemical fluctuation-induced nanodomains in Cu(In,Ga)Se2 films:

CIGS (と CIS) の TEM+EDS 観察。あと HAADF という、広角の暗視野像らしい測定も。 Cu/(In+Ga), Ga/(In+Ga) が 10nm 以下程度の domain があるということ。 結晶としては coherent。Cu の rich/poor については p/n 型の fluctuation が、 Ga については CBM のそれが、という議論をしている。ふむ。

Strengthening TiN diffusion barriers for Cu metallization by lightly doping Al:

Al を 0.09 くらい混ぜると拡散バリア性能が良くなったっつー話。 TEM, RBS, grazing incidence XRD。 Cu 付けたあと 550℃ 10min のアニールで、 TiN は欠陥の多い grain 状になってしまい、 バリア性能が悪くなるが、Al 混ぜるとそれが抑制されるとのこと。 shadowing でできる void がうんちゃら〜とも言ってるが。
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2005年09月30日(金) [n年日記]

#1 帰り

原付。はらへった。

#2 [labo] 輪読準備

初回は自分がやるということでレジュメ作り。 興が乗って 3 本 (2 本は letter なので極短いけど)。 やりすぎた。ねむい。

#3 行き

原付。ねむい。

#4 [labo] MgO 製膜

仲田くんに lecture。 10/3〜6 あたりまで色々予定が入ってしまったので今日やってしまうことにした。 12:00 に排気開始。基板ホルダ周辺の部品は作り直してもらった方がよさそうだ。

20:00 ちょい前に終了。

#5 [firefox] Firefox 1.0系 はメモリを解放しない?

  1. about:config とロケーションバー(アドレスバー)に入力する
  2. 表示された設定リストの上でマウスの右クリックをしポップアップメニューを表示する
  3. New -> integer (新規作成 -> 整数値) というメニュー項目を選ぶ
  4. 表示されるダイアログに次の文字列をペーストする: browser.cache.memory.capacity
  5. OK をクリック
  6. 次に表示されるダイアログで、サイズを kb で指定する(60000ぐらいがよい)
  7. Firefoxを再起動する
メモ。特に自宅の note では効きそうな予感。

#6 [debian] 今日の security update

util-linux が含まれているか。

上げた直後に mserv が刺さった。リセットで復帰。うぬ?

#7 [labo] 輪読

13:30〜15:10。 自分でも理解していなかったことを輪読中に発見したり。いかん(笑)

#8 [paper] 今日拾った論文 (RSI 76(9), APL 87(13), PRL 95(13))

やっと消化。 PRL は no hit。しかし明日にはまた 各 letters の 14 が来るし、月末の PRB も来るだろうし…

Modeling of imaging diagnostics for laser plasma interaction experiments with the code PARAX:

プラズマ中にレーザーを通過させたときの far field 干渉パターンを シミュレーションする話。 高密度プラズマの場合みたい。電荷密度との相互作用だけ。 原子励起が〜とか、そういう軟弱な話ではない模様。

Improvement of the thickness distribution of a quartz crystal wafer by numerically controlled plasma chemical vaporization machining:

大気圧プラズマ (He, CF4, O2 mixture) で水晶板の thinning をする話。

Effect of multistep ionizations on the electron temperature in an argon inductively coupled plasma:

ICP (Ar 10, 25 mTorr) の EEDF の power 依存性 (たくさん入れると下がる) を、表題の効果と関連させて議論した話。 Ar metastable の励起の balance eqs. から効果を見積もっている。 あとはこのへんの population が実験的にわかると面白そうだけども。 ちなみに CCP で Te が一筋縄でいかないのは、 power によって plasma potential が変わるから〜ということらしい。 なるほど。

Direct-current substrate bias effects on amorphous silicon sputter-deposited films for thin film transistor fabrication:

a-Si の rf スパッタによる蒸着。0.4Pa、Ar+5%He、25sccm/min、温度は 200℃以下。 これをチャネルにした TFT 特性が、 基板 rf bias (10W, 110V) によってどう変わるかという話。 抵抗はやや増、ゲート電圧が負のとき (off 状態) の電流が低下。

#9 [URL] いわゆる qsv 系 spam

やはり postfix に乗り換えてモゲか。

#10 メール

諸々 3 通。それぞれ時間を食う内容で参る。

#11 だんだん忙しくなってきた

光電効果の実験のテキストがあるから、日曜も来ないとだめかなあ。

#12 帰り

原付。信号運が悪かった。
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以上、10 日分です。
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