なかのにっき

最新版はこちら。 突っ込みは各日付の BBS エントリのほか、 メール (nakano@st.seikei.ac.jp) や フォーム からどうぞ。 なおスパム除けのため、BBS 機能には 緩い認証を入れて います。 検索エンジンから来た方は、エンジンの方のキャッシュを見るか、 下の簡易検索を試してみてください。


hns - 日記自動生成システム - Version 2.19.5

先月 2005年01月 来月
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Namazu for hns による簡易全文検索
詳しくは 詳細指定/ヘルプを参照して下さい
検索式:

2005年01月01日() [n年日記]

#1 あけましておめでとうございます

花火が鳴っている。

近所のお囃子保存会の皆さんの獅子舞が自宅へ。 ポチ袋をお渡しして頭を噛んでもらった。

年賀状返信 6 枚。投函ついでに初詣、地元の貫井神社へ。 参拝客で結構な人手になっていて、賽銭箱に到達(違)するまで 20分ほど。

#2 日記タイトル変更

さすがに 5 年も続けておいて「いつまでつづくかな?」もないと思うし、 同名の日記もいくつか google に引っかかるようになってきたので、 シンプルなやつに変えることにしました。 アンテナで拾ってくださっている方にはお手数をおかけしますが、 宜しくお願いします。 ついでに更新時刻は rss.cgi ないし di.cgi (中身を見ないなら、できれば後者) で拾っていただけると助かります。ページフッタを参照ください。

#3 samidare 更新エラー

今日の 2:55 を最後に
/usr/bin/samidare:563:in `+': time + 1104515992.000000 out of Time range (RangeError)   
        from /usr/bin/samidare:1401:in `join'
        from /usr/bin/samidare:1401:in `concurrent_map'
        from /usr/bin/samidare:1401:in `each'
        from /usr/bin/samidare:1401:in `concurrent_map'
        from /usr/bin/samidare:1749:in `main'
        from /usr/bin/samidare:1698:in `open_status'
        from /usr/bin/samidare:1507:in `open_lock'
        from /usr/bin/samidare:1429:in `open'
        from /usr/bin/samidare:1429:in `open_lock'
        from /usr/bin/samidare:1413:in `times'
        from /usr/bin/samidare:1413:in `open_lock'
        from /usr/bin/samidare:1507:in `open_status'
        from /usr/bin/samidare:1698:in `main'
        from /usr/bin/samidare:1816
で更新できず。t.latest.html を debian:/usr/share/doc/samidare/examples のものに差し替えてみたけどだめ。status.rm で刺さったんだろうか。 とりあえず ruby1.8.deb が更新されてるようなので upgrade してみるか→やったけど症状は変わらず。

うーん、config.yml の特定のエントリがエラーの原因になっているようだ。 一度問題のある status.rm ができるとその後ずっと上記エラーになっちゃうみたい。 現在ぼちぼちとエントリの特定中。

spotted:

config.yml が
- 
  - URI: http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/diary/akane/di.cgi
    LinkURI: http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/diary/akane/
だと上記の症状になります。ちなみに
% w3m -dump_head http://aglaia.c.u-tokyo.ac.jp/~yamamoto/diary/akane/di.cgi
HTTP/1.1 200 OK
Date: Sat, 01 Jan 2005 11:13:33 GMT
Server: Apache/1.3.33 (Unix)  (Vine/Linux) mod_ssl/2.8.22 OpenSSL/0.9.7d
Author: Yamamoto Atsushi
Last-Modified: Thu, 01 Jan 1970 00:00:00 GMT
Connection: close
Content-Type: text/html; charset=EUC-JP
ということらしいので、Last-Modified: のせいでしょうか。

ついでに:

Excite blog 系のやつを config.yml に
-
  - DefaultCharset: utf-8
    URI: http://italog.exblog.jp/
のように書いておくと、
|2005-01-01T20:11:34+09:00 examine ERROR: multiple elements (HTree::Error) http://italog.exblog.jp/
| /usr/lib/ruby/1.8/htree/traverse.rb:258:in `root'
| /usr/lib/ruby/1.8/htree/traverse.rb:229:in `author'
| /usr/bin/samidare:730:in `examine_html'
| /usr/bin/samidare:708:in `examine'
| /usr/bin/samidare:601:in `check'
| /usr/bin/samidare:1751:in `main'
| /usr/bin/samidare:1749:in `map'
| /usr/bin/samidare:1386:in `concurrent_map'
| /usr/bin/samidare:1749:in `main'
| /usr/bin/samidare:1698:in `open_status'
| /usr/bin/samidare:1507:in `open_lock'
| /usr/bin/samidare:1429:in `open'
| /usr/bin/samidare:1429:in `open_lock'
| /usr/bin/samidare:1413:in `times'
| /usr/bin/samidare:1413:in `open_lock'
| /usr/bin/samidare:1507:in `open_status'
| /usr/bin/samidare:1698:in `main'
| /usr/bin/samidare:1816
という warning が出て、TITLE 等の抽出に失敗します。 日付情報はちゃんと取れているようです。 italog.exblog.jp 以外にも *.exblog.jp を 2〜3 試しましたが、 症状は同じでした。これは Excite blog の問題かしらん?

#4 サッカー天皇杯

ベルディ 2-1 ジュビロ。面白かった。 ベルディは来季 break するのか?

#5 [book] オトナ語の謎。

妹が持ってきたので 1h で読んだ。 まあ面白かったけど、自分でゼニ出して買うほどではない。 ちなみに覚えておこうかなーと思って付箋を貼っておいたオトナ語は 「シズル感 *1 」「〜様の携帯電話でしょうか? *2 」「手離れ」。

しかし冗談抜きに、新社会人とか就職活動するひとには意外に役立つかもしれない。
*1: 語源は これ らしい。
*2: ホントに言うのかこれ?

#6 筋肉番付

今年も見た。まああれだ。
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2005年01月02日() [n年日記]

#1 今日の英語リスニング入門

12/24 の。やれやれ。

ornithology 鳥類学
steeple 尖塔
chirrup (チュッチュッと) 囀る
cataract 大滝、瀑布
river horse カバ
couch 横たわる
bulrush 蒲、パピルス
granite 花崗岩、御影石
throne 玉座、聖座
garret 屋根裏部屋
crisp (髪が) 縮れた、くるくる巻いた
pomegranate ザクロ
grate 暖炉、火床
pluck out 取り出す
dart (投げ槍のように) 飛んでいく
haul 強く引く、引っ張り出す、引き揚げる
gutter 樋、どぶ
elate (〜の意気を) 高揚させる、得意がらせる

#2 今日のビジネス英会話

同じく 12/24 の。

resent 〜に憤慨する、憤る
crack down on 〜を厳しく取り締まる
frivolous つまらない、うわついた、軽薄な [fabulous と聞こえて逆にとってしまった…]
sneak in 〜に忍び込む
vet (動物を) 診察する / 綿密に調べる、念入りに検査する

v と b の聞き取りができん。

昨年最終週:

12/27〜30 はいつもの隔日ではなく毎日更新、しかも再放送がないらしい。 録音しそこねたので、この週はパスするしかないか…

#3 [book] 『キリンのまだら』平田森三 ハヤカワ文庫

読了。兵藤申一先生がまとめられた本だというのは (amazon で購入して) 手元に届いてからわかった。 自分の好きな「実験物理」の本質の一部は、 まさにこのあたりのアプローチの仕方にあるのだなあ、 と改めて思ったことであった。

#4 [URL] 伸びるエンジニアについて

wakatono さんのところ 経由で。

条件 1,2 は留保なしに同意。ただし 3 の 「経験を積むと伸びる」というのは鶏卵 *1 な気もする。 心がけとしては、好奇心を持ってどこにでも首を付っこめ、ということかなあ。
*1: 伸びてる人だからこそ、いろいろな所から引っぱられて経験を積める、 ということなのだろうから。

#5 駅伝〜ラグビー

起きたら 3 区。引き続き関東学院−法政、早稲田−同志社。早稲田強い。 あらゆる球技に通じるが、ずらして走りこんだポイントに速いパス、 がすごく高いレベルでできている。

#6 [URL] hGoogle: Google マイニングツール

hGoogle は Google の膨大な検索結果の山の中から金塊を探し出す(かもしれない)、Google マイニングツールです。マイニングと言ってはいますが、特別な処理やアルゴリズムは使用していません。表示された検索結果の内、「非表示」と指定したサイトやドメインを検索結果から除外する、という実に単純な動作です

#7 年賀状

返信 2 枚。

#8 妹帰る

新年会だそうで。 そして家には 16 個の切り餅が残されたわけだが…うーん。

#9 今日の英語リスニング入門2

12/27 の。

swoop さっと舞い降りる、急降下する
ibis トキ
worship (vi, vt) 参拝する、礼拝する
listlessly ものうげに、気だるそうに
glisten (濡れたりして) キラキラ光る、ピカピカ光る
icicle つらら
eave ひさし、軒
crumb (パンなどの) 小片、パンくず
snap パチッと音がする、ポキッと折れる、噛み付く、噛み取る、ひったくる
dreadfully 恐ろしく、ものすごく、とても
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2005年01月03日(月) [n年日記]

#1 正月納め

正月の食い物をできるだけ食って器を片づける作戦。 お節は朝のうちにだいたい食い終わり。 餅は朝の雑煮・昼の汁粉で消費、残りは冷凍。 雑煮の青物にした小松菜の残り (大量) は、晩に 豚ばらとの鍋 にして一気に消化。白菜はがんもどきと明日の朝の煮物。

あとは本のつまみ読みをしつつゴロゴロ。 年末に仕入れたスタバの豆もちょうどなくなった。
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2005年01月04日(火) [n年日記]

#1 [book] 『ドーキンスVS.グールド』キム・ステルレルニー著 狩野秀之訳 ちくま学芸文庫

読了。進化生物学における両者の論点・対立点を解説したもの。 ドーキンスの vehicle 論、グールドの大量絶滅論などの紹介と、 それらに対する他方からの反論が整理してある。

興味深かった点としては、グールドの種爆発に対するドーキンス派側の懐疑点 (分類の問題?)、断続平衡説がそれほどドーキンス派と対立するものではないこと、 進化論の人間社会への安易な援用 *1 に関するグールドの激しい反感、などなど。 原書の問題か訳の問題か自分の背景知識の問題か (おそらくは全部だろうが)、 個体淘汰・群淘汰・種淘汰あたりの議論 (5章) はよく理解できなかった。 特にグールドの種淘汰の見方がどのような対立点を生じせしめているのか。 これは宿題。

最後の最後に、著者は「私の手の内のカードをさらしておこう。」として 自分の見方を整理しているが、本をずっと読んできた自分の見解が これとぴったり合ってしまっていたのには思わず苦笑。 先の問題もそうだが、はっきり言って訳の質がそれほど良くない (ひどくもないけど) のはやや残念。
*1: ちなみに日本だと (影響力が大きことも含め) この最悪の例は 竹内久美子 だろうが。

#2 今日の英語リスニング入門

Happy Prince 最終回。

court 女性に言い寄る、口説く
dump (vt/vi) ゴミを捨てる、投げ降ろす
proclamation 布告
make a note of 〜を書き留める
furnace 溶鉱炉、炉 (発音に注意)
overseer 監督員、職長、親方
foundry 鋳物類、鋳造所、ガラス工場
dustheap ゴミの山 [〜trash heap]

#3 行き

郵便局〜坂下まで歩き、北口行きのバス、電車、吉祥寺から歩き。

#4 [labo] Si 反応性スパッタ

多久島くんが 面白い結果 を出してくれた。電力一定の下だと O2 分圧が上がったときに 電流が増える ( これ とか、 これ もかな?) ので、スパッタ率が酸化によって減少する効果を緩和する。 電流一定モードだとそれがないのでヒステリシスが良く見えるのだろう、 とまあ定性的には説明がつく。 何らかの quantitative な議論に発展させられるといいのだが。 明日あたり、自分でも Berg のモデルをいじり回して考えてみるか。

#5 [paper] 今日拾った論文 [APL 86(1), PRL 93(26), PRB 70(21-24)]

APL は今年から notification mail の書式がちょっと変わって見にくい。 PRL は hit なし。

Ultraviolet emission from argon water-vapor mixtures excited with low-energy electron beams:

250〜1000 hPa の Ar/H2O mixture に 15keV 10uA の電子ビームを突込んで 310 nm あたりの励起光を出させる話。効率 3% ってすごく高いな。 しかも実験の範囲だと低圧の下限に max があったらしい。 Ar の purification として SAES getters の Monotorr と言うのを使っている。 日本代理店 もある。今度聞いてみよう。

Structural transformation and localization during simulated nanoindentation of a noncrystalline metal film:

glass などに stress をかけていったときの塑性変形をどう捉えるか、という話。 確かに結構難しいのかも。二種類の原子を含む (通常の L-J potential) のモデルが amorphous になりやすい傾向を持つ、というのはおもしろいかも。 local な準結晶が重要で、この部分は安定、amorph なところから変形が始まる、 ということらしい。

Acoustic lens design by genetic algorithms:

柱からなる 2D の音響レンズを GA で設計する話。 結果の絵がかなり面白い。

First-principles calculation of hot-electron scattering in metals:

ときどき出てくるけど、hot electron の scattering による lifetime の計算。 考えてるのは背景 electron gas との scattering。このあたり phonon なんかの cross section は全然小さかったりするんだろうか。しらんけど。 一様な electron gas の結果に比べると、 d バンド伝導体では重要になる、という結果。

Relaxation kinetics of nano-ripples on Cu(001) surface:

スパッタで ripple 構造作っといて、431〜466K でその緩和をさせたかたち。 測定は ex situ AFM で。あと再現性確認用に光散乱。 理論的には、Free energy を傾斜の関数として表わせれば、 その (傾斜に対する?) 変化率から chemical potential がわかり、 あとは mobility がわかれば flux が出て、形状の時間変化が導ける、 ということのようだ。それらをどう定義するかは結構難しそうだけど。 離散モデルも出ているから、いじってみると面白いかも。

#6 [labo] Si 切断

ノーミスで 10 枚。しかしサイズを間違えた気がする…
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2005年01月05日(水) [n年日記]

#1 帰り

原付。強風。すげえ寒い。

#2 今日のビジネス英会話

新春第一回。
hustle and bustle 喧騒、雑踏
sortout 〜を整理する、〜を片づける
spur 拍車をかける、刺激する
outgrowth 派生物、副産物
spring to life 急に活気づく
fad 一時的流行、酔狂、気まぐれ
shurg off 〜を無視する、〜を振り捨てる
fringe 周縁の、非主流の
buy 信じる、賛成する、意見を受け入れる
bankruptcy 破産、倒産
ample (a) 余るほど十分な、豊富な
hectic 消耗性の / あわただしい、忙しい
serenity 沈着、従容、うららかさ、のどけさ

#3 体重

年末年始、なんだかんだで 2kg ほど増えた。やばい。

#4 行き

自転車 av. 18.7 km/h。あいかわらず風が強い。

#5 [labo] Si 切断

年末に切ったやつ は寸法を間違えていた…25.5x10.5 で 10枚。村山くんごめんなさい。

#6 粲々会

会場予約。 桃里 の 50F 宴会場を 1/22 17:00 から 20 名ということで押さえた。 担当クリハラさん。とりあえず一人コミコミ 1 万、会場代 1.5 万。 古希お祝いの残金を充当してしまう所存。

#7 [issp] abstract submission

代理登録。これで 88 件になった。

#8 [labo] Si スパッタ

const power 時の電圧ピークを与える O2 flow のデータをまとめたものを多久島くんに見せてもらう。 全圧↑(Sp↓)で反比例みたいな感じにmax↓、power↑でほぼリニアにmax↑。 さて Berg モデルとの対応は、というところか。

#9 [paper] AIP subscription

どうも進行状況が見えないこともあり、 まあそれほど高いものでもないので、 去年と同じかたちで order した。

#10 [linux] Gambas - Gambas Almost Means Basic

Gambas is a free development environment based on a Basic interpreter with object extensions, like Visual Basic (but it is NOT a clone !).

#11 [labo] reactive sputtering model

というわけでまずは Google scholar で探して *1 件の論文 に到達。

ということでやってみた。 成果 。まあだいたい論文の結果は再現できた。 結構各種条件に sensitive っぽい。 hysterisis の肝は、p_N に対して一度上がって下がる q_c の特性と言えるだろう。 θ1とθ2の積が表われるので、ここで二次関数的な挙動をするのだね。 パラメータをいじっていろいろやってみるのはまた今度。 script は ~nakano/text/notes/berg.m に転がしてあるので、 多久島くんも遊んでみてください。
gset term png
gset output "hoge.png"
とかすれば png ファイルを吐きます。

まあ当然というか、電流一定のモデルだった。 あと Si では metal mode の領域でも分圧がじりじり上がっているけど、 この辺は sticking coeff. の問題でしょう、多分。
*1: うちの DB にも入ってるはずだけど、こっち経由で印刷した方が圧倒的に速い。 世の中変わってきたなあ。

#12 金曜日

てんこうさん から ping がかかって飲み会に。
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2005年01月06日(木) [n年日記]

#1 帰り

自転車 av. 19.2 km/h。 三鷹北口のモスバーガーでハバネロフォカッチャを食った。からい。 さらに食い終わったあとのコーヒー (ホット) がつらい。

#2 今日の英語リスニング入門

1/4 の。
A be home to B. A には B がある。
daredevil 命知らずの、向こう見ずの
aviator 飛行士、パイロット
archipelago 列島、群島
apparently どうやら〜らしい / あきらかに [この両義はめんどい]
sight (vt) 認める、見つける
itinerary 旅程

#3 行き

雨が降ってきて原付。寒い。鼻が痛い。

#4 [labo] Berg's model

気づいたことをメモしていく予定。

#5 [labo] In/Si XPS データ処理

年末から持ち越しの問題。exp 幅を広めにとらないと (特に Si)、 shirley かけたときに 片方の裾が negative な値に drop したりすることがあるようだ。 Shirley の background subtraction の考え方は、 これ にある通り、測定されたスペクトル I(E) から
Shireley 条件
ただし
境界条件
を満たすような真のスペクトル I_0(E) を見つけることにある。 ここで E_L は Binding Energy の小さい側 (Kinetic Energy の大きい側) の境界で、 E_U は反対側の境界。 要するにある KE でのシグナルに比例して、それより低 KE の側に constant な tail が発生するよ、というのが idea の肝。 ちなみに境界条件から考えて、fitting の対象領域は 十分広く取る必要があることは当然。

しかしこれ PHI-MATLAB がどういう実装で解いているのかソースまでは追ってないが、 妙な local minimum に落ち込んでしまう可能性があるのだろうか。 そういえば shirley の前には submin しとけ、と教わった記憶もあるが、 その辺が関係していたりする?

というわけでもうちょい expand の領域を広く取ったら、というのが結論。 しかしそうすると表面が In, Si それぞれで埋め尽くされている (はずの) 領域での 各 element のピークの面積が感度係数込みだと同じにならないねえ、 という話になった (Si の方が 2 倍くらい大きい)。 ちなみに PHI の handbook にある感度係数表には analyzer の分は折込み済み のはず。In 4p5/2 の KE と Si 2p の KE ってちょうど 2 倍くらい違うから、 それ考えるとちょうどキャンセルする大きさではあるのだが。むーん。

#6 粲々会

メールアドレスを知らされていない人向け案内ハガキ送信の準備。 はがきスタジオのこのあたりの操作性は非常に良くなった。 しかし二本建てがめんどくさいことには変わりない。 メールにしてほしいのう。

#7 帰り

原付。顔面が痛い。なにか考えないとアカン。

#8 [JM] elf.5

一応コメントした。しかし良くわからん… このあたり をちゃんと読むといいのだろうけれど。
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2005年01月07日(金) [n年日記]

#1 今日のビジネス英会話

creamery 乳製品製造 (加工) 所
throw someone in a loop (人を) 圧倒する、うならせる、驚かす [bowl someone over もほぼ同義]
hot seller 飛ぶように売れるもの
give something star treatment 〜を花形扱いする
wine and dine ワインを飲みながら食事する、大いにもてなす
rush through 〜を大急ぎで行う
champion (vt) 支持する

#2 行き

自転車 av. 18.5 km/h。

#3 われた

これはまたおもしろい。

#4 [linux] Samba Authenticated Gateway HOWTO

This document intends to show how to build a Firewall/Gateway with rules set on user basis having the users authenticated by a Samba Primary Domain Controller

#5 [dept] 事務再開

大量の郵便物。

#6 [labo] Berg モデル解説

ちょっと手を入れた。本質的には全然変わっていないが。

#7 粲々会

というわけで年末に頼んどいた BJ-300 のインクがきたので印刷。 メールも発射。

…投函忘れた…

#8 新宿飲み

てんこうさんとプチ新年会。一次会は串焼き、二次会は滝沢でマターリ。 残念ながら明日午前から会合なので早めに切り上げ。

#9 帰り

吉祥寺までバス、新宿往復、国分寺から歩き。

#10 MRS membership renewal

しまった忘れてた。
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2005年01月08日() [n年日記]

#1 今日の英語リスニング入門

水曜の。
plateau 台地
coral reefs 珊瑚礁
bar 縞
sport (vi,口語) 見せびらかす、これみよがしに着る、浪費する
polka dots 水玉模様

#2 七草粥

朝に昨日の残りを暖めて食べたら糊状になっていて口のなかのあちこちを火傷した。 味の濃い食べもの (部会での昼のお弁当はしょうが焼きだった…) とか 熱い飲み物とかが染みてたまらん。

#3 編集部会

ぶんバス〜中央線〜丸の内線〜日比谷線、で神谷町から歩き。

10:00〜14:30 まで。予定よりだいぶ早く終わった。
佐藤くん論文の図差し替えをこっそりとお願いした(^_^;

終了後、過去の archive の PDF 化について野中先生・福谷先生とちょっと相談。 PDF 化作業を請け負ってくれる業者をいくつかあたってみることに。 40 巻×5〜600 page で 2〜3 万ページというところか。

日比谷線〜丸の内線〜銀座線〜井の頭線、で吉祥寺から歩いて学校へ。

PDF 化業者:

とりあえず google で「PDF 化」を検索すると「スポンサー」のトップにくる ここここ (1/9+) に query を送ってみた。 最終的に発注するときには ここ とか、もう何社かあたってみての比較検討が必要。

「電子化 業者」 の方が良くヒットする感じかな。

#4 [book] 『数学は科学の女王にして奴隷』E. T. ベル ハヤカワ文庫

鵜飼さんのところ 経由で購入、12 月に入ったあたりからちびちび読んで、 今日の行き帰りの電車で読了。 とても良かった。 上巻の類・体・環などの話から群論のあたりまでは 馴染みがないのでややペースが遅かった (面白かったけど) が、 下巻 に入ったあたりからの「奴隷」としての数学 (解析学、微分積分、確率論、フーリエ解析 etc) はさくっと読めた。

自分あたりが使う数学は、 この本の書かれた 1940 年代まででまるっきりカバーされている感じ。 しかしその後 50 年以上の積上げが現代数学には (もちろんそれらを用いる現代理論物理学にも) あるわけで。気が遠くなるな。

さすがに 1940 年代の本だな、という部分もある。 アインシュタインは当然存命中だし、 量子力学もこのあたりで完成・普及、 物理屋がそれまでの連続数学一辺倒ではなく、 離散数学を意識しだしている、というような記述も興味深い。 最終章、ゲーデルの話がものすごいホットトピックだったこともおもしろい。

#5 MRS membership renewal

done. 詳細は秘密日記に。

#6 [paper] referee request

IOP から。ちょっと畏れ多い先生に振ってしまった。

#7 [paper] 今日拾った論文 [APL 86(2)]

拾っただけ。明日読も。弱。
(1/9 コメントを補完)

Ion energy uniformity in high-frequency capacitive discharges:

周波数を変化することによって ion flux の uniformity が悪化した、というのが前報、ここでは ion energy の計測結果。こっちは uniform だったそうだが。 周波数が高い (〜80MHz) と ion energy を抑えて ion flux が稼げる、 ということらしい。混合周波数って etching では既にメジャーなんだろうかね。

Effect of Cu deficiency on the defect levels of Cu0.86In1.09Se2.05 determined by spectroscopic ellipsometry:

分光エリプソで誘電関数のエネルギー依存性を求め、 それの二階微分に critical-point parabolic モデル (ref12) というのを適用して defect level がわかったよ、というお話。

Atomistic processes during nanoindentation of amorphous silicon carbide:

crystal と amorphous における力の分散具合、塑性変形の具合を MD で解析した話。 1nm-0.5uN くらいの load-displacement なので、 これはもう nano-indentation つっても AFM の領域。 結構 force が大きい気がするけど、こんなもんなのかなあ。

Dynamic evolution of surface plasmon resonances in metallic nanoslit arrays:

grating みたいな構造の SP の伝播を FDTD で解析した話。 grating size と波長との関係で 3 つのモードがあるよ、 というのはまあわかりやすい図式ではある。

#8 帰り

自転車 av. 17.1 km/h。
粲々会の案内の往復葉書を投函。
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2005年01月09日() [n年日記]

#1 今日のビジネス英会話

snap up 〜を引ったくる、〜をわれがちに買う
adore (〜が) 大好きである、(〜を) 崇める
lead off 〜の口火を切る
bring down 〜を下げる
cookout 野外料理 (のパーティー)
throw (パーティーなどを) 開く、催す
twist someone's arm (人に) 圧力をかける [cf. arm-twisting]
bash 賑やかなパーティー、どんちゃん騒ぎ

#2 DDS-4 のテープ

ドライブごと買い換えという選択肢も睨みつつ、 そろそろテープのセットも換えないと、ということで amazon で物色。 というわでここでも価格の暴落を見ることになったのだった。

#3 灯油

正月でポリ 3 つが空になっていたところ、今日充填。 15:00 まわって、そろそろ今日は来ないのかと思っていたら来てくれた。

#4 大学ラグビー決勝

関東学院もレベル高いが早稲田がやはり一枚上手だった。

#5 行き

自転車 av. 17.3 km/h。さむい。

#6 [labo] 発注メール

フルウチに Si ターゲット (50φ) 2 枚。

#7 [labo] AFM 照明

鏡筒内のランプの制御が効かない件について。 ということで、メーカーに相談するしかなさそうだ。 とりあえずレーザーの焦点合わせはなんとかできるのだけど、 消えてしまうとまずいなあ。修論・卒研のあたりまでは持ってほしいが。

#8 [debian] Katteni Planet Debian-JP

補足 していただいた模様。一応 rss もあります。こっちに全文は入らないのですが。

勉強会 も楽しそうですねえ。昨日は時間が読めなかったのでアレだったのですが、 来月のは dh tools の解説もあるみたいだし、行けそうだったら登録させてもらいます (しかしセミナーの準備で死んでいる可能性も高い…)。

#9 [labo] 応物

多久島くんの予稿を見せてもらう。だいたい完成。今回は 1.4 で。 佐藤くんは逃げた(笑)

#10 [labo] 論文読み

昨日拾ったやつ にざっと目を通す。

ふむ、追記しても rss.cgi 出力の dc:date は変化しないらしい。 これどうやって付けてるんだろうか→ 参考

#11 [labo] 新スパッタ装置ステージ

温調用のものに交換。昇降をばらさなくて良いので 1h ほど。 しかし加熱ラインのケーブルの絶縁がやばい。 これ直すの結構かかりそうだなぁ。

排気テスト、配線して加熱テスト…と思ったらトライアックの制御が効かない… ぐはぁ、ヒーターが断線しとる。がっくり。
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2005年01月10日(月) [n年日記]

#1 帰り

自転車 av. 18.3 km/h。失意とともに帰る。

#2 今日の英語リスニング入門

やはり数字の聞き取りは苦手。
rugged 険しい、ごつごつした
majestic 威厳のある、荘厳な
beckon 呼び寄せる、招き寄せる、手招きする
humongous とてつもなく大きい
whopping (口) でっかい、途方もない、べらぼうな

#3 高校サッカー決勝

面白い良い試合だった。市船残念だったが PK 戦はしょうがないよなあ。

#4 [URL] 高度なハイパーテキスト技術の復活を

Alertbox。おもしろい。
この記事の中で、私は最低でも 5 つ、パテントを取れると思われる発明をしているが、それを取ろうとは思わなかった。その理由は、私が告訴ビジネスをしているわけではないからだ。大企業がそのようなことをしたいならば、パテントを取れるだろう。
という博士の態度にも拍手。 このへんのアイデアがパテントですぐに囲われてしまうのはやるせない。
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以上、10 日分です。
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中野武雄 (NAKANO, Takeo) <nakano@st.seikei.ac.jp> Since 1999-10-07
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